このページでは、東洋水産のカップそば、「マルちゃん 汁なしカレーそば」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 汁なしカレーそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 汁なしカレーそば」。2020年3月2日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの商品です。「マルちゃん 汁なし牛すきうどん」と同時発売された商品で、「汁なし牛すきうどん」の方はすでにレビュー済です。

牛すきうどんが汁なし麺で登場!「マルちゃん 汁なし牛すきうどん」を実食レビュー

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 汁なし牛すきうどん」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 汁なし牛すきうどん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 汁なし牛すきうどん」。2020年3月2日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。レギュラー商品の「あつあつ牛すきうどん」が汁なしうどんとして登場しました。「汁なしカレーそば」との同...



汁なしのカレーそば




今回の一杯は「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの汁なしカレーそば。同時発売の「汁なし牛すきうどん」はレギュラー商品の「あつあつ牛すきうどん」の派生商品でしたが、今回は特に「カレーそば」がない状態でいきなり飛び越えての汁なし商品です。発売集からどこに行ってもたいがい店頭に並んでいた「汁なし牛すきうどん」に対し、「汁なしカレーそば」はあまり売られておらず、うちの近所ではなぜかドラッグストアに並んでいるのを多く見かけました。


生たまカレーでおいしいらしいが・・・




パッケージには「これぞ、生たまカレー!」「溶きたまごにつけてもおいしい!」と書かれています。このご時世なのでスーパーに行く機会をなるべく減らそうと思ったら、まとめ買いをしづらいたまごはどうしても貴重品になってしまうので、ひとまずカレーそばをそのまま食べてみて、たまごと合いそう!と感じたらたまごを投入しようと思います。ケチ臭くてすいませんw




内容物、価格、購入額など




別添袋は「後入れ粉末スープ」と「かやく」の2袋。カップには予めかまぼこが2枚入っているのですが、すいませんこの写真には写っていません。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。きざみ揚げやねぎが入っていました。

品名マルちゃん 汁なしカレーそば
メーカー東洋水産
発売日2020年3月2日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(後入れ粉末スープ・かやく)
定価税別193円
取得価格税込138円(コープ)

栄養成分表、原材料


1食79g(めん69g)あたり
エネルギー360kcal
たん白質9.9g
脂質15.1g
炭水化物46.0g
食塩相当量2.9g
ビタミンB10.72mg
ビタミンB20.30mg
カルシウム158mg



食塩相当量2.9gはかなり少なめ!カレーなのでスパイスが使われており、塩分を抑えることができるのだと思われますが、それにしても2.9gは塩分が気になる現代人にとってはありがたいです。もちろん味が伴ってこそですが、こうあるべきだと思うんですよね。


スープ


スープは「和風だしを利かせた、カレーの香り高いスープ」とのこと。

ほのかに魚介を効かせたスパイス感の強いカレー味のスープです。



スパイス感と和風だしを両立したカレー味スープ


  • 和風だししっかりでスパイス感が強い
ほのかに魚介や昆布といった和風だしを効かせた、スパイス感強めのカレー味スープです。和風だしが効いており、しょうゆの存在感もそれなりにあるので、カレー味ながら蕎麦つゆらしさが感じられます。それでいて、東洋水産のカレー味としてはスパイス感が強めなのが驚きで、しっかりスパイスの本格感がありました。

食塩相当量からも分かる通り、塩気は強く感じません。スパイス感が強いと、どうしても塩気が増幅されて感じられるものなのですが、今回そこまでしっかり計算されて味作りがされていると感じました。



  • たまごに合いそう!
塩気は強くなく、また辛味もほとんど感じられませんが、スパイス感はかなり太いので、この味ならばたまごにつけて食べてもスープの味が死なずにマッチするかもしれません。たまごつけなくてもおいしいですが、つけてもおいしそう。というわけで、後ほど我が家の至宝である生たまごをつけて食べてみたいと思います。



麺は「なめらかで弾力のある、角刃で切った太めのそば」とのこと。

湯戻し時間4分の、中太程度の油揚げ麺のお蕎麦です。縮れが強めについています。



太めでやや幅広の油揚げ麺のお蕎麦


中太で縮れのついた油揚げ麺のお蕎麦です。いつもの「緑のたぬき天そば」とそれほど違いはなさそうですが、やや幅広という印象を受けます。とろろ芋が入っているためか、ライバル「どん兵衛天ぷらそば」の麺に比べてふわっとした食感です。、麺量は69gしか入っておらず、汁なしカップ麺としてはかなり少なめとなっています。

スープのスパイスが油揚げ麺臭をうまく制御しており、油揚げ麺と感じることなく麺の食感を楽しむことができます。また、蕎麦の香りはしっかり伝わってきて、麺とスープのバランスはしっかり取れていました。本格感よりもどちらかというとカップ麺感が強い食感を良しとするかどうかが鍵になるでしょうかね。




具は「きざみ揚げ、かまぼこ、ねぎ」とのこと。

かやくに入っていたきざみ揚げ、ねぎに、カップに予め入っていたかまぼこの組み合わせです。



きざみ揚げ、ねぎ、かまぼこの組み合わせ


具のボリュームはまずまず。大きなお揚げの入った赤いきつねや大きな天ぷらの緑のたぬきに比べると物足りないですが、物足りないというほどではありません、きざみ揚げには強い味はつけられていません。ねぎは白ねぎと青ねぎが半々程度で、中にはカット大きめの白ねぎが入っていて、甘みが感じられました。


生たまごにつけて食べてみた!




合いそうならば生たまごにつけて食べてみるとの宣言通り、貴重な貴重な生たまごを割ってみました!朝食でも食べたのに昼食でさらにあのたまごを食べることになるとは・・・。ブルジョワとかセレブとか呼ばれてしまっても否定できませんね。1日にたまごを2個食べる男、それがオサーン。すいません引っ張りすぎですね。

特に黄身だけ取り出すわけではなく、白身も一緒に混ぜました。これに麺を投入して食べていきます。



たまごにくぐらせて食べると、当然ながらもともともスープの味は弱くなってしまいますが、それでも今回は、スパイスが強く効いているため、たまごと一緒に食べてもしっかりカレーの味をキープ。たまごの丸みと相まって、おいしい生たまカレーの味になります。これは良いですね。おいしい!



たまごと合わせて食べることが推奨される商品の多くは、たまごをつけないで食べると塩気が強すぎるなど、たまご前提の味になっていることが多い中で、今回はたまごをつけてもつけなくてもきちんとおいしいのが好感持てます。スパイス強めで塩分を抑えている効果と言えるかと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 汁なしカレーそば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
奇をてらった味では決してないのですが、きちんと和風だしを効かせたカレー味のスープで、スパイスが強め。一方で塩気は抑えており、とても食べやすい味付けでした。たまごをつけなければ強いスパイス感が堪能でき、たまごをつければスパイスとたまごのまろやかさが感じられました。たまごがあった方が味の変化を楽しめて良いのではないかと思います。ハイブリッドなとても良くできた一杯でした。おいしかったです。

いつかやってみたいスパイス研究。激辛とかよりも、最近はスパイスの種類とかの方が興味があります。おとなになったというか、老けたのかなw こんな本を読んで研究していみるのも良いかもしれません。




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