このページでは、セブンイレブンのレンジチルド麺、「鬼も逃げだす!鬼旨辛担々麺」を食べてレビューしていきます。



「鬼も逃げだす!鬼旨辛担々麺」はどんな商品?


今回は、セブンイレブンの「鬼も逃げだす!鬼旨辛担々麺」。2019年1月29日発売の、セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるレンジ調理のチルド麺です。これまで店頭に並んでいた「鬼旨辛担々麺」が強化された、節分限定バージョンです。



「鬼も逃げだす!」ほどパワーアップした「鬼旨辛担々麺」


セブンで売られていた「鬼旨辛担々麺」が、節分の時期に合わせてパワーアップして再登場しました。パッケージも虎柄の節分仕様になり、前はついていなかった唐辛子の袋が別添されています。辛味方面でパワーアップしているようです。しかしこの虎柄を見ると、鬼というよりドリフの雷様を思い浮かべてしまうのは世代でしょうかね。

ノーマルバージョンの「鬼旨辛担々麺」。「」というからにはものすごく辛いんだろうと思って食べましたが、真っ赤なスープの割にそんなに辛くなくて拍子抜けしました。おいしかったんですが、500円近い価格をかんがえるとそんなに推せない一杯だったので、今回のパワーアップしたであろう商品には大いに期待したいところです。



内容物、価格、購入額など




本来ならそのままレンジに入れて調理すれば良いのですが、今回は撮影用にふたを開けています。買って帰る途中にちょっと斜めに持ってしまっていたようで、ちょっと汚いのは申し訳ありません。麺の上に真っ赤なゼラチンスープがかかっていて、具ものっています。「鬼旨辛担々麺」に入っていた玉ねぎが今回入っていませんが、それ以外は同じ感じ。



別添で入っている唐辛子。かなりの量です。完成後に後入れで投入します。かなりの辛さが期待できそうですが、果たしてどうでしょうか。

品名鬼も逃げだす!鬼旨辛担々麺
メーカーセブンイレブン(製造会社は地域により異なる)
発売日2020年1月29日(水)
麺種別レンジ麺
かやく・スープ1袋(唐辛子)
定価税込486円
取得価格税込486円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食516g(めん150g)あたり
エネルギー663kcal
たん白質26.3g
脂質32.0g
炭水化物71.8g
∟糖質∟63.0g
∟食物繊維∟8.8g
食塩相当量5.8g



麺量は150g。結構ボリュームあります。通常版「鬼旨辛担々麺」と比べると、全体重量は減っていますが麺は同量で、カロリーは今回が高くなっています。脂質や食塩相当量は通常版の方が高い数値です。特に食塩相当量はだいぶ低くなっていました。

栄養成分は、各地域の製造工場によって数値が異なると思われます。


調理はレンジに入れるだけ




調理方法は、買ってきたそのままレンジに入れるだけ。レンジさえあればお手軽に調理ができます。コンビニに置かれている1500Wの業務用レンジだと1分50秒、家庭の500Wレンジだと5分40秒の調理時間となっています。600Wのレンジだとまた違う調理時間になると思われます。





レンジ調理後に取り出してフタを開けた状態。スープは相変わらず真っ赤です。スープに隠れている麺とスープを混ぜ合わせ、別添の「唐辛子」を加えて完成となります。


スープ


スープは「鶏ガラスープと濃厚な練りごまを組み合わせたスープに、唐辛子の辛味と山椒のシビレを利かせて、旨味とコクを引き立て」、「お好みで別添の赤唐辛子をかけ」るとのこと。

鶏ガラベースに練りごまと肉味噌の旨みを加え、辛味ををつけた担々麺スープで、別添の唐辛子で辛味をさらに加えています。



別添唐辛子でパワーアップした担々麺スープ


  • 鶏ガラしょうゆ味のベース
鶏ガラベースのしょうゆ味のスープです。鶏ガラとのことですが、肉味噌の豚の旨みの方が強い印象で、鶏ガラ感はあまりありません。表面に油脂を浮かせることでこってり感もあり、肉の旨みを感じるスープに仕上がっています。ただ、濃厚な練りごまとのことですが、練りごま感はあまりなく、あまり担々麺らしくないスープだと感じました。練りごまが強くないのは通常の「鬼旨辛担々麺」も同様です。



  • スープは真っ赤だが・・・


スープ表面が真っ赤に染まっており、いかにも辛そうな色合いとなっていますが、別添の唐辛子を入れない状態だと色味ほど辛くはありません。ノーマルを食べた時は山椒のシビレ効果も含めて大辛程度と書きましたが、今回はそこまでもない印象。山椒も香り程度で、スープだけなら辛口程度でしょうか。特にラー油の焙煎ごまなどの香りもなく、なんでこんなに赤いのかちょっと不思議に感じるレベルでした。



  • 別添「唐辛子」で大辛レベルに
別添袋の「唐辛子」はかなり大量です。これを入れることで辛味が大幅に増します。通常の「鬼旨辛担々麺」よりも辛くなっていましたが、それでもやっぱり激辛レベルには至らない程度に留まっています。「鬼も逃げだす!」ほどの「鬼旨辛」ならば、もっと思い切った辛さでも良かったように思います。カップ麺でももっと辛い商品はいくらでもあります。

「鬼も逃げだす」の詠唱がやまびことなってこだまする・・・とまでは言いませんが、今週は「辛辛魚」の発売もあったので、「鬼もにげだす」のある意味で脅し文句のはずのものに肩透かしを食らい、いっそう物足りない辛さに感じられてしまいました。




麺は「専用の配合で、お店の特長である歯切れのよい細麺を実現し」たとのこと。

中細のストレート麺で、角麺形状となっています。



担々麺らしい低加水麺


  • 中細ストレート
中細で角麺形状のストレート麺です。担々麺では細めの低加水麺が使われていることが多いですが、今回の麺もその特徴を踏まえた担々麺らしい麺となっています。レンジ麺は、茹でた麺をレンジ調理するので、どうしても食感が緩くなっていまいます。それでも太い麺だとある程度食感は維持できるのですが、今回は麺が細いため火が通りやすく、その状況が顕著になってしまいます。

もともと担々麺の麺はコシを売りにしているものはあまりないので問題ないのかもしれませんが、多少伸び気味の感はありました。

  • 麺量たくさんでずっしりしている
麺量は150g入っていて、これは体感的にカップ麺の大盛サイズよりもだいぶ食べ応えがある印象です。低加水麺でずっしりした食感なことも食べ応えに拍車をかけています。私は人より大食いを自負していますが、今回の麺量あればこれ1つで十分満足できると感じました。




具は「もやしラー油和え、肉辛味噌、水菜を盛り付け」たとのこと。

豚挽肉やたけのこなどが入った肉味噌に、もやしや水菜の組み合わせです。



肉味噌、水菜、もやしの組み合わせ


  • 豚挽肉やたけのこの入った肉味噌
肉味噌には、豚挽肉、たけのこ、椎茸などが入っています。ノーマル「鬼旨辛担々麺」では豚肉に脂身が多かった印象でしたが、今回はそれほど多くなく、かための食感でした。単なる個体差かもしれませんが、豚の旨みに関しては以前の方が強かったです。前回も今回も、肉味噌がスープに溶け込むことで、スープに豚肉の旨みを伝えていました。ただもうちょっと肉がたくさん入っているとうれしいですね。

  • もやしと水菜
もやしと水菜もたくさん入っています。もやしはラー油で和えられていて味がついています。担々麺でもやしは珍しいのではないかと思います。水菜は大きめにカットされていて、ちょっとほろ苦い味がスープの中で映えていました。前回入っていた紫の玉ねぎはなくなってしまいましたが、代わりに唐辛子が入っています。肉は物足りないですが野菜は充実しています。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンイレブン 「鬼も逃げだす!鬼旨辛担々麺」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
セブンのレンジ麺「鬼旨辛担々麺」が節分仕様で「鬼も逃げだす!」と銘打たれた一杯を食べてきました。別添の「唐辛子」によって確かに辛くなっていましたが、鬼が逃げ出すほどではない(特に赤鬼)ほどではなく、激辛に足るかどうかくらいに留まっていました。鬼が逃げ出す鬼旨辛なので。もうちょっと思い切って辛くして欲しかったです。玉ねぎが唐辛子に代わった以外は、通常商品と大きな違いは感じませんでした。

セブンで買える冷凍の「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」。こちらは文句なく激辛でした。

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