このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「鳴龍 汁なし担担麺」を食べてレビューしていきます。



「セブンプレミアム 鳴龍 汁なし担担麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「鳴龍 汁なし担担麺」。製造は日清食品。2020年3月16日発売の新商品です。東京新大塚にある担々麺の人気店、「創作麺工房 鳴龍」監修によるカップ麺で、お店でも新たに供される「汁なし担担麺」となっています。



「創作麺工房 鳴龍」は4年連続ミシュランガイド掲載


創作麺工房 鳴龍」は、東京新大塚にある担々麺で有名な人気店。ミシュランガイドで一つ星を、2016年からなんと4年連続で獲得している押しも押されぬ名店となっています。担々麺といえば「鳴龍」という方も多いのではないかと思います。

セブンプレミアムからも2016年から鳴龍の担々麺が発売されており、その完成度の高さはカップ麺離れしたものとなっています。芝麻醤と練りごまによるまったり感と、辛味や酸味よるアクセントが見事にマッチした本当おいしい商品で、2019年5月に発売された「セブンプレミアム 鳴龍 担担麺」では★8をつけています。

ミシュラン一つ星を3年連続獲得「鳴龍」のカップ麺!「セブンプレミアム 鳴龍 担担麺」

このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「鳴龍 担担麺」を食べてレビューしていきます。「鳴龍 担担麺」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「鳴龍 担担麺」。製造は日清食品。2019年5月13日にリニューアル発売された新商品です。東京大塚の担々麺の名店、「創作麺工房 鳴龍」の「担担麺」を再現したカップ麺です。ミシュランガイドで一つ星を獲得していることでも知られています。...



「創作麺工房 鳴龍」は4年連続ミシュランガイド掲載




今回の商品は、「創作麺工房 鳴龍」店主が“いつかは挑戦したかった”という汁なしメニューを商品化したもので、カップ麺とお店の同時展開となるそうです。お店の一杯も評判を集めるのではないでしょうか。

パッケージには「フライドオニオンで仕上げる魅惑の味わい」と書かれており、鳴龍の担々麺らしさと汁なし担々麺らしさ、そして今回の「フライドオニオン」という新要素がどう共存するのかが楽しみです。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「特製液体だれ」、「かやく」、「ふりかけ」の3袋。カップには麺しか入っていません。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。挽肉、ネギ、唐辛子が入っています。

品名鳴龍 汁なし担担麺
メーカーセブンプレミアム(製造は日清食品)
発売日2020年3月16日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(特製液体だれ・かやく・ふりかけ)
定価税別238円
取得価格税別238円(セブンイレブン)

栄養成分表


1食139g(めん90g)あたり
エネルギー601kcal
たん白質10.3g
脂質29.9g
炭水化物74.6g
 ∟糖質∟70.6g
 ∟食物繊維∟4.0g
食塩相当量4.8g
ビタミンB10.31mg
ビタミンB20.39mg
カルシウム210mg



汁なし担々麺の場合、塩気を増幅させる辛味の影響もあって、塩辛く感じてしまう場合が多いいですが、今回の食塩相当量は4.8gとそれほど多くなくてちょっと安心。


たれ


たれは「芝麻醤(チーマージャン)・辣油(ラーユ)の旨みにトマトペーストを加え花椒(ホアジャオ)を効かせた『鳴龍』ならではの担担タレ」とのこと。

芝麻醤ベースのしょうゆ味の担々麺だれで、ラー油、花椒の刺激や酸味を加えて仕上げています。



芝麻醤のコクに、辛味、シビレ、酸味を加えた担々麺だれ


  • 芝麻醤のコクと甘みが強い
芝麻醤で練りごまのコクが太いしょうゆ味のたれです。芝麻醤はお店の担々麺の大きな特徴で、セブンプレミアムのカップ麺「鳴龍 担々麺」でも、別添の芝麻醤が大きな威力を発揮していますが、今回汁なし担々麺になってもその存在感は絶大で、練りごまのコク、そして甘みが主役として強い存在感を放っていました。

鳴龍好きの方は、この練りごまのコクで「コレなんだよ!」と思えるデキにあるのではないかと思います。今回、汁なし担々麺になるにあたり、「鳴龍」最大の武器が健在だったのは安心しました。汁なし担々麺でも「鳴龍」らしさにあふれています。



  • ラー油の辛味と花椒のシビレ
ラー油の辛味、そして花椒のシビレもしっかりついています。それなりに刺激がありますが、昨今の激辛ブームとは一線を画し、どちらも激しく効かせるのではなく、芝麻醤のコクを立てつつ、ほどほどに存在を主張しています。辛さは中辛程度、シビレも強すぎず弱すぎずといった感じです。

激辛担々麺もおいしいですが、今回のようなバランス重視で担々麺の本質を失っていない味づくりは、とても好感が持てます。

  • 酸味のアクセント
アクセントとして酸味を効かせているのも印象的です。汁なし担々麺の場合、大なり小なり酸味を効かせていることが多いですが、今回のたれの酸味はそれよりよりちょっと強くて、それでいて決して出すぎず、辛味やシビレとともに、芝麻醤のコクに彩りを添えています。

極端な味に振られることの多い汁なし担々カップ麺にあって、ここまで味わい深いものは他にないのではないかと思います。塩辛くなるほど塩気が強くないのも、多彩な味を感じるのに効果的でした。



麺は「ノンフライ麺を使用し、もっちりとした歯ごたえ」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太程度の太さのストレートノンフライ麺です。つるみと弾力が特徴の多加水麺食感となっています。



中太ストレートの多加水ノンフライ麺を使用


中太ストレートのノンフライ麺です。角麺形状となっています。表面につるみが感じられ、弾力が強いストロングスタイルの多加水麺食感。高弾力で主張の強い麺と、担々麺だれの組み合わせはとても良くバランスが取れています。もちもちした食感の中でずっしりした重みも感じられ、生麺感が強かったです。

既存の「鳴龍 担々麺」では、細めで低加水食感の麺が使われており、今回の麺と全然違うところも面白いです。たれ(スープ)に合わせて麺の形状を変えてきているところは、メーカーの本気を窺わせるものがあります。ただ、ちょっとほぐれにくかったのが難点でしょうか。麺の問題ではなく、単に私の湯戻しの失敗かもしれませんけどね。




具は「挽肉・ネギを具材とし、特製のふりかけ(パセリ・フライドオニオン)で仕上げる魅惑の味わい」とのこと。

具として入っているのは挽肉とネギ、唐辛子で、パセリ、フライドオニオン、粒ごまの入った別添「ふりかけ」を合わせています。

挽肉、ネギとふりかけの組み合わせ


  • 挽肉とネギ


具として入っているのは挽肉とネギ、唐辛子で、量はそれほど多くありません。汁なし担々麺の体裁を整えるために一応入っているだけで、それ以外の効果はあまりないように思います。具の主役はふりかけでしょう。

  • フライドオニオンや粒ごまの入ったふりかけ


別添「ふりかけ」には、パセリ、フライドオニオン、粒ごまが入っています。パッケージで強調されているフライドオニオンは、確かに口に入れると風味がしっかり感じられますが、商品全体の中ではそれほど目立っている印象はありませんでした。むしろ粒ごまの方が目立っている印象で、たれの芝麻醤とともにごまの風味を強く感じさせる仕上がりになっていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「鳴龍 汁なし担担麺」
★★★★★★★☆☆☆(7)
セブンプレミアムの鳴龍担々麺を食べてきました。一口めからしっかり「鳴龍」の味だったことに、思わず「あ~」と唸ってしまいました。レギュラー商品として売られている「鳴龍 担々麺」もおいしいですが、今回の汁なしも凄まじくおいしかったです。芝麻醤のコク、甘みをメインに、ラー油、花椒、酸味が脇役としてバランスを取っており、これまで出てきた数ある汁なしカップ担々麺の中でも、最も完成度の高いもののひとつではないでしょうか。自信を持っておすすめできる一杯です。

レギュラーカップ麺の中で汁なし担々麺の傑作といえばコレでしょう。今回と同じ日清食品の「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」。今回の商品より練りごまよりも刺激に振った一杯となっています。

リニューアルされた 「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」をリニューアル前と比較しました!

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