このページでは、セブンで買えるカップ麺、「濃くてうまい TANMEN」と「濃くてうまい MISO」を食べてレビューしていきます。



「濃くてうまい TANMEN」と「濃くてうまい MISO」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、セブン&アイグループ限定の「濃くてうまい TANMEN」と「濃くてうまい MISO」。製造は日清食品。2020年6月22日発売の新商品です。「濃くてうまい」と冠のついた、味を練り込んだ麺が特徴のカップ麺となっています。



  • エヴァ風フォントに包まれたパッケージデザイン
今回発売されたセブン&アイ限定の「濃くてうまい」2商品は、「ガーリック練り込み麺」を使用した「TANMEN」と、「ジンジャー練り込み麺」を使用した「MISO」。カップヌードルと同じサイズのカップで、パッケージデザインもかなり気合が入っている感じ。

エヴァ風フォントがぎっしり詰まったデザインで、中にはフザケた文章も入っていて、おそらくカレーメシの中のひとが一枚噛んでそうな気がします。「TANMEN」だと「お前に喰わせるタンメンがここにある」、「MISO」は「食べてミソ」がちょっとツボでした。



内容物、価格、購入額など




左が「TANMEN」で右が「MISO」。チャーシューチップとキャベツ、ニンジンが共通で入っており、TANMENにはキクラゲ、MISOにはコーンが入っています。麺の太さも両者で異なっています。

品名濃くてうまい TANMEN
濃くてうまい MISO
メーカー日清食品(セブン&アイグループ限定)
発売日2020年6月22日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別148円
取得価格税別148円(セブンイレブン)


栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分TANMEN
77g(めん60g)
MISO
77g(めん60g)
エネルギー324kcal337kcal
∟めん・かやく∟302kcal∟302kcal
∟スープ∟22kcal∟35kcal
たんぱく質7.8g8.2g
脂質9.6g11.5g
炭水化物51.7g50.1g
食塩相当量5.4g4.9g
∟めん・かやく∟2.1g∟2.1g
∟スープ∟3.3g∟2.8g
ビタミンB10.29mg0.28mg
ビタミンB20.37mg0.36mg
カルシウム152mg155mg

内容量、麺量は両者同じですが、数値を見ると「MISO」の方がややこってりしていそうです。

  • 原材料


上が「TANMEN」で下が「MISO」。麺にTANMENがガーリック、MISOがジンジャーが練り込まれているのが確認できますが、両者にサイリウム種皮が入っているようです。



「濃くてうまい TANMEN」食べてみた




まずは「濃くてうまい TANMEN」から食べていきます。タンメンですが、「ガーリック練り込み麺」を用い、スープや具にもガーリックが使われているようです。力強いタンメンになっていそうですが、果たしてどんな味なのでしょうか。

スープ




スープは、チキンベースに野菜の旨みを加えた塩味です。鶏や野菜の旨み、丸い甘みも感じられなくはないですが、それよりも、ガーリックとペッパーの刺激が強く、パンチの効いた味に仕上がっています。一般的なタンメンらしさを残しつつも、主張したいのはタンメン味ではなく、ガーリックの強さだと思われます。ガッツリ系タンメン味です






ガーリックが練り込まれた中細の油揚げ麺です。ガーリックが練り込まれていることでスープの味を補強し、より強いガーリックを楽しめます。味付けの効果によってスープの中でよくなじんでおり、油揚げ麺臭を感じることなくスープの味を楽しめました。麺量は60gで、同じカップサイズのカレーヌードルやシーフードヌードルと同じ量で、安い割にはしっかり食べ応えはキープできています。


具として入っているのは、チャーシューチップ、キャベツ、ニンジン、キクラゲで、タンメンらしくキャベツを中心に野菜がたっぷり入っています。安くて麺量も多く、スープも良い味なのに、具まで充実しているのは素晴らしいです。



そして、ガーリックの粒がたくさん入っています。スープや麺に加えて、具でもしっかりガーリックが入っています。後まで残るガーリックではありませんが、パンチは強かったです。



「濃くてうまい MISO」食べてみた




続いては、「カップヌードル MISO」。こちらは「ジンジャー練り込み麺」を使用し、スープや具にもジンジャーを用いた、みその名を借りたジンジャーな一杯のようです。こちらはどんな味なのでしょうか。

スープ




スープは、ポークベースのみそ味スープで、強烈にジンジャーを効かせています。系統的には「カップヌードル味噌」もみそ味+ジンジャーは共通しているのですが、今回の方がジンジャーは遥かに強くなっています。豚の厚みやみその濃さは、「カップヌードル味噌」がだいぶ上回っており、バランスが良いです。

今回、かなりジンジャーが強くて目立っていますが、その中でクセの強めな赤みその風味が感じられ、みその主張もしっかりありました。刺激的なみそ味という印象です。




麺あっ太くて縮れの強い油揚げ麺で、ジンジャーが練り込まれているのが特徴です。上の「TANMEN」とは違う麺が用いられており、太さや形状もまったく異なるこだわりぶりです。確かにジンジャーが強く感じられ、スープの風味を強く補強していました。ジンジャーの力強さの源泉になっています。




具として入っているのは、チャーシューチップ、キャベツ、ニンジン、コーンで、「TANMEN」のキクラゲがみそラーメンらしくコーンに置き換わっています。こちらもしっかり具だくさんで、安価品としてな及第点以上のボリュームがありました。

さらに、ジンジャーの粒が入っていて、少し辛味すら感じさせるレベルでした。生姜が苦手だと少し厳しいかもしれません。系統が似ていると思われたカップヌードル味噌とは完全に別物の味でしょう。ジンジャー特化です。


オススメ度(標準は3です)


  • セブン&アイ限定 「日清 濃くてうまい TANMEN」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
  • セブン&アイ限定 「日清 濃くてうまい MISO」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

どちらも商品も安価な割に総合的に優れており、コスパ抜群です。そのうえで優劣をつけるとすれば、ガーリックとタンメンらしさに折り合いがついていた「TANMEN」を上位でしょうか。ガーリックの力強さの中で、タンメンらしい旨みや甘みが感じられました。それに比べると「MISO」はジンジャーが強烈すぎる印象で、もっとみそラーメン的な豚の旨みが欲しかったですかね。こちらも十分素晴らしいんですけどね。

カップヌードルシリーズのレギュラー商品として完全に根付いた「カップヌードル味噌」。安定感抜群で、ごはんとよく合う一杯です。




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