このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 豚脂MAXやきそば」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 豚脂MAXやきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 豚脂MAXやきそば」。2020年5月18日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの新商品です。これまでにもたくさん発売されてきた「MAX」シリーズの新商品は、「豚脂」というストレートに恐怖心を煽ってくる商品となっています。



豚脂がMAX!なペヤング


パッケージにデカデカと書かれた「豚脂MAX」の文字。尋常じゃない様子がわかります。ウルトラマンのオープニングを思わせる黄色とメタルグレーのデザインが、おそらく油を現しているものと思われます。どれだけ豚脂がたくさん入っているのでしょうか。

2019年10月には、「ペヤング 牛脂MAXやきそば」という商品が発売されていました。まるで今回の商品の兄弟のような感じですが、牛脂の風味がこれでもかと突き詰められた、かなり油たっぷりな一杯でした。

大量油入り注意!!「ペヤング 牛脂MAXやきそば」を実食レビュー!

このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 牛脂MAXやきそば」を食べてレビューしていきます。「ペヤング 牛脂MAXやきそば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 牛脂MAXやきそば」。2019年10月28日発売の、「ペヤング」シリーズの新商品です。ペヤングの中でもなにかひとつのものを徹底的にたくさん入れた「ペヤングMAX」シリーズの商品で、今回は「牛脂」に着目していま...



豚脂がMAX!なペヤング




今回のパッケージにも、「牛脂MAX」の時と同じように「胸やけにご注意ください。」との脅し文句が書かれています。牛脂MAXの時は、何を大げさなと思いながら食べたものの、老いた私の胃には確かに堪えるものがありました。今回も侮れません。

ただ、今回の「豚脂」の類似品と言えそうな、「ペヤング 背脂MAX やきそば」が2017年に発売されており、その時は、案外普通の油そばの味でした。「背脂」から「豚脂」に変化して、傾向は変化してくるのでしょうか。

まるか食品 「ペヤング 背脂MAX やきそば」

今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 背脂MAX やきそば」。出ました背脂MAX!ニンニクMAX、わかめMAX、パクチーMAXに続いて、ペヤングやきそばの4つめのMAXということになります。インパクトでいえば今回が最大なんじゃないですかね。そしてパッケージのデザイン。いつものカラー刷りではなくて、黒、白、シルバーの三色構成。最初見た時は牛の柄に見えてしまい、なぜ背脂(豚)なのに牛なのか不思議でした。牛の背脂なんて...


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「やきそばソース」、「かやく」の計2袋。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。メンマ、ナルト、ねぎが入っていますが、「牛脂MAX」の時と種類や量が同じに見えました。

品名ペヤング 豚脂MAXやきそば
メーカーまるか食品
発売日2020年5月18日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(やきそばソース・かやく)
定価税別205円
取得価格税別200円(セブンイレブン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分豚脂MAX
129g(めん90g)
牛脂MAX
129g(めん90g)
背脂MAX
130g(めん90g)
エネルギー748kcal726kcal696kcal
たんぱく質8.8g8.6g9.9g
脂質55.5g50.8g44.7g
炭水化物53.2g58.5g63.4g
食塩相当量2.5g2.5g1.3g(ナトリウム値)

今回の「豚脂MAX」の栄養成分を以前の「牛脂MAX」や「背脂MAX」と比較すると、カロリー、脂質が今回いちばん高い数値になっていて、最もパワフルな一杯になっているようです。「牛脂MAX」でもヘビーだったので、今回どれだけすごいことになっているのでしょうか。

  • 原材料


「添付調味料」の最初に「動物油脂」と書かれています。おそらく豚脂でしょう。「牛脂MAX」の時も「動物油脂」が先頭にきていました。これはもう先頭というより戦闘ですね。


ソース


ソースは「醤油ベースのソースに豚脂をたっぷりと使用した、こってり好きにはたまらない」味とのこと。

豚脂のたっぷり入ったしょうゆ味のソースです。



豚脂まみれのしょうゆ味ソース


  • 抑えたしょうゆ味の「油そば」のたれ
豚の旨みが感じられるしょうゆ味のソースです。商品名は「やきそば」ですが、しょうゆ味と背脂で味は完全に油そばの世界で、ソースというよりたれです。以前の「背脂MAX」の時は背脂の強さに加えてしょうゆの味や香りもしっかりしていて、完全に油そばの味でしたが、今回は当時に比べるとしょうゆ味は抑えられており、より豚脂のみをクローズアップしたソースだと感じました。

  • 大量の豚脂入り
「背脂MAX」の時に比べ、豚脂の量が明らかに増えています。ソースの3分の1くらい油なのではないかという勢い。豚脂独特のまったりした風味も強く感じられ、入っている油が全部豚脂ならもっと風味が強いのではないかという気もしなくもないですが、それでもしょうゆの味を抑え、豚脂を前面に押し出したソースに仕上がっていました。かなりパワフルです。



  • 膝から落ちる豚脂


大量の背脂が入って、味も期待通り。素晴らしい豚脂MAXぶりだとは思ったのですが、食べ終えてみて正直、余裕だったなとも思いました。「牛脂MAX」を食べた時には、食べ慣れない牛脂の強い風味と油のの多さで当たられてしまいましたが、今回は量が多いとはいえ食べ慣れた豚脂なので、楽勝で食べ終えました。

楽勝だったと認識はしていたのですが、食べ終えてしばらくして、膝から落ちる感覚(実際は落ちていません)があり、油でちょっとモヤッとする食後感がありました。気づかぬうちにブローを食らい続け、最終的にアッパーをもらってしまったかもしれません。豚脂MAXを侮ってはいけせません。胃腸が弱っているとおそらく食らってしまいます。



麺は、湯戻し時間3分の、縮れのついた中細の油揚げ麺です。



いつものペヤングの中細油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。ソフトな食感で、いつものペヤングの麺とまったく同じです。油揚げ麺臭が強い麺fr,いつものペヤングだと、別添のスパイスによってうまくこの匂いを消しています。

今回はスパイスにような強い味はついていませんが、大量の豚脂によって、油揚げ麺臭はよくわからなくなっており、結果的には麺がソースの中でよくなじんでいました。なじんでいたというよりは、麺が油まみれで、麺の油漬けみたいな状態になっていました。さすが豚脂MAXですね。




具は、メンマ、ナルト、ねぎが入っています。



油そばっぽい具の組み合わせ


具として入っているのは、メンマ、ナルト、ねぎで、背脂MAXや牛脂MAXと同じ組み合わせとなっています。やはり具も焼そばというより油そばに入っているような組み合わせで、肉は入っていないものの、豚脂の旨みと相まって、油そば感全開でした。特にメンマ、ナルト、ねぎいずれもたくさん入っていて、いつものペヤングのキャベツのボリュームにも負けていませんでした。

他社のカップ焼そばだと、特に味にこだわったものになると、具までコストが回らずにスカスカになることがありますが、ペヤングの場合はどの商品を買っても具がたっぷり入っているのは本当に良いところだと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 豚脂MAXやきそば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
焼そばという名の油そばでしたが、分厚い豚脂が特徴ながら、味は常識の範囲内という印象。ただ、食後に油の多さからくるダメージが残り、かなりヘビーな一杯でした。背脂MAXや牛脂MAXを上回る脂質の量はダテではありません。背脂MAXの常識的な油そばの味から、今回は豚脂をより前面に押し出しているのが印象的です。

カップ麺で油そばといえば「ぶぶか油そば」を思い浮かべる方が多いと思いますが、安価で大盛の「日清デカうま 油そば」がお財布への優しさでは上回ります。油そばというよりごま油そば感があり、具もキャベツのみで寂しいのですが、安くてガッツリ食べられるのは良いところ。パッケージのカラーがちょっとぶぶかっぽいです。




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