このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 麺づくり 旨辛 酸辣湯麺」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 麺づくり 旨辛 酸辣湯麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺づくり 旨辛 酸辣湯麺」。2020年4月6日発売の、「マルちゃん 麺づくり」シリーズの新商品です。「麺づくり」シリーズから「旨辛」をテーマに「鶏白湯」と「酸辣湯麺」が登場。まずは「酸辣湯麺」から食べていきます。



「麺づくり」で酸辣湯麺は初めて(だと思う)


「麺づくり」シリーズといえば以前は東洋水産のノンフライ麺商品の看板シリーズとして君臨し、そのおいしさに社会現象に近い状態にまでなった人気シリーズでした。ただ最近は、東洋水産が激推しする「正麺カップ」シリーズの影に隠れてあまり目立っていないように見えていたので、今回の「鶏白湯」と「酸辣湯麺」の2種同時発売はちょっと驚きでした。

これまでに麺づくりシリーズから酸辣湯麺が発売されたことは(おそらく)なく、どちらかというとかつてのライバル「日清麺職人」が得意とするフレーバーというイメージがあります。過去に何度か出ていました。

日清食品 「日清麺職人 酸辣湯麺」

どうもー、ハンサムです。今回のカップ麺は、日清食品の「日清麺職人 酸辣湯麺」です。麺職人シリーズは美味しくて好きなので楽しみにしてました。コンビニでは見つけられずスーパーで購入できました。あ、今回の記事は写真はオサーン、記事はハンサムとなっております。スープは、「黒酢を使用し、酸味と辛味のバランスの取れたとろみのある酸辣スープ」だそうです。酸辣湯麺って酸っぱ辛いっていうイメージだった...

日清食品 「日清麺職人 黒酢サンラータンメン」

以前も出ていた「日清麺職人」シリーズの「酸辣湯麺」今回のカップ麺は、日清食品の「日清麺職人 黒酢サンラータンメン」。「日清麺職人」シリーズ期間限定の新作です。「日清麺職人 生姜醤油」と同時発売となっています。「日清麺職人」シリーズからは以前にも「日清麺職人 酸辣湯麺」が出ていました。2012年なので、もう5年前です。当時はまだ酸辣湯麺が今ほど一般的になっていない状況で、その中で酸辣湯麺としては辛めのスー...







別添袋は、「液体スープ」、後入れ「粉末スープ」、「かやく」の計3袋。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。たまごとチンゲン菜が多めに入っているようです。麺は麺づくりのいつもの黄色っぽい麺。この最近の麺づくりの麺、個人的にはカップ麺でも最上位のおいしさだといつも思っています。

品名マルちゃん 麺づくり 旨辛 酸辣湯麺
メーカー東洋水産
発売日2020年4月6日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)
定価税別193円
取得価格税込181円(コープ)

栄養成分表、原材料


1食98g(めん65g)あたり
エネルギー311kcal
∟めん・かやく∟249kcal
∟スープ∟62kcal
たん白質8.8g
脂質6.2g
炭水化物55.0g
食塩相当量5.4g
∟めん・かやく∟1.5g
∟スープ∟3.9g
ビタミンB10.32mg
ビタミンB20.27mg
カルシウム137mg



カロリーは低め。麺量はいつもの麺づくりと同じです。


スープ


スープは「チキンの旨味をベースに黒酢を利かせ、ラー油や唐辛子で旨辛くした酸辣湯スープ」とのこと。

鶏ガラベースに黒酢やラー油を効かせた酸辣湯スープです。



穏やかな味の酸辣湯スープ


  • 鶏ガラベースのしょうゆ味
鶏ガラベースのしょうゆ味に、黒酢を効かせています。鶏ガラはそれほど強くは感じられず、しょうゆの香りも穏やか。鶏ガラやしょうゆよりも、米黒酢由来の旨みの方を強く感じる印象です。米酢由来とは関係ないのかもしれませんが、旨みを伴うほのかな甘みがありました。この味は間違いなくあっさり系です。

  • 米黒酢の酸味は弱い
米黒酢は、それなりに強く酢酸の香りを漂わせていますが、香りの強さほど酸味は強くありません。酸味より旨み分の方が強い酸辣湯です。酸辣湯はものによって酸味が強いものから穏やかなものまでありますが、今回のスープはその中でも酸味がかなり弱い方だと思われます。刺激を求めるならちょっと物足りないかもしれません。



  • ラー油はピリ辛程度


「液体スープ」は赤い色味が強く、ラー油がたくさん入っています。これを入れることでスープ表面が赤くなりました。焙煎風味はそれほど強くないですが、辛味はピリ辛程度には感じられます。酸味よりは辛味が強いという印象。これも刺激を求めて買うなら物足りないと感じてしまうと思います。

  • 麺の引き立て役
酸味も辛味も酸辣湯としてはかなり穏やかで、人を選ばず食べることができる味です。反面、酸味や辛味の刺激を求めるなら、他の選択肢を検討した方が良さそうです。後述する麺のおいしさを引き立てるためのスープと考えれば、名脇役と言えるかもしれません。



麺は「なめらかな口当たりとしなやかなコシをあわせ持ったノンフライ細麺」とのこと。

湯戻し時間4分の、緩やかに縮れのつけられた、黄色みの強いノンフライ麺です。つるみとしっとり食感を両立しています。



「麺づくり」らしい甘みのあるノンフライ麺


細~中細程度の、緩やかに縮れのついたノンフライ麺です。卵粉が使われていて黄色みが強いです。表面につるみのある多加水麺食感ですが、それでいて噛むとしっとり感があり、生麺に近い雰囲気を漂わせています。ほのかに感じられる自然な小麦の甘みもあり、最近の麺づくりの麺は本当においしいです。

今回合わせる酸辣湯スープが穏やかな味ということも相まって、麺のおいしさが際立って感じられました。正直、酸辣湯としては物足りないと思いながら食べていたのですが、麺がすごくおいしく感じるので、だんだんこれはこれで良いのではないかと思えてくるようになりました。「麺づくり」の名の通り、麺を味わうための一杯です。




具は「卵、チンゲン菜、粗挽き唐辛子」とのこと。

かきたま状のたまごとチンゲン菜、少量の唐辛子の組み合わせです。



かきたま、チンゲン菜、唐辛子の組み合わせ


かきたまとチンゲン菜が入っていて、酸辣湯らしい組み合わせとなっています。ボリュームたっぷりというほどではいものの、それなりにしっかり量入っていました。ライバル「日清麺職人」が具の存在をほとんどないことにしている状況と考えると、麺づくりはよく頑張っているのではないかと思います。かきたまには甘みがあり、チンゲン菜はほろ苦さがしっかり感じられました。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 旨辛 酸辣湯麺」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「麺づくり」の新商品、酸辣湯麺を食べてきました。酸辣湯としては酸味も辛味も穏やかで少し物足りない印象を受けましたが、少し甘みのある麺づくりのノンフライ麺が活きる組み合わせになっており、麺を味わうためのスープと考えると納得の一杯かと思います。かきたまやチンゲン菜もしっかり入っていて充実していました。

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