
このページでは、セブンで買える日清食品のカップ麺、「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ニンニク背脂風豚骨」を食べてレビューしていきます。
「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ニンニク背脂風豚骨」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、日清食品の「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ニンニク背脂風豚骨」。セブンで購入できる「日清のどん兵衛」シリーズの新商品です。どう見ても二郎インスパイアな商品の上に、気軽に手に取ることがはばかられるような、ショッキングピンクの怪しげなカラーが特徴の一杯となっています。

アブラとニンニクのとんこつしょうゆどん兵衛
「マシマシ篇」と謳う今回のどん兵衛。「マシマシ」、「ニンニク」、「背脂」という単語からは、どう考えても二郎インスパイアであることが容易に想像できます。二郎インスパイアといえば本来ナラ黄色と黒でわれわれ一般人に危険物であることをお知らせしてくるのですが、今回は黄色と黒のカラーリングを残しつつも、ショッキングピンクという怪しげなカラーで誘ってきます。どう見ても食べ物の色じゃないんですけどね。
巷で大人気の二郎ですが、こってり過ぎたり作法が難しそうだったりで、実はちょっと敷居が高いラーメンでもあるんですよね。カップ麺とはいえ今回もちょっと手に取りづらい雰囲気が漂っているようないないような。
過去にも「マシマシ篇」を名乗る二郎インスパイアなどん兵衛がセブン限定で発売されていました。第1弾は2019年10月に発売された「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチ豚ニンニク」で、黄色と黒のパッケージカラーも、「豚」と「ニンニク」を押した味も、正統派な二郎インスパイアという印象でした。うどんであること以外は。
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この豚はどこかで見たことある気がします

さて、今回はショッキングピンクで一気に怪しさが増した印象ですが、「背脂風」とのことで、上のような豚が描かれています。このいたずら書きみたいな豚、どっかで見たことある気がするんですよね。どこだろうどこだろうと唸りましたが、小一時間ほど唸ってやっと思い出しました。
クレヨンしんちゃんに出てくる「ぶりぶりざえもん」。よく見ると眉毛の有無などいろいろ違うのですが、この左右の目の大きさが違うのはぶりぶりざえもんを狙っているはず!食べ物の記事でぶりぶりざえもんを連呼することが良いことなのかどうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は入っていません。カップにはスープ粉末の他に、大きな白い粒は背脂風のもの、小さな白い粒はニンニクだと思われます。フタ開けた段階からもうアブラとニンニクの香りが漂って、いかにも二郎インスパイアという雰囲気が出ていました。
品名 | 日清のどん兵衛 マシマシ篇 ニンニク背脂風豚骨 |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2020年3月 |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 不明 |
取得価格 | 税別220円(セブンイレブン) |
栄養成分表
1食95g(めん70g)あたり
エネルギー | 415kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟327kcal |
∟スープ | ∟88kcal |
たん白質 | 8.5g |
脂質 | 16.9g |
炭水化物 | 57.2g |
食塩相当量 | 6.5g |
∟めん・かやく | ∟2.4g |
∟スープ | ∟4.1g |
ビタミンB1 | 0.30mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 128mg |

背脂風とのことですが、カロリーや脂質はそれほど高いわけではありません。二郎インスパイアとしてはちょっと不安な数字ではあります。
スープ

うどんつゆなのにニンニクとアブラで見事な二郎インスパイア!
- うどんのつゆという感じはしないとんこつしょうゆ味
塩気はそれほど強く感じませんが、しょうゆの香りはしっかりしており、また、とんこつ感も強めのため、結構重たいとんこつしょうゆスープとなっています。二郎系のスープとしてある程度再現性は高い印象。このスープに、アブラやニンニクが加わって、よりいっそう二郎っぽくなっていきます。
- ニンニクと背脂風のラード

スープ表面に浮いている豚脂、そして具として入っている背脂風のラード、そして大量の粒として入っているニンニクが、二郎らしさをさらに高めています。これまでの「マシマシ篇」でも使われてきたニンニクの粒は、今回も相変わらずのすごい量で、強いニンニク味が感じられる一方で、食後に後に残りにくいタイプのニンニクのようで、後味にニンニク特有のキツさはありません。
アブラもしっかり主張ができています。これまでの「マシマシ篇」でも入っていたスープ表面に浮く透明状の豚脂に加え、今回の新要素として、大きな粒状の背脂風ラードがかなりたくさん入っています。これがかなり豚脂の風味を高めていて、スープにこってり感を加えていました。これまでの「マシマシ篇」で最も二郎に近づいたスープなのではないかと思います。
麺

多加水麺食感の油揚げ麺うどん
どん兵衛らしい、弾力の強い多加水麺食感の油揚げ麺です。通常のきつねうどんの麺に比べると、ひとまわりくらい太いように見えます。これまでの「マシマシ篇」2商品で使われていた麺と同じものかと思われます。
スープは完全に二郎インスパイアのラーメンスープなのに、麺はどっぷりうどんという組み合わせがとても面白いです。なんでどん兵衛なのにこんな大真面目に二郎インスパイアやっているんだろう?と不思議な感じがしました。ただ、両者の相性はとても良く、パンチの強いスープの中で麺がしっかり存在感を発揮していました。太いので食べているうちにちょっと二郎っぽくなってくるような(気がします)。
具
粒状のニンニクと背脂風のラードに加えて豚肉とネギ
- 豚肉とネギ

スープのところで触れたニンニクとアブラ以外では、チップ状の豚肉とネギが入っています。二郎インスパイアと考えると肉の量はちょっと物足りないですが、背脂風や豚脂との合わせ技でまずまずの肉感を出しています。ネギは細かいタイプです。「マシマシ篇」前2作で入っていたキャベツが今回なくなり、背脂風に置き換わった形となっていました。
- 今回もニンニクたっぷり

背脂風という新要素が加わっているものの、基本的には今回も主役はニンニクという印象で、そこからよくかき混ぜて麺とニンニクを絡めていっても、食べ終わった後に底に大量にニンニクが残ります。そのまま食べてしまうのも良いですが、パワー溢れる存在なのでクリーンエネルギー的な何かに活用法がありそうな気がします。思いつきませんでしたが。
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ニンニク背脂風豚骨」
セブンで手に入れられるどん兵衛の二郎インスパイアどん兵衛「マシマシ篇」の第3弾商品を食べてきました。背脂風のラードの塊によって大幅にアブラ感が増し、3作目にして二郎にかなり近づいた印象を受けました。粒状のニンニクの多さは相変わらずで、パワー溢れています。ラーメンの麺と合わせても十分にやっていけそうな二郎インスパイアスープですが、これをどん兵衛うどんで突き詰めようというところが面白い商品でした。今後も展開がありそうなので、次の商品も楽しみです。
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