このページでは、日清食品のカップ麺、「日清ラ王 麻辣担々」を食べてレビューしていきます。



「日清ラ王 麻辣担々」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王 麻辣担々」。2020年3月30日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品です。麻と辣を効かせた担々麺となっています。



シビ辛の麻辣担々


今回の一杯は、ラ王シリーズから登場の「麻辣坦々」とのこと。本格的な日清ラ王シリーズからで担々麺で、且つ「麻辣」と聞いてしまうと、これは期待せずにはいられませんね。「麻辣」だけでなく「シビ辛」とも書かれており、しっかり辛味とシビレを効かせてきているようです。

以前、「日清ラ王」シリーズのレギュラー商品として君臨していた担々麺、2016年10月に発売されていた「日清ラ王 芳醇コク担々麺」。今回の一杯はこの商品以来のラ王レギュラー担々麺となりそうですね

日清食品 「日清ラ王 芳醇コク担々麺」

今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王 芳醇コク担々麺」。新生ラ王の6つ目のフレーバーですね。今回は担々麺ということで、私オサーン的には担々麺作りが上手なメーカーはエースコックと日清なので、この商品にも当然期待大です。パッケージを見るに、どうやら練りゴマたっぷりなスープっぽいのでテンション高まります。商品概要品名:日清ラ王 芳醇コク担々麺メーカー:日清食品発売日:2016年10月17日(月...



「花椒練りこみ麺」を使用




麺には「花椒練りこみ麺」が使われているとのこと。スープからだけではなく、麺からも花椒の刺激が味わえます。ラ王には山椒練りこみ麺の商品も存在するのとともに、花椒練りこみ麺を使用した「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」もあります。花椒練りこみ麺の効能は、刺激の強さより香りの良さが特徴の麺という印象でした。今回は果たしてどうでしょうか。

リニューアルされた 「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」をリニューアル前と比較しました!

このページでは、日清食品のカップ麺、「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」を食べてレビューしていきます。「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」。2019年3月25日にリニューアル発売された、「日清ラ王」シリーズの商品です。2018年3月に発売された「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」が、約1年ぶりに...


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」と「かやく入り粉末スープ」の計2袋。



先入れの「かやく入り粉末スープ」を麺の上に開けた状態。花椒の香りが広がります。スープ粉末から花椒が強く香っていますが、「花椒練りこみ麺」だという麺だけでもきちんと花椒の香りがしていました。

品名日清ラ王 麻辣担々
メーカー日清食品
発売日2020年3月30日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ2袋(液体スープ・かやく入り粉末スープ)
定価税別230円
取得価格税込214円(コープ)

栄養成分表


1食125g(めん75g)あたり
エネルギー472kcal
 ∟めん・かやく∟319kcal
 ∟スープ∟153kcal
たん白質12.1g
脂質17.2g
炭水化物67.3g
食塩相当量6.9g
 ∟めん・かやく∟2.4g
 ∟スープ∟4.5g
ビタミンB10.28mg
ビタミンB20.39mg
カルシウム219mg



麺量は75gで、他のラ王シリーズと共通。以前のレギュラー商品である「日清ラ王 芳醇コク担々麺」に比べると、カロリーがだいぶ低くなっています。カロリーを見る限り、練りごまや鶏の甘みが前面に出ていた以前の商品とはだいぶ攻め方を変えてきているように見えます。


スープ


スープは「胡麻と味噌をベースに唐辛子と花椒をきかせた "シビ辛" で濃厚な麻辣担々スープ』」が別添とのこと。

みそ味をベースに練りごまや豚の旨みを加えた担々麺スープで、唐辛子と花椒の刺激を効かせています。



唐辛子や花椒の刺激の奥にごまの甘みを感じる担々麺スープ


  • 練りごまやすりごまが分厚い
みそ味ベースの担々麺スープです。みそ味はそれほど幅を利かせておらず、食塩相当量は多いものの、塩気も練りごまのまろやか効果か、あまり強くは感じません。練りごまの濃さは、練りごまが主役として君臨していた「日清ラ王 芳醇コク担々麺」に比べるとさすがに見劣りしているものの、それでも思いのほか濃いめに感じられ、シビ辛の中でもまろやかさが際立って感じられました。

また、スープ粉末に含まれるすりごまがかなり良い仕事をしており、練りごまとともにスープのごま感を高め、かなり甘めの味に仕上げています。今回「麻辣」「シビ辛」といった文言や、パッケージカラーからも、辛味やシビレが強調されているのは明らかですが、 実は練りごまとすりごまの甘み、まろやかさが主役なのではないかと感じさせるスープでした。



辛味やシビレ




スープ粉末の花椒と液体スープの唐辛子と花椒により、辛味やシビレをしっかり効かせています。特に液体スープによってスープが真っ赤に染まり、非常に辛いと想像させてしまいますが、実はそこまで辛くはありません。辛味は中辛程度、辛味よりは強く感じるシビレを加えてもせいぜい辛口くらいという印象で、激辛や大辛のレベルには達していません。また、現行ラインナップの汁なし担々麺「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」と比べても、刺激については今回はだいぶマイルドです。

単に刺激を求めるならば他に選択肢が多そうな担々麺でしたが、ある程度の刺激と、練りごまやすりごまの甘みやまろやかさ との対比が楽しめるのが今回の一杯の大きな特徴なのではないかと感じました。激辛ファンも楽しめる味に仕上げつつも、なるべく多くの人が食べられるレベルに抑えている印象を受けます。刺激の奥に感じる甘みがクセになるスープでした。



麺は「噛むほどにビリビリとしたシビれる "花椒練りこみ麺"」で、「もっちりとした食感の太麺はコシとつるみが特長」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太程度の太さでストレート形状のノンフライ麺です。花椒が練りこまれています。



多加水麺食感の花椒練りこみ麺


  • つるみと弾力のあるノンフライ麺
商品説明には「太麺」とと書かれていますが、中太程度と思われるストレート形状のノンフライ麺です。表面のつるみと弾力のある多加水麺食感でありながら、しっとり感も持ち合わせています。以前に比べるとちょっと多加水麺食感が増した印象で、つるみと弾力が強めで、担々麺らしいしっとり感はちょっと後退した印象です。

ぷりぷりした食感で主張強めの麺ですが、ごまやシビレの強い担々麺スープとのバランスはしっかり取れており、綿の自然な甘みがスープのごまの甘みをさらに増幅させています。スープにやややとろみがついていて麺との絡みが良く、一体感のある組み合わせでした。

  • 花椒練りこみ麺の効果
そして花椒が練り込まれている効果ですが、これはしっかりその効果を感じ取ることができます。刺激の強さには貢献していませんが、香りの良さが口に入れる度にまんべんなく伝えています。スープ粉末や液体が目立った刺激を担い、花椒練りこみ麺は下支えをしている印象でした。




具は「肉ミンチ、チンゲンサイ、すりごま」とのこと。

かやく入り粉末スープの中に、肉ミンチとチンゲン菜、そしてスープのところで触れたすりごまが入っています。



肉ミンチとすりごまの組み合わせ


「かやく入り粉末スープ」の中に入っている肉ミンチとチンゲン菜の組み合わせです。どちらも量が少なめで、主役級の存在感はありません。ラ王シリーズは他の商品だと乾燥チャーシューが入っていたり、挽肉がたっぷり入っていたりしますが、今回はスープで力尽きているのか、ボリュームは皆無。

よくよく考えると、「日清ラ王 芳醇コク担々麺」の時代も具は挽肉とチンゲン菜で完全にボリュームは死んでいたので、その特徴を今回も引き継いでいると言えそうです。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清ラ王 麻辣担々」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「日清ラ王」シリーズの新商品、「麻辣担々」を食べてきました。「麻辣」や「シビ辛」を強調する割には、辛味や刺激はそこまで強いわけではなく、今回のパッケージを見て手に取った人の期待に応えるには、辛味とシビレどちらももうちょっと思い切って効かせても良かったかなという印象。辛味やシビレの刺激の向こうに感じる、練りごまやすりごまの甘みとの対比が最大の魅力で、ごまの風味を楽しむための一杯と考えると納得の味でおいしかったです。刺激への魅力は程々に購入されるのをおすすめします。

ラ王シリーズからはこんな担々麺も出ていました。2015年2月発売の「日清ラ王Selection 芝麻担々麺」。芝麻醤を使った強力な練りごまが特徴の一杯で、刺激よりも練りごまの甘み、旨みが強調されていました。最近は麻辣が流行りですが、こういう練りごま一辺倒の担々麺もたまには食べたいですね。

日清食品 「日清ラ王Selection 芝麻担々麺」

どうもオサーンです。今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王Selection 芝麻担々麺」。今回のラ王は担々麺、パッケージを見るに明らかに白いスープで、芝麻醤メインの商品ですね。白ゴマ好きなので楽しみです。スープは、「芝麻醤とすりゴマをたっぷりと使用した、白ゴマのコクと芳醇な香りが際立つ濃厚なスープ」で、「ほんのりと香る花椒と仕上げにかける特製ラー油が、辛みのアクセントを加え」るとのこと。強い練り...


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