
このページでは、ローソンで売られているサンポー食品のカップ麺、「焼豚ラーメン×初代秀ちゃん」を食べてレビューしていきます。
「焼豚ラーメン×初代秀ちゃん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、サンポー食品の「焼豚ラーメン×初代秀ちゃん」。2020年1月20日発売の、「焼豚ラーメン」シリーズの新商品です。「焼豚ラーメン」と福岡県福岡市のラーメン店「初代 秀ちゃん」がコラボしたカップ麺です。ローソンで販売されています。

「焼豚ラーメン」と「初代 秀ちゃん」のコラボカップ麺
「焼豚ラーメン」は、九州のメジャーカップ麺です。ハート型のチャーシューと昔懐かしのとんこつスープが特徴で、九州では長く定番商品として定着しています。定番の「焼豚ラーメン」とは別に、九州の人気ラーメン店とコラボした「豚骨ラーメンコラボ企画」シリーズとしてこれまで4商品が発売されており、今回のカップ麺はその第5弾、「初代秀ちゃん」とコラボししたカップ麺となっています。
「豚骨ラーメンコラボ企画」シリーズ第4弾商品として2019年1月に発売された「焼豚ラーメン×丸星ラーメン」。久留米のとんこつラーメン店「丸星ラーメン」とコラボした一杯で、スープ表面に油脂を浮かせたこってり感の強さが特徴でした。
久留米丸星ラーメンのカップ麺!!サンポー食品 「焼豚ラーメン×丸星ラーメン」
このページでは、サンポー食品のカップ麺、「焼豚ラーメン×丸星ラーメン」を食べてレビューしていきます。「焼豚ラーメン×丸星ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、サンポー食品の「焼豚ラーメン×丸星ラーメン」。2019年1月21日発売の、「焼豚ラーメン」シリーズの新商品です。「焼豚ラーメン」と、久留米のラーメン店「丸星ラーメン」がコラボしたカップ麺です。「豚骨ラーメンコラボ企画」...
「初代 秀ちゃん」は「博多だるま」の姉妹店
今回「焼豚ラーメン」のコラボ相手となった「初代 福ちゃん」は、福岡のキャナルシティに入っている「ラーメンスタジアム」に店舗を構える人気ラーメン店です。盛大なとんこつ臭と背脂たっぷりのスープが特徴。この特徴って博多の名店「博多だるま」と同じで、それもそのはず、「初代 秀ちゃん」と「博多だるま」は同一会社が経営する姉妹店なんですよね。私オサーン、数年前の出張の際に、「博多だるま」の本店と駅前のデイトス店には行っているのですが、時間に限りがあって「秀ちゃん」を食べ損ねたのを今でも悔いています。ちなみに本店よりデイトス店の方が盛大なとんこつ臭で私オサーン好みでした。
「博多だるま」はセブンプレミアムのカップ麺で再現されています。セブン商品は明星食品製ですが、今回あの「だるま」の味をサンポー食品製で味わえると思うと、非常に楽しみです。下のリンクは現行商品の「銘店紀行 博多だるま」。
「博多だるま」カップ麺がリニューアル!!セブンプレミアム「銘店紀行 博多だるま」
このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「銘店紀行 博多だるま」を食べてレビューしていきます。「銘店紀行 博多だるま」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 博多だるま」。製造は明星食品。2019年3月11日発売の、「銘店紀行」シリーズの新商品です。先日レビューした「銘店紀行 六角家」とともに、2017年12月に発売されていた「銘店紀行 博多だるま」が今回リニューアル...
内容物、価格、購入額など

別添袋は、「粉末スープ」、「あといれかやく」、「焼豚」、「調味油」の4袋。「あといれかやく」と「調味油」は背脂っぽい感じがしますがどうでしょうか。

先入れの「粉末スープ」と「焼豚」を麺の上に開けた状態。焼豚ラーメンのいつものハート型チャーシューに、大量のスープ粉末。
品名 | 焼豚ラーメン×初代秀ちゃん |
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メーカー | サンポー食品(ローソンで販売) |
発売日 | 2020年1月20日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 4袋(粉末スープ・あといれかやく・焼豚・調味油) |
定価 | 税別220円 |
取得価格 | 税込232円(ローソン) |
栄養成分表
1食120g(めん85g)あたり
エネルギー | 610kcal |
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たん白質 | 12.7g |
脂質 | 35.6g |
炭水化物 | 59.8g |
食塩相当量 | 6.4g |
∟めん・かやく | ∟1.3g |
∟スープ | ∟5.1g |
ビタミンB1 | 0.48mg |
ビタミンB2 | 0.35mg |
カルシウム | 269mg |

麺量は85gで大盛クラス。脂質35.6gはかなり高い数値で、さすが背脂を売りにする「初代 秀ちゃん」を再現した一杯なだけあります。これは期待できそうです。
スープ
旨味の強いとんこつスープをベースに、別添「調味油」で背脂の風味、甘みが加わります。

背脂の甘みが強いとんこつスープ
- 大量粉末を使った厚みのあるとんこつ

- 背脂由来の豚脂がたっぷり
- 豚脂風味でお店の味を再現
麺
湯戻し時間2分の、縮れのついた細めの油揚げ麺です。

麺とスープが好バランス
細めで縮れのある油揚げ麺です。26番切刃の麺とのことで、26番といえばかなりの細麺のはずなのですが、スープをよく吸う麺だから麺だからなのか、細麺よりも中細麺に近いような太さに感じました。通常の「焼豚ラーメン」よりは細いと思います。緩やかながら縮れがついているため、太さと相まってあまりとんこつラーメンらしさはありませんでした。
お店の麺に比べて太い印象は拭えませんが、それでも今回は背脂の濃厚感が強く主張のしっかりしたスープと合わせているため、麺とスープのバランスはよく取れており、相性の良い組み合わせです。さすがとんこつカップ麺を作り続けてきたメーカーらしい組み合わせの良さだと感じました。
具
焼豚ラーメン名物のハート型チャーシューに、「あといれかやく」袋に入っている乾燥背脂とねぎの組み合わせです。
チャーシュー、背脂、ねぎの組み合わせ
- 焼豚ラーメン名物ハート型チャーシュー

通常焼豚ラーメンの主役と言えるハート型のチャーシューが入っています。ハート型だとメーカーも言っているのに、上の写真では逆さに撮ってしまっており、こんなんだから私オサーンがいつになっても女心を理解できないんだろうなと、後から逆さの写真を見てちょっとブルーになってしまいました。
いつものハート型の薄いチャーシューで、濃いめの味付けがスープの中でしっかり映えています。
- 背脂とねぎ

スープのところで触れた「調味油」にすでに大量の背脂が入っているため、味としては乾燥背脂は必要ない存在ですが、きちんと固形の背脂を入れることで味に説得力を持たせているように思います。この背脂だけ口に入れると、味もしっかり背脂でした。
ねぎもまずまず入っていて、とんこつラーメンの体裁を整えています。こちらは味ではあまり存在感なかったものの、色味で目立っていました。
オススメ度(標準は3です)
- サンポー食品 「焼豚ラーメン×初代秀ちゃん」
ローソンで販売されているサンポー食品の「焼豚ラーメン×初代秀ちゃん」を食べてきました。「初代秀ちゃん」の特徴であるとんこつ臭こそほとんど感じられなかったものの、もう一方の特徴である背脂は重厚で、特に甘みの強さが印象的。背脂の風味もしっかり感じられ、お店の味を再現していました。この背脂の甘みと風味はちょっとクセになる味わいです。焼豚ラーメンの特徴であるハート型チャーシューもしっかり入っており、これは傑作カップ麺だと思います。おいしかった!
ブログを読んでいただいていた方に勧められて初めて食べた「博多だるま」のカップ麺。2008年(古)12月に初めてレビューした「地域の名店シリーズ 博多だるま」。お店でも得難いとんこつ臭や背脂の重厚感を感じられた、ものすごい一杯で衝撃を受けました。このブログで初の★9をつけた商品でもあります。もう10何年もブログをやってきて、★9をつけた商品はたった7つしかないのですが、そのうち3回が「博多だるま」でした。当時のとんこつ臭の力強さは現在の商品には残念ながらありません。
今回のカップ麺は、もう1年以上前の2007年7月に発売された、セブン&アイオリジナル商品、明星食品の「地域の名店シリーズ 博多だるま」です。実は何ヶ月か前にこの商品を食べて、あまりにおいしくてビビり、どう書こうかと考えながら今日まで来てしまいました。先日この商品がオススメだとコメントをいただき、良い機会だったので取り上げることにしました。すでに2回、セブン&アイのネットショッピングでこの商品を買い楽しんで...