このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」。2020年3月23日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。赤いきつねうどんと緑のたぬき天そばの間をつく、うどんに天ぷらを組み合わせたカップうどんです。



太めの麺と大きな天ぷらの「讃岐風」うどん


今回の商品は、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズから新登場した「讃岐風」の一杯。太めの麺を用いていること、大きな天ぷらが入っていることが特徴の「でか盛」です。何をもって讃岐風なのかはよくわかりませんが、讃岐風を抜きにすると、うどんに天ぷらを合わせているところが大きな特徴と言えるかと思います。

2019年5月に発売された「赤いたぬき天うどん」。「赤いきつねうどん」の発売40週年を記念して行われたキャンペーン「あなたはどっち!?食べて比べて投票しよう!」で、「赤いきつね」が勝利したことによって誕生した商品です。これがうどんに天ぷらの組み合わせでした。これ以前にも2014年2月に「マルちゃん 熱い天ぷらうどん でか盛」という商品が出ていたこともあります。

「赤いきつね」と「緑のたぬき」が合体! 「赤いたぬき天うどん」

このページでは、東洋水産のカップ麺、「赤いたぬき天うどん」を食べてレビューしていきます。「赤いたぬき天うどん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「赤いたぬき天うどん」。2019年5月13日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。東日本版と西日本版が発売されていますが、今回食べるのは東日本版です。東日本のみで購入可能。赤いきつねと緑のたぬきが合体した、赤いきつ...

東洋水産 「マルちゃん 熱い天ぷらうどん でか盛」

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「関西」バージョンに近そう?




赤いきつねは、「東」「西」「関西」「北」バージョンがありますが、今回は「鰹節、煮干、昆布のだしが利いた風味豊かなつゆ」とのことで、「煮干」が入っているとなると、「西」や「関西」バージョンに近そうです。地理的にも讃岐(香川)は関西に近いですもんね。


天ぷらは先のせor後のせが選べる




今回の目玉である大きな天ぷらは、先のせと後のせを選べるそうです。今回は、天ぷらの油分がスープに溶け出しすぎると味がよくわからなくなってしまうため後のせで食べますが、個人的には東洋水産の天ぷらは先のせでやわらかくする方がおいしいと思っています。サクサク後のせならぬ、泣く泣く後のせです(やばいおもしろすぎる寒)。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「粉末スープ」と「天ぷら」の計2袋。「天ぷら」は、「緑のたぬき天そば でか盛」に入っているものと同じと思われる大きさです。カップにはきざみ揚げが入っていました。



先入れの「粉末スープ」を麺の上に開けた状態。スープ粉末とともにねぎが入っていました。天ぷらを先入れする場合は、お湯をカップに注いだ後にのせてフタをします。

品名マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛
メーカー東洋水産
発売日2020年3月23日(水)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(粉末スープ・天ぷら)
定価税別220円
取得価格税別220円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食134g(めん91g)あたり
エネルギー657kcal
∟めん・かやく∟620kcal
∟スープ∟37kcal
たん白質11.7g
脂質36.2g
炭水化物71.1g
食塩相当量6.6g
∟めん・かやく∟2.2g
∟スープ∟4.4g
ビタミンB10.39mg
ビタミンB20.39mg
カルシウム214mg



麺量は91gで、「赤いきつねうどん でか盛」や「緑のたぬき天そば でか盛」の100gよりちょっと少なめ。ただそれでも、「でかまる」と同じくらいの量はあります。スープのカロリーは37kcalと低く、これは「赤いきつねうどん でか盛」の「東」「西」のどちらよりも低い数値となっています。


つゆ


つゆは「かつお節、煮干し、昆布のだしを利かせた、風味豊かなうどんつゆ」とのこと。

かつおや昆布、煮干しを効かせた薄口しょうゆベースのつゆです。



煮干しの強さが特徴のうどんつゆ


  • 薄口しょうゆベースで煮干しを強く感じる
かつおや煮干し、昆布の風味が感じられる、薄口しょうゆベースのつゆです。色合い的には「赤いきつねうどん」の「西」や「関西」に近く、薄口しょうゆをベースとしているため、「東」や「北」よりも薄い色をしています。味も「東」や「北」ほどのかつおの風味がありませんでした。

では今回と同じ薄口しょうゆをベースとする「西」や「関西」と同じ味なのかというと、それもまた別物という印象で、「西」のつゆは昆布の丸みが強く感じられるのに対し、今回のつゆは昆布よりも煮干しのキリッとした味が強いと感じました。一番近いのは「関西」バージョンと思われますが、「関西」以上に煮干しが強く、昆布が弱い印象でした。



  • 「東」「北」よりも甘みがなく、「西」「関西」よりも煮干しが強い


讃岐うどんとひとえに言っても、だしはお店によって異なりますが、大枠の特徴としていりこだしが強いという特徴があります。今回のつゆの煮干しの強さは、讃岐うどんのいりこだしの強さを再現しているものと思われ、「東」や「西」と明らかに違う特徴を見出すことができました。確かに讃岐風です。

赤いきつねうどんの「東」「西」「関西」「北」いずれよりも甘みがなく、つゆというよりだしという印象が強かったです。いりこの強いつゆは九州含めて西日本の方には比較的なじみやすい味だと思いますが、東日本の方にとっては、しょうゆの香りや甘みが欲しいと感じてしまうかもしれません。ある意味、東日本から見ると、「西」バージョン以上に西っぽく感じるのが今回の「讃岐風」だと思います。甘みが弱いのは、大きなお揚げが入っておらず、お揚げの味が溶け出さないことも大きいかと思います。



麺は「コシの強い、なめらかで太めのうどん」とのこと。

湯戻し時間5分の、平打ちで縮れのついた油揚げ麺のうどんです。厚みがあって食べ応えがあります。



幅広で厚みもある油揚げ麺のうどん


幅広で縮れのついた油揚げ麺のうどんです。幅広ですが厚みも感じられ、心頭滅却すれば讃岐うどんの極太麺のように感じなくもありません。いやさすがに形状が違いすぎて無理でしょうか。讃岐うどんなので当然、いつもの赤いきつねうどんより太いのかと思いましたが、それほど大きな違いはないかもしれません。

つゆはかなりあっさりしているものの、煮干しの味が強いためそれなりに主張があり、今回の太い麺でもある程度バランスが取れていました。讃岐うどんの極太麺を支えるいりこだしのパワーを、今回のつゆからも感じることができました。やや麺の勝ったバランスですが、うどんなのでこんな感じで問題ないと思います。油揚げ麺臭はそれほど強く出張ってきておらず、つゆの味を邪魔していなかったのも良かったです。




具は「かき揚げ、きざみ揚げ、七味唐辛子、ねぎ」とのこと。

大きなかき揚げをメインに、きざみ揚げとねぎが入っています。

かき揚げ、きざみ揚げ、ねぎの組み合わせ


  • かき揚げは先入れ向き


かなり大きな、食べ応えのあるかき揚げが入っています。天ぷらは先入れと後入れを選べ、今回は後入れを選択しました。つゆにさっと浸して食べましたが、正直あんまりサクサクしていなくて、ちょっと重たい食感です。

今回の天ぷらに限らず、緑のたぬき天そばに入っている天ぷらでも感じることですが、日清のどん兵衛の天ぷらに比べるとサクサク感がなく、どちらかというと先に入れてつゆをしゅみしゅみにして食べるのに向いている天ぷらだと思います。重量感があるので、つゆに浸すことでいっそう重厚になり、ヘビーな食感を楽しむことができます。今回は後入れしましたが、おすすめは先入れです。

  • えび天と野菜天が入った天ぷら


天ぷらに入っている赤いのがえび天、緑のが野菜天?と思われます。野菜天の味はよくわからないですが、えび天の味はしっかり感じられ、香ばしいです。つゆにガッツリ浸してもえび天の風味は損なわれず、しっかり感じ取ることができました。

そして何より、かなり大きな天ぷらなので、つゆや麺がどんなに頑張っても、主役は完全に天ぷらになってしまいます。食後の感想が、天ぷら食べ応えあったなぁ~ですからね。讃岐風だし麺もおいしいですが、天ぷらを食べるための一杯だと考えて良いのではないかと思います。天ぷらを楽しめない場合はこの商品の魅力の2/3は消えてしまいそう。



  • きざみ揚げは脇役


天ぷらの他にきざみ揚げも入っていますが、それほどたくさん入っているわけではありません。味付けもおとなしめで、「東」や「北」の甘いお揚げの味とはだいぶ違います。大きいお揚げだと、お揚げの味がつゆに溶け出すことでだいぶ味を変えていますが、今回のきざみ揚げの量且つ味だと、つゆの味に大きな変化は生まれません。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「讃岐風天ぷらうどん」を食べてきました。「讃岐風うどん」であり「天ぷらうどん」でしたが、天ぷらがとても大きくて食べ応えがあり、「天ぷらうどん」要素の方が強いと思います。でか盛で麺量が多い上、天ぷらにも食べ応えがあるため、大食い自慢の私オサーンでもお腹いっぱいになりました。つゆは煮干しの強い讃岐風にしっかりなっており、かつおや昆布より煮干しが強いことで、赤いきつねうどんの「東」「西」「関西」「北」と差別化ができていました。

毎年冬恒例の「マルちゃん あつあつ豚汁うどん でか盛」。これも食べ応えがあって、赤みそとごぼうで体が温まる一杯。毎年これを楽しみにしている方もいらっしゃるかと思います。

東洋水産 「マルちゃん あつあつ豚汁うどん でか盛」

毎年恒例の秋冬定番商品「豚汁うどん」の大盛タイプ今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん あつあつ豚汁うどん でか盛」。「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。秋冬商品の定番「あつあつ豚汁うどん」は、レギュラーサイズとミニサイズがあり、今回それに大盛タイプが加わりました。大盛タイプも毎年出ていますよね。中身も昨年出ていたものとまったく同じのようですが、買ってしまったので記事にしたいと思いま...


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