
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」を食べてレビューしていきます。
「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」。2020年5月18日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。「赤緑合戦~あなたはどっち!?食べて比べて投票しよう~」で勝利した「赤いきつね」が、「緑のたぬき」を取り込んだ一杯となっています。昨年も赤いきつねが緑のたぬきに勝利しており、連覇しています。昨年も同様の商品が発売されていました。
「赤いきつね」と「緑のたぬき」が合体! 「赤いたぬき天うどん」
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赤いきつねが緑のたぬきの天ぷらを取り込んだ商品だが・・・
今回の商品は、「赤緑合戦~あなたはどっち!?食べて比べて投票しよう~」にて、「赤いきつねうどん」が勝利したことにより、赤いきつねが緑のたぬきを取り込む形で実現した一杯です。いわば、赤いきつねによる緑のたぬきの支配であり、制圧。緑のたぬき陣営にとっては屈辱以外のなにものでもないでしょう。
ただ、昨年バージョンのように、うどんに天ぷらを入れただけだと、それほどオリジナリティはありませんよね。2020年3月には「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」が発売されていました。
天ぷらがデカくて麺も多い!「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」を実食レビュー
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」。2020年3月23日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。赤いきつねうどんと緑のたぬき天そばの間をつく、うどんに天ぷらを組み合わせたカッ...
真っ赤な天ぷら!

2年連続の「赤いきつねうどん」となりますが、前回と違うのは、「もっと赤い」ことで、実際には、小えび天ぷら2紅生姜が入って真っ赤に染まっています。これはオリジナリティ高いですね!赤いきつねによる緑のたぬきへの支配、制圧が、ついには天ぷらにまで及んでしまったという感じです。これは緑のたぬき派の方は、来年は組織票を投じないと敗北を重ねることで尊厳の崩壊に繋がりかねません!
尊厳はともかくとして、今年はどんな味に仕上がっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は、「粉末スープ+スパイス」1袋。かやく類はカップに予め入っています。

先入れの「粉末スープ」を麺の上に開けた状態。昨年は東日本バージョンと西日本バージョンが出ていて、東日本版を食べたのですが、今年は1種のみの発売で、粉末のしょうゆ色が昨年の東日本版に比べて薄いです。昨年の西日本版に準拠していそうです。
きざみ揚げやたまごはは昨年よりだいぶ少なそう。天ぷらだけではなく、かまぼこも真っ赤!赤かぶのお漬物かと思いました。天ぷらはどうにもおどろおどろしいですね。吸い込まれそう。
品名 | マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん |
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メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2020年5月18日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(粉末スープ+スパイス) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別184円(セイコーマート) |
栄養成分表、原材料
1食101g(めん74g)あたり
エネルギー | 479kcal |
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∟めん・かやく | ∟444kcal |
∟スープ | ∟35kcal |
たん白質 | 7.9g |
脂質 | 23.9g |
炭水化物 | 58.1g |
食塩相当量 | 5.4g |
∟めん・かやく | ∟2.3g |
∟スープ | ∟3.1g |
ビタミンB1 | 0.30mg |
ビタミンB2 | 0.25mg |
カルシウム | 172mg |

栄養成分は昨年と比べて大差ありませんが、かやくが明らかに減ったにもかかわらず、重量が昨年とまったく同じ、麺量も同じとなっています。天ぷらが重いのでしょうか。
つゆ
かつお節や煮干しの味が強い薄口しょうゆのつゆで、別添「スパイス」によって七味唐辛子が合わせられています。

甘い香りが目立つ関西風のつゆ
- かつお節や煮干しの強い薄口しょうゆ味
- 砂糖の甘い香りがお揚げっぽい

昨年食べた東日本版よりしょうゆの風味が弱いこともあり、砂糖の甘い香りが強いです。味はそれほど甘いとは感じませんでしたが、この甘い香りが、ちょっときつねうどんのお揚げの雰囲気を醸し出していました。今回のつゆのいちばんの特徴なのではないかと思います。
- 七味唐辛子

七味唐辛子も入っていますが、それほど存在感はなく、ほのかに香る程度です。辛くなるわけでもありません。どちらかというと、色味で彩りを添える役割が大きいのではないかと思います。赤いきつねもそうですが、ライバルどん兵衛も七味唐辛子が風味や辛味で目立っている状況をあまり見たことない気がします。
麺
湯戻し時間5分の、太くて縮れが強くつけられた油揚げ麺のうどんです。

いつもの赤いきつねの縮れた油揚げ麺のうどん
太くて幅広、そして縮れが強くつけられた油揚げ麺のうどんです。一時期、赤いきつねの麺もライバルどん兵衛と同様にだいぶストレートに近くなったと記憶していますが、また縮れが強くなって、どん兵衛と差別化を図っているように思います。うどんとしての本格感よりも、良い意味でのカップうどんらしさを追求している印象を受けます。どん兵衛とはそれぞれに良さがある麺だと思います。
かつお節や煮干しを効かせているとは言え、ややあっさりめのつゆに対し、麺は太くて存在感が強く、つゆより麺がやや勝ったバランスだと感じられます。ただ、強縮れによってつゆののりが良いため、麺が強くてもつゆの味もきちんと感じられる組合わせでした。
具
真っ赤な紅生姜入り小えび天ぷら、きざみ揚げ、たまご、赤かまぼこ、ねぎの組み合わせです。
紅生姜入り小えび天、きざみ揚げ、たまご、赤かまぼこ、ねぎの組み合わせ
- まるでラフレシアな紅生姜入り小えび天

昨年は緑のたぬきにも入っている小えび天でしたが、今年バージョンは紅生姜入りで真っ赤に染まっています。緑のたぬきの象徴を赤く染められる屈辱、緑のたぬき派の皆様はどう思うのでしょうか。これは緑のたぬき復興のために立ち上がる必要があるのではないでしょうか!
紅生姜の風味がきちんと感じられ、つゆに浸してもしっかり存在感のある天ぷらです。これおいしいです。紅生姜の味が関西風のつゆの中で良いアクセントになっていました。
以前、もっと紅生姜の強い天ぷらの入った「富士そば」のカップ麺も出ていました。これはまんま富士そばの味で、本当おいしかった。
ついに「富士そば」のカップ麺誕生!「ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば」を実食レビュー
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- きざみ揚げとたまごはだいぶ減った

昨年い引き続いてきざみ揚げとたまごが入っていますが、どちらも昨年よりだいぶ減っていました。天ぷらに紅生姜を使った分コストが割かれたのでしょうか。かまぼこも天ぷら同様真っ赤に染まっていました。来年は緑で染め返してやらないと、どんどん格差が広がってしまいそう。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」
紅生姜入り小えび天の入ったうどん「もっと赤いたぬきうどん」を食べてきました。なんと言っても真っ赤に染まった天ぷらの威力が凄まじく、紅生姜の味がしっかり感じられる天ぷらでした。味云々よりも、赤いきつねによる緑のたぬきの制圧感が半端なく、緑のたぬき派の方にとっては来年はなんとしても緑色に染められたお揚げを見ないと気が済まないでしょう!
頑張れ緑のたぬき!