このページでは、エースコックのカップ麺、「一度は食べたい名店の味 ストライク軒 シンカー 蛤だし鶏白湯ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「一度は食べたい名店の味 ストライク軒 シンカー 蛤だし鶏白湯ラーメン」はどんな商品?


今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 ストライク軒 シンカー 蛤だし鶏白湯ラーメン」。2020年1月13日発売の、「一度は食べたい名店の味」シリーズの新商品です。大阪天神橋筋にある人気ラーメン店、「ストライク軒」の人気メニュー「シンカー」の味を再現したカップ麺です。



「一度は食べたい名店の味」が大阪初上陸!


一度は食べたい名店の味」シリーズは、人気ラーメン店の味をカップ麺で再現したカップ麺シリーズです。このシリーズはこれまで東京とその周辺のお店のみが再現され、他の地域のラーメン店はもっぱら「全国ラーメン店マップ」シリーズで再現されてきていましたが、今回はシリーズ初となる東京圏以外のお店で、大阪初上陸。

大阪って、以前だとラーメンのイメージがあまりなく、麺類ならうどん、後は麺より粉ものという感じでしたが、この10年くらいで一気に人気ラーメン店が増えて、ラーメンのイメージが浸透してきた感じがします。「天下の台所」大阪ですが、ラーメンは「遅れてきたルーキー」(BOOMER)みたいな。同じ関西でもラーメンと言えば京都!とか和歌山!でしたよね?まぁ、関西から遠くに住んでいる人間の勝手なイメージなんですけどね。



「ストライク軒」は大阪天神橋筋の人気ラーメン店




ストライク軒」は、大阪天神橋筋にある人気ラーメン店です。お店のことを知らな人からすると、テーブルマークの「ホームラン軒」から名付けたような軽いノリのお店なんじゃないかと思ってしまいますが、なんのなんの、大阪でも指折りの人気ラーメン店です。ノリは軽いのかもしれませんが、味は確かなラーメン店です。おそらくカップ麺初登場なのではないかと思います。



人気メニュー「シンカー」の味を再現


「ストライク軒」のメニューは、中華そばの「ストレート」、はまぐり鶏白湯の「シンカー」、そしてつけそばの3つに分かれていて、今回のカップ麺ではそのうちはまぐり鶏白湯の「シンカー」が再現されています。

シンカーといえば西武ライオンズの潮崎投手が思い浮かびますが、あのサイドスローからのキレのあるストレートと対比でやってくる落差のあるシンカーはわかってても打てないと言われていました。一方で、ヤクルトスワローズの高津投手のシンカーは小さな変化でゴロを打たせるための球種だそうです。今回のシンカーは果たしてどちらのシンカーなのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「液体スープ」1袋。カップにはキャベツやすり身が入っています。

品名一度は食べたい名店の味 ストライク軒 シンカー 蛤だし鶏白湯ラーメン
メーカーエースコック
発売日2020年1月13日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(液体スープ)
定価税別220円
取得価格税込232円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食90g(めん70g)あたり
エネルギー395kcal
∟めん・かやく∟327kcal
∟スープ∟68kcal
たん白質7.7g
脂質16.8g
炭水化物53.2g
食塩相当量5.7g
∟めん・かやく∟1.6g
∟スープ∟4.1g
ビタミンB10.38mg
ビタミンB20.37mg
カルシウム315mg




スープ


スープは「チキンをベースに、蛤の旨みをしっかりと利かせた深みとコクのあるまろやかな鶏白湯スープ」で、「トリュフの香りやパセリを加えることでお店で提供されるラーメンの臨場感を再現し、最後まで飽きのこない一杯に仕上げ」たとのこと。

とろみがついた鶏ベースに蛤を効かせた鶏白湯スープで、トリュフが強めに香ります。



トリュフ香る鶏白湯スープ


  • とろみのついた鶏白湯
とろみがつけられた鶏白湯スープです。鶏の旨みがしっかり感じられる上、とろみによって濃厚感が高められており、比較的がっしり系の鶏白湯スープとなっています。鶏白湯自体にはそれほど目立つ特徴はなく、鶏白湯につけられた蛤やトリュフの風味が特徴のスープですが、このスープは何味?と問われると、自信を持って鶏白湯!と言えるくらいにはしっかりした鶏白湯です。

これシュートじゃないの?いやシュートしながら落ちてるからシンカーです!と堂々と言える鶏白湯。



  • トリュフ風味のキレ
鶏白湯スープには、蛤やトリュフの風味がつけられています。特に強く感じるのがトリュフで、マイルドで輪郭がぼやける鶏白湯にトリュフがエッジを立てています。キレがあります。最近はカップ麺でもトリュフの風味がつけられたものが多くなってきましたが、それでもやはり、トリュフが香るだけで高級感が増しますね。やわらかい味の鶏白湯とキレのあるトリュフの組み合わせも好相性でした。



  • 蛤風味はもうちょっと欲しかった
お店のメニュー「シンカー」は「はまぐり鶏白湯」とのことなので、蛤がもう一方の主役なんですが、今回のスープではそれほど目立っていませんでした。「液体スープ」をちょっと舐めてみたりスープだけ飲んだりすると、しっかり蛤の風味が感じられるのですが、麺と一緒に食べるとそれほど感じられなくなってしまいます。

今回の味は「はまぐり鶏白湯」よりも「トリュフ鶏白湯」の方が相応しい印象で、「シンカー」としては落ちは鋭かったけど横の変化が乏しかった感じでしょうか。スープだけならかなりおいしいんですけどね。



麺は「適度な弾力のある角刃のめん」で、「程良く味付けをし、スープと相性良く仕上げ」たとのこと。

湯戻し時間3分の、中太でストレート形状の油揚げ麺です。存在感のある角麺となっています。



中太ストレートの油揚げ麺


やや太め幅広でストレート形状の油揚げ麺です。以前だと、ストレート形状の油揚げ麺は日清食品だけだった記憶がありますが、最近は各社普通にストレート油揚げ麺を出してきていますね。地味に技術がしっかり進歩しているんでしょうね。麺は太めですが、スープにとろみがついているため麺がスープとよく絡み、両者に一体感がありました。ただ、油揚げ麺から出る雑味が、スープの特に蛤部分の風味を阻害しているように感じます。

お店の麺は低加水でやや幅広のストレート形状で、今回の麺は外見上かなり再現できているように見えます。ただ、低加水麺の食感を油揚げ麺で再現するのはなかなか難しいようで、お店の歯切れの良い麺の食感は再現できていないようです。




具は「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、蛤の風味豊かな蛤エキス入り団子、風味の良い玉ねぎを加えて仕上げ」たとのこと。

蛤風味の練り物団子、キャベツ、玉ねぎを組み合わせています。



蛤風味のつみれ、キャベツ、玉ねぎの組み合わせ


  • 蛤風味のつみれ
蛤の風味がつけられた魚練り物の団子が入っています。つみれで良いのでしょうか。結構たくさん入っていて目立っており、味わうとそれほど強くはないものの貝の風味がしっかり感じ取れます。お店の一杯では殻付きの蛤が入っているため、さすがにその再現をカップ麺でするのは難しいですが、まったく別物ではあってもカップ麺なりに蛤感を出した具となっていました。

  • キャベツと玉ねぎ
他にはキャベツと玉ねぎが入っています。どちらも実際のお店のラーメンにも入っている具。量ではキャベツが目立っていますが、味では玉ねぎのクセのある風味が目立っており、鶏白湯スープにアクセントを加えていました。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「一度は食べたい名店の味 ストライク軒 シンカー 蛤だし鶏白湯ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「一度は食べたい名店の味」初の大阪のお店を再現した「ストライク軒」のカップ麺を食べてきました。とろみのついた鶏白湯にトリュフの風味を効かせたスープが特徴で、鶏白湯に変化をつけているのが印象的でした。一方で、もう一方の主役である蛤だしは油揚げ麺とあまり相性が良くなく、風味があまり感じられなかったです。お店の「シンカー」は潮崎投手ばりでしょうが、今回はオーバースローの投手が投げる、横変化の小さいシンカーという感じでした。

ファミマ限定で発売されていた「サバ6製麺所監修 サバ醤油そば」。今回の商品と同じく大阪のラーメン店&エースコックのコラボ商品でした。

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