
このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」を食べてレビューしていきます。
「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」。製造は明星食品。2020年3月23日にリニューアル発売された「銘店紀行」3商品のうちのひとつ。千葉県松戸市に本店のある、「中華蕎麦 とみ田」の味を再現した定番カップ麺となっています。

「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」カップ麺のリニューアル
2020年3月23日に、セブンプレミアムのタテ型カップ麺、「銘店紀行」シリーズのうち、「博多だるま」、「六角家」、「中華蕎麦とみ田」の3品がリニューアルされました。今回はそのうち「中華蕎麦とみ田」について、新旧商品を比べながらレビューしていきます。
そもそも今回のリニューアルは、単に商品のリニューアルのみではなく、値上げも一緒に行われています。税別価格で198円から208円の10円アップ。スープのデキが抜群で、コストのかかるノンフライ麺を使用し、そしてボリュームのある具の構成。それでいて定価税別198円は、他の商品に比べるとだいぶ安価というイメージがありました。
なので正直、値上げやむなしとは思うのですが、それはそれ。値上げされるからにはそれだけの対価というか、値上げするだけの新たな価値を見せてもらいたいところです、
「特盛チャーシュー」がポイントらしい

値上げが先なのかリニューアルが先なのかはよくわかりませんが、定価税別で10円の値上げに対して、商品は「特盛チャーシュー」にリニューアルされているようです。さすがセブンプレミアム、ただでは値上げしてきませんね。果たして値上げ分の価値あるリニュアールなのか、しっかり食べていきたいと思います。
内容物、価格、購入額など

左がリニューアル後で、右がリニューアル前。別添袋はどちらも、「後入れ特製オイル」1袋。外装の色が違うし、中身の量も違いそう。リニューアル後の方がちょっとかためで、凝固しているようです。ラード系が多いのかな。
左のリニューアル後商品は「特盛チャーシュー」とのことですが、右のリニューアル前の方が具のボリュームがあるように見えます。

具の量がよくわからないので、両者の茶色っぽい具を取り出してみました。左がリニューアル後で右がリニューアル前。チャーシューチップの量は確かにリニューアル後が多くさすがの「特盛チャーシュー」ですが、チャーシュー以外、メンマの量は断然リニューアル前が多いです。小さなナルトも入っています。よくよく見ると、さっきの写真ではネギが多く入っているのもリニューアル前のようです。あれ。大丈夫かな。
品名 | 銘店紀行 中華蕎麦とみ田 |
---|---|
メーカー | セブンプレミアム(製造は明星食品) |
発売日 | 2020年3月23日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 1袋(後入れ特製オイル) |
定価 | 税込224円 |
取得価格 | 税込224円(セブンイレブン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | リニューアル後 102g(めん70g) | リニューアル前 101g(めん70g) |
---|---|---|
エネルギー | 404kcal | 397kcal |
∟めん・かやく | ∟308kcal | ∟-kcal |
∟スープ | ∟96kcal | ∟-kcal |
たんぱく質 | 11.6g | 11.1g |
脂質 | 11.0g | 10.6g |
炭水化物 | 65.8g | 65.6g |
∟糖質 | ∟63.6g | ∟63.1g |
∟食物繊維 | ∟2.2g | ∟2.5g |
食塩相当量 | 6.8g | 7.6g |
∟めん・かやく | ∟2.1g | ∟2.7g |
∟スープ | ∟4.7g | ∟4.9g |
ビタミンB1 | 0.30mg | 0.29mg |
ビタミンB2 | 0.37mg | 0.36mg |
カルシウム | 141mg | 128mg |
リニューアル前後で重量が1gだけ増えています。麺量は同じ。カロリーや脂質、その他の数値に大きな違いはないですが、全体的にはリニューアル後の方が高い数値になっている項目が多いです。そんな中、食塩相当量が大きく減っているのは好感持てます。
- 原材料

リニューアル前

両者同じような材料が並んでいますが、特にスープの並びが異なっています。栄養成分にそれほど大きな数値の違いはありませんでしたが、原材料を見る限りはだいぶ手が入っていそうな気配があります。
スープ
スープは「動物系・魚介系の素材で旨みをアップさせた濃厚で深みのあるスープ」とのこと。
とんこつベースに、粉末や液体で魚介を、液体で豚脂を加えて濃厚パワフルに仕上げています。

左がリニューアル後で右がリニューアル前。スープの色合いにそれほど大きな違いはありません。
魚介もとんこつも太い豚骨魚介スープ
- 「豚骨魚介」味
- 食塩相当量が低下してマイルドに
- 「後入れ特製オイル」の風味が違う!

スープに予め入っているスープ粉末の他に、別添の「後入れ特製オイル」でスープを仕上げます。リニューアル前後の商品ともに入っていますが、外装が異なっています。また、触ってみた感じも、リニューアル後の袋はちょっと中身が固まっていました。
どちらにも、魚介の風味がつけられた豚脂を主体とするオイルが入っていますが、リニューアル後のオイルには、魚介の他にいぶしたような焦がしたような、リニューアル前とは違う風味がつけられていました。これはかなり大きな違いで、リニューアル前は比較的素直な魚介豚骨なのに対し、リニューアル後の方がクセのあるちょっと香ばしい仕上がりになっていました。
麺
麺は「独自のノンフライ製法で仕上げた店主こだわりの極太麺」とのこと。
湯戻し時間5分の、縮れのついた極太のノンフライ麺です。

濃厚スープとマッチする極太ノンフライ麺
「銘店紀行」シリーズでは、油揚げ麺が使われることの多いタテ型カップの商品にあって、ノンフライ麺が使われているのが大きな特徴となっています。今回の一杯でも、極太で縮れの強いノンフライ麺が使用されており、もちもち感が強いです。お店のストレート麺とは違って盛大に縮れはついていますが、噛み応えはお店を再現する意図が強く窺えます。
リニューアル前後で同じ麺が使われているものと思われ、食べ比べてみても特に違いは感じませんでした。パワフルな魚介豚骨のスープに対し、麺も太くてパワフルなので、バランスが良く取れていました。普通サイズのカップ麺として今回の麺量70gは少ないわけではないですが、濃厚こってりガッツリ系な一杯なのでちょっと物足りず、もっとたくさん食べたくなりました。
具
具は「特盛チャーシューにメンマ、ねぎの王道の具材を乗せ」たとのこと。
大量のチャーシューチップをメインに、メンマとネギの組み合わせです。
特盛チャーシュー、メンマ、ネギの組み合わせ

リニューアル後の具は特盛チャーシューがメイン。
- リニューアル後は特盛チャーシュー
しかし、チャーシューチップ以外の具があまりに少ないのはちょっと気になるところ。小さいメンマ2本、ネギ少々、そしてナルトがなくなりました。特にメンマは魚介系のスープとマッチするので、減ってしまったのは非常に残念でした。

リニューアル前の具は、チャーシューやメンマ、ネギがバランス良く入っている。
- リニューアル前の方がバランスが良い
オススメ度(標準は3です)
- セブンプレミアム 「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
リニューアルされたセブンの「銘店紀行 とみ田」を食べてきました。10円程度の値上げに伴い、「特盛チャーシュー」を今回のリニューアルの売りとしていました。確かにチャーシューチップは増えていたものの、具はリニューアル前の方がメンマやネギなど量が多く、チャーシューとのバランスが取れていました。スープの「特製オイル」に大きな違いがあり、リニューアル後には香ばしさが付与されていました。価格まで考えると、リニューアル前の方が良かったと思いましたが、リニューアル後も引き続きコスパ抜群なのは間違いありません。
リニューアルされたセブンの「銘店紀行 とみ田」を食べてきました。10円程度の値上げに伴い、「特盛チャーシュー」を今回のリニューアルの売りとしていました。確かにチャーシューチップは増えていたものの、具はリニューアル前の方がメンマやネギなど量が多く、チャーシューとのバランスが取れていました。スープの「特製オイル」に大きな違いがあり、リニューアル後には香ばしさが付与されていました。価格まで考えると、リニューアル前の方が良かったと思いましたが、リニューアル後も引き続きコスパ抜群なのは間違いありません。
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