このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 黒マー油鶏白湯」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 本気盛 黒マー油鶏白湯」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 黒マー油鶏白湯」。2020年3月30日発売の、「マルちゃん 本気盛」シリーズの新商品です。鶏白湯と黒マー油という異色な組み合わせの本気盛新商品となっています。



タテ型ビッグカップの定番「本気盛」


本気盛」は、新商品が必ずコンビニなどの店頭に並ぶ、タテ型ビッグカップの定番中の定番シリーズです。だいたい、ローソンかファミマに行けば何かしらの「本気盛」シリーズの商品に巡り会える感じです。



鶏白湯+黒マー油


今回の一杯では、鶏白湯に黒マー油を合わせたスープが特徴となっています。柔のイメージの鶏白湯に剛のイメージの黒マー油。面白そうな一杯ですよね。油断すると黒マー油の前に鶏白湯の旨みなんて蹂躙されてしまいそうですが、そのあたりをどう加減しているのか気になるところです。



「本気盛」シリーズでは、「鶏白湯」、「黒マー油」それぞれを取り上げたカップ麺が過去に発売されています。2017年4月発売の「マルちゃん 本気盛 鶏ポタ」は、ポタージュ感の強い濃厚な鶏白湯と、太い麺組み合わせがとても良くマッチした一杯でした。

東洋水産 「マルちゃん 本気盛 鶏ポタ」

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 鶏ポタ」。鶏ポタとはこれまた面白そうな商品の登場ですね。「ポタージュ」のような濃厚鶏白湯で鶏ポタとのことですが、私は本気盛も鶏白湯もあまり得意としていないのでちょっと不安でもあります。わかりやすい味でありますようにと願いながら食べてみたいと思います。商品概要品名:マルちゃん 本気盛 鶏ポタメーカー:東洋水産発売日:2017年4月24日(月)...

2019年9月発売の「マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ」は、パンチの効いた濃厚みそに、にんにくと黒マー油のダブルでニンニクを効かせた一杯。これもかなりおいしかったです。

「本気盛 黒マー油濃厚みそ」を実食レビュー!新開発の太麺とスープの相性やいかに?

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ」。2019年9月16日発売の、「マルちゃん 本気盛」シリーズの新商品です。「本気盛」シリーズのイメージにピッタリの、濃厚みそ味の一杯がまた登場です。濃厚...


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「後入れ特製油」1袋。おそらくマー油が入っているのでしょう!カップにはスープ粉末やかやくがたくさん入っています。粉末は鶏白湯色です。

品名マルちゃん 本気盛 黒マー油鶏白湯
メーカー東洋水産
発売日2020年3月30日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製油)
定価税別220円
取得価格税込232円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食107g(めん80g)あたり
エネルギー513kcal
∟めん・かやく∟405kcal
∟スープ∟108kcal
たん白質11.0g
脂質27.3g
炭水化物55.7g
食塩相当量5.8g
∟めん・かやく∟1.8g
∟スープ∟4.0g
ビタミンB11.20mg
ビタミンB20.37mg
カルシウム193mg



油揚げ麺を使ったカップ麺としては、スープカロリー108kcalはちょっと高め。濃厚な鶏白湯が期待できそうです。


スープ


スープは「チキンの旨味をベースに、クリーミーさを際立たせた濃厚な鶏白湯スープ」で、「にんにくを焦がした黒マー油の風味が特長の別添特製油付」とのこと。

とろみのついた濃厚な鶏白湯スープをベースに、別添の「特製油」で黒マー油の風味を加えています。



濃厚鶏白湯と穏やかな黒マー油のスープ


  • 濃厚な鶏白湯
ベースは鶏白湯。最近は各社から鶏の旨み全開の鶏白湯スープが出ているので、そういうのに比べるとそこまで鶏がガツンとくるわけではないですが、とろみのついた鶏白湯で濃厚感があります。

以前の「鶏ポタ」の時のように、鶏油がたくさん入っていたりすると鶏の旨み全開という感じがするのですが、今回は黒マー油との兼ね合いもあって、なかなか鶏油を強調するわけにはいかなかったのではないかと思います。



  • 黒マー油はかなりおだやか
別添の「後入れ特製油」には、ペースト状の黒マー油が入っています。黒マー油だけではなく、豚脂など他の成分も入っているようです。熊本ラーメンとか先ほど上で紹介した「黒マー油濃厚味噌」の時のような、焦がしにんにくの強烈な刺激があるわけではなく、ずいぶんとまったりした黒マー油という印象です。

おそらく、マイルドな鶏白湯に合わせる形で、黒マー油を手加減したものと思われます。鶏白湯と黒マー油と合わせると、味の強さの違いから、どうしても黒マー油が勝ってしまうイメージですが、今回は黒マー油が穏やかで、鶏白湯が主役のスープに仕上がっていました。「黒マー油濃厚味噌」で使われているガツンとくる黒マー油とは全く意味合いが違っていました。



麺は「粘りのなかにも歯切れ感がある、硬くコシが強い麺」とのこと。

湯戻し時間4分の、中太で縮れのついた油揚げ麺です。かため食感でいかにも本気盛の麺という印象。



太めで平打ちの本気盛らしい油揚げ麺


太くてやや平打ちの縮れのついた油揚げ麺です。見た目ちょっとうどんを思わせるような、本気盛でよく使われているタイプの麺です。厚みもあるのでがっしりしたちょっとかための食感です。平打ち且つ縮れがつけられていることで、とろみのついた鶏白湯スープをよく拾い、麺が太い割には麺とスープに一体感がありました。

麺とスープに一体感があるので、両者のバランスはある程度取れていますが、穏やかな鶏白湯や黒マー油のスープの良さを活かすなら、麺はもうひとまわり細い方がバランスが取れそうです。油揚げ麺臭とは違いますが、多少、麺の字の味がスープの中で目立って感じられました。




具は「味付鶏挽肉、メンマ、ねぎ」とのこと。

鶏挽肉、メンマ、ねぎの組み合わせです。



鶏挽肉、メンマ、ねぎの組み合わせ


  • 具だくさん
鶏挽肉、メンマ、ねぎの組み合わせです。ひとつひとつ見ると主役としてはどうかな?という存在ですが、それぞれにそれなりの量があり、3つ合わせるとずいぶんと具だくさんだなという印象です。特にメンマはたくさん入っていて、コリコリした食感が目立っていました。

  • 鶏挽肉が鶏白湯の旨みを増強
鶏挽肉は、粒が小さいですが量は多く、鶏白湯スープの鶏の旨みをうまいこと増強していました。粒が小さいからこそ出せるスープとの一体感だと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 本気盛 黒マー油鶏白湯」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「本気盛」の新商品、鶏白湯に黒マー油を合わせた一杯を食べてきました。まろやか濃厚鶏白湯に対し、黒マー油の主張はおとなしめで、鶏白湯を主役としてしっかり立てていました。具だくさんのなのも好感が持て、メンマのコリコリした食感や、鶏挽肉の鶏の旨みが目立っていました。黒マー油をおとなしくして、鶏白湯をきちんと立てていたのがポイントではないでしょうか。

東洋水産のタテ型カップにはやたらと鶏白湯のカップ麺が多いです。下のリンクは2018年5月発売の「マルちゃん 麺や福一 鶏白湯塩ラーメン」。鶏油や豚脂の押しが強い一杯でした。

東洋水産 「マルちゃん 麺や福一 鶏白湯塩ラーメン」

千葉県成田にある鶏白湯の店「麺や福一」の味を再現今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺や福一 鶏白湯塩ラーメン」。2018年5月7日発売の新商品です。千葉県成田にある鶏白湯スープの店「麺や福一」の味を再現した商品です。東洋水産のタテ型商品と言えばあの本気盛の太い油揚げ麺が想起され、せっかくの鶏白湯スープが主張の強すぎる麺によって味がわからなくなりかねず、できればノンフライ麺でカップ麺化してもらいた...


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