
このページでは、エースコックの「塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし」と、日清食品の「日清焼そばU.F.O.ペロリ 柚子香る鶏しおだれ」を食べてレビューしていきます。
「モッチッチ」と「ペロリ」の塩焼そばを食べ比べ
今回のカップ麺は、エースコックの「塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし」と、日清食品の「日清焼そばU.F.O.ペロリ 柚子香る鶏しおだれ」。「モッチッチ」は2020年4月6日に、「UFOペロリ」は2020年4月13日にそれぞれソース味とともにリニューアル発売されました。価格差こそあるものの、どちらも女性をターゲットとした塩焼そばでキャラが被るため、食べ比べていきたいと思います。 先日は「焼そばモッチッチ」と「UFOペロリ」のソース味を比較しました。どちらもおいしい商品ですが、特に「焼そばモッチッチ」のチルド焼そば感の高さが際立っていました。
【カップ焼そば】「焼そばモッチッチ」と「UFOペロリ」ソース味を食べ比べてみました!
このページでは、エースコックの「焼そばモッチッチ」と、日清食品の「日清焼そばU.F.O.ペロリ かつお節香るだしソース」を食べてレビューしていきます。「モッチッチ」と「ペロリ」どちらも女性をターゲットにしたカップ焼そば今回のカップ麺は、エースコックの「焼そばモッチッチ」と、日清食品の「日清焼そばU.F.O.ペロリ かつお節香るだしソース」。「モッチッチ」は2020年4月6日に、「UFOペロリ」は2020年4...
「真空仕立て麺」VS「タピオカ粉入り麺」
上で書いたソース味の比較でも触れていますが、モッチッチが定価税別193円、ペロリが125円で、価格差があります。普通に食べたならモッチッチの方がクオリティが高いのは明らかで、実際、ソース味でもモッチッチのおいしさが際立っていました。ただ、UFOペロリについても、安価品ながらかなりよくできている商品で、コスパの高さが素晴らしかったです。
どちらの商品も麺にこだわりがあり、それぞれ一般的なカップ焼そばとは異なった食感となっています。

「塩焼そばモッチッチ」の麺は、「真空仕立て麺」。「まるで、手づくりのあの焼そば」と書かれていて、家庭で食べられるチルド焼そばの味と食感が再現されています。ソース焼きそばでは、感動するくらい家で食べるチルド焼そばの味でした。

「UFOペロリ」の麺は、「タピオカ粉練りこみ麺」。タピオカ粉が練り込まれていて弾力があり、モッチッチほどではないもののしっとりチルド麺に近い食感も実現していました。
「国産鰹だし」VS「柚子香る鶏しおだれ」
ソース味の比較では、どちらも魚介を効かせた和風だしが特徴でしたが、今回の塩焼そばでも同様の特徴が見られます。

モッチッチは、ソース味と同じように今回も「国産鰹だし、ふわり香る」の文言。塩味でもかつお押しのようですが、ソース焼そばでは比較的おとなしかったです。

「UFOペロリ」も魚介のだしが使われているようですが、パッケージでは「柚子香る鶏しおだれ焼そば」との記載で、かつおだしを押していたソース味とは違う売り出し方をしています。
内容物、価格、購入額など

左が「焼そばモッチッチ」で右が「UFOペロリ」。モッチッチの別添袋は、「調味たれ」と「ふりかけ」の計2袋、ペロリは「液体だれ」1袋。ペロリのソース味は粉末ソースでしたが、今回は液体に変更になっています。
品名 | 塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし |
---|---|
メーカー | エースコック |
発売日 | 2020年4月6日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 2袋(調味たれ・ふりかけ) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別118円(マックスバリュ) |
品名 | 日清焼そばU.F.O.ペロリ 柚子香る鶏しおだれ |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2020年4月13日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(液体だれ) |
定価 | 税別125円 |
取得価格 | 税別108円(マックスバリュ) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 塩焼きそばモッチッチ 97g(めん85g) | 焼そばUFOペロリ 73g(めん65g) |
---|---|---|
エネルギー | 397kcal | 323kcal |
たんぱく質 | 7.6g | 5.4g |
脂質 | 12.9g | 13.4g |
炭水化物 | 62.5g | 45.2g |
食塩相当量 | 4.8g | 4.1g |
ビタミンB1 | - | 0.24mg |
ビタミンB2 | - | 0.35mg |
カルシウム | 193mg | 104mg |
麺量が20g違います。モッチッチは一般的なカップ焼そばの麺量よりちょっと少ないくらい。ペロリはかなり少なめです。どの数値も麺量に伴ってモッチッチが高い数値ですが、脂質に関してはペロリが上回っています。
- 原材料

日清焼そばU.F.O.ペロリ 柚子香る鶏しおだれ

両者完成写真を比較

左が「塩焼そばモッチッチ」で右が「UFOペロリ」。
具の量の多さやふりかけが入っていることで、価格通り「塩焼そばモッチッチ」がだいぶリッチに見えます。モッチッチは湯戻し時間4分、ぺろりは5分で違っていることには注意が必要です。
ソース
塩焼そばモッチッチ:
「甘味と酸味のバランスを整えた飽きのこない味わい」の、「国産鰹だしと野菜を炒めたような風味がバランスよく合わさった塩だれ」とのこと。
日清焼そばUFOペロリ:
「ゆずの香りが爽やかな鶏しおだれ」で、「香ばしいネギ油でアクセントを加え」たとのこと。
「甘味と酸味のバランスを整えた飽きのこない味わい」の、「国産鰹だしと野菜を炒めたような風味がバランスよく合わさった塩だれ」とのこと。
日清焼そばUFOペロリ:
「ゆずの香りが爽やかな鶏しおだれ」で、「香ばしいネギ油でアクセントを加え」たとのこと。
どちらのソースもあっさり塩味で、魚介が香るのが特徴。モッチッチは魚介と塩のあっさり味なのに対し、UFOペロリは鶏油や柚子が香っていて、モッチッチに比べるとパンチがあります。
どちらもかつおだしが主体の塩味ソース
- 「焼そばモッチッチ」かなりあっさりな魚介風味の塩味

「塩焼そばモッチッチ」の完成写真。ふりかけがかかっているのがUFOペロリとの大きな違いですが、他に麺の量や細さ、具の量にも違いが見られます。
「塩焼そばモッチッチ」は、かなり穏やかなしお味。塩気はあまり感じない中で、かつお節など魚介が香っています。ただ、魚介もそれほどガンガンくる味ではなく、全体的に穏やかに仕上げています。モッチッチはソース味も穏やかでしたが、塩味はそれに輪をかけてあっさり穏やかしていました。なんなら、ソースよりも麺の味の方が強く感じられるくらいです。
別添の「ふりかけ」にはかつお節の粉末や黒胡椒が入っていますが、これもそんな主張をするわけではありません。もちろん口に入れるとかつお節の味などが感じられるわけですが、どちらかというとふりかけ的に粉末がかかっているという見た目の効果の方が大きいのかなという印象でした。
- 「UFOペロリ」やさしい味だがかつお強め

こちらは「UFOペロリ」完成写真。ふりかけは入っておらず、具は少なめです。
モッチッチと同じく、魚介を効かせた塩味のソースですが、魚介も塩味もモッチッチに比べると強めに感じられ、さらに鶏油の香りや柚子の酸味や香りでエッジが立てられています。他の商品に比べると十分あっさり味なのですが、モッチッチがかなりあっさりしているので、一緒に食べるとちょっと濃い味だと感じました。普段からジャンキーな味に舌が慣れていると、UFOペロリの方が食べやすい味だと思います。
麺
焼そばモッチッチ:
「まるで家庭で調理した焼そばのような食感が特長の『もちもち真空仕立て麺』」とのこと。
日清焼そばUFOペロリ:
「もっちりとした食感が楽しめる "タピオカ粉入り麺"」とのこと。
「まるで家庭で調理した焼そばのような食感が特長の『もちもち真空仕立て麺』」とのこと。
日清焼そばUFOペロリ:
「もっちりとした食感が楽しめる "タピオカ粉入り麺"」とのこと。
モッチッチの湯戻し時間は4分、ペロリは5分。
それぞれに個性的な麺
- モッチッチはチルド麺食感の「真空仕立て麺」

「塩焼そばモッチッチ」の麺。細くて透明感があります。
中細で縮れのついた油揚げ麺です。ソース味と同じ麺だと思われます。「真空仕立て麺」と名付けられている麺で、気泡が多い傾向の油揚げ麺にもかかわらず、密度の高いのが特徴で、家で食べるチルド焼そばの食感を楽しむことができます。高密度でしっとり感があってちょっとやわらかい麺です。ただ、ソース味では自然に油分が絡まっていたのに対し、今回はちょっと油が少なくてほぐれが悪く感じました。
- タピオカ粉で弾力があるUFOペロリの麺

「UFO焼そばペロリ」の麺。丸みのある麺で、モッチッチよりひとまわり太いです。
こちらもソース味の麺と同じ。一般的な油揚げ麺に比べるとソフトな食感ですが、タピオカ粉が練り込まれていて弾力があり、モッチッチの麺に比べてだいぶ食感が強いです。ソースの味もモッチッチより強いため、こちらもきちんと麺とソースのバランスが取れていました。麺量は65gでだいぶ少ないものの、価格も125円でだいぶ安いので許容範囲だと思います。
具
焼そばモッチッチ:
「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、玉ねぎ、人参を入れ」たとのこと。
日清焼そばUFOペロリ:
「花形かまぼこ、大切りキャベツ」とのこと。
「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、玉ねぎ、人参を入れ」たとのこと。
日清焼そばUFOペロリ:
「花形かまぼこ、大切りキャベツ」とのこと。
どちらもキャベツをメインに、モッチッチは玉ねぎとニンジンが、UFOペロリは花形かまぼこが入っています。
具のボリュームはモッチッチ>UFOペロリ

「焼そばモッチッチ」は、キャベツの他に玉ねぎやニンジンが入っています。肉系の具は入っていないものの、ボリュームは結構あって、特にキャベツの甘みが目立っています。ソースの味があまり強くないため、麺やキャベツの味でソースが奥に隠れてしまう感じが少し気になりました。

こちらは「UFOペロリ」の具。キャベツと花形かまぼこが入っていますが、ソース味に比べてだいぶ量が少ないです。小さな花型かまぼこはたくさん入ってましたが、全体ボリュームはキャベツが減った分物足りなく感じました。でもかなり安価な価格設定を考えると十分かと思います。
オススメ度(標準は3です)
- エースコック 「塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし」
- 日清食品 「日清焼そばU.F.O.ペロリ 柚子香る鶏しおだれ」
「焼そばモッチッチ」と「焼そばUFOペロリ」の塩焼そばを比較してきました。どちらもソース焼そばに比べるとデキは今一歩。特に、「焼そばモッチッチ」はもうちょっとソースの味が強く、そして麺が滑らかになるように油が入っていたら良かったっと感じました。UFOペロリは味を強めに、そして鶏油や柚子を効かせることでモッチッチとの差別化ができていました。ソース焼そばでは価格差を考慮しても「焼そばモッチッチ」がおすすめでしたが、今回は僅差でUFOペロリの方がコスパに優れていると思います。
いろいろ考えずにカップ焼そばはこれ一択!という方も多いのでは。私も一択とはいいませんが、0.4択くらいペヤングです。
まるか食品 ペヤングソースやきそば 120g×3個
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