このページでは、セブンイレブンのレンジチルド麺、「一風堂監修 博多とんこつラーメン」を食べてレビューしていきます。
「一風堂監修 博多とんこつラーメン」はどんな商品?
今回は、セブンイレブンの「一風堂監修 博多とんこつラーメン」。2020年1月15日発売の、セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいる、レンジで調理するチルド麺商品です。「セブンプレミアムゴールド」のカップ麺でもおなじみの、「一風堂」の味を再現した商品です。
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「一風堂」はカップ麺でもおなじみ
今回の商品は、セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるレンジチルド麺です。同じくセブンのカップ麺でもおなじみの「博多一風堂」監修による「博多とんこつラーメン」とのこと。一風堂のメニューである「白丸」や「赤丸」とは書かれていませんが、一風堂の正統派なとんこつラーメンである「白丸」に近いのではないかと推測します。
「セブンプレミアムゴールド」の元祖名店再現系カップ麺でおなじみの「すみれ」、「一風堂」、「山頭火」のうち、すでに「すみれ」はレンジチルド麺として販売中です。2019年8月に発売された「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」。そして今回は「一風堂」なので、次は「山頭火」のレンジ麺もあるかもしれませんね。
セブンの「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」食べてみた!電子レンジ専用の本格ラーメン
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内容物、価格、購入額など

今回の商品は買ってきてそのままレンジに入れて調理すれば良いので、本来ならいらない工程ですが、フタを開けて中を撮影しています。中は2層構造になっていて、上に麺や具、下にスープが入っています。麺は細め、具はチャーシュー、キクラゲ、ネギ、もやしが入っています。お店の「白丸」とほぼ同じ構成です。別添袋で「特製スパイス」が入っています。
このタイプの商品はいつもならゼラチン状のスープが入っているのですが、今回は液体スープ。横にすると漏れてきそうなので、持ち運びには注意が必要。麺とスープを分けたのは、麺が細いので、スープに浸して伸びてしまうのを避けるためかと思われます。
品名 | 一風堂監修 博多とんこつラーメン |
---|---|
メーカー | セブンイレブン(製造会社は地域により異なる) |
発売日 | 2020年1月15日(水) |
麺種別 | チルド麺 |
かやく・スープ | 1袋(特製スパイス) |
定価 | 税込496円 |
取得価格 | 税込496円(セブンイレブン) |
栄養成分表、原材料
1食504g(めん150g)あたり
エネルギー | 536kcal |
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たん白質 | 27.2g |
脂質 | 26.7g |
炭水化物 | 49.4g |
∟糖質 | ∟43.8g |
∟食物繊維 | ∟5.5g |
食塩相当量 | 7.2g |

麺量は150g。カロリーは536kcalでこのタイプの商品としてはそれほど高くありません。
栄養成分は、各地域の製造工場によって数値は異なると思われます。
調理はレンジに入れるだけ

調理方法は、そのままの状態でレンジに入れるだけ。レンジさえあればカップ麺以上にお手軽な調理となっています。コンビニに置かれている1500Wの業務用レンジだと1分50秒、家庭の500Wレンジだと5分30秒となっています。600Wのレンジだとまた違う調理時間になると思われます。

レンジ調理後、取り出してフタを開けた状態。麺やチャーシュー、キクラゲ、ネギ、もやしが、レンジに入れる前よりひと回り小さくなった状態で出てきます。

内容物は2層構造になっていて、麺や具の入ったトレイを外すと、下には真っ白なスープが入っています。トレイを取る時に湯気がボワっとインチキおじさん登場で、かなり熱いのでご注意を。いつだって忘れない湯気は熱いもの(語呂悪し)。
麺や具をスープに投入し、別添の「特製スパイス」を入れて完成です。麺を入れる時も、スープが熱いので飛び跳ねに注意が必要です。熱いものはだいたい活きが良いので。
スープ
麺や具とはセパレートされているストレートタイプのとんこつスープです。とんこつの風味や豚脂がしっかり感じられるスープとなっています。

クリーミーで甘みの強いとんこつスープ
- ストレートスープとは?
食べる直前まで麺とスープが触れない専用容器を使用することで、麺への余分な水分移行を防ぎ、麺本来のコシを保てるようになりました。スープ本来の味や香りと、麺の食感をより楽しんでいただく商品に採用しています。
レンジ麺では、特に細麺の商品となると、一度調理済の麺を皿にスープとともに温めるという調理工程上の問題から、どうしても麺が伸びた食感になるという欠点があります。セブンのレンジ麺ではこの欠点を補うため、麺とスープをセパレートすることにより、麺の伸びを防ぐ工夫がされています。このストレートスープの効能は麺のところで触れていきたいと思います。
- クリーミーで甘みが感じられる

- 豚脂や背脂がたくさん入っている

甘みに比べてとんこつが弱いなんてことを書いてきましたが、あくまでお店との比較であって、実際はとんこつの旨みや香りもしっかり感じられます。特に香りはかなり本格的。カップ麺含めてこの手の商品では珍しく、スープを飲み干した後に、底にとんこつの骨粉が残ります。お店によって違うのかもしれませんが、お店でスープを飲み干した時はこんなに骨粉は入っていませんでした。
また、別添の「特製スパイス」が意外と主張が強くて、食べ進めていくうちに徐々に舌に蓄積されていき、スパイスが口の残るようになってきます。アクセントとして効果的ですが、とんこつスープのまろやかさを重視するなら入れない方が良いかもしれません。
麺
中細よりちょっと細いかなくらい程度の、低加水食感の麺が使われています。

細めのチルド麺を使用
- お店より少し太い
- 「ストレートスープ」の影響
それでもやっぱり伸びてはいるのですが、これくらいの細さの麺ならば、いつものようなレンジ調理ならおそらく製品として成立しないレベルで伸びてしまうのではないかと思います。お店よりちょっと太めの麺なのは、このあたりのギリギリの調整が入っているのかもしれませんね。
具
チャーシュー、ネギ、そしてたっぷりのキクラゲに、一風堂の特徴であるもやしの組み合わせです。

チャーシュー、ネギ、キクラゲ、もやしの組み合わせ
- 具のボリュームは少し物足りない
- キクラゲがたくさん入っていた!
オススメ度(標準は3です)
- セブンイレブン 「一風堂監修 博多とんこつラーメン」
セブンのレンジチルド麺の新商品、セブン店頭のカップ麺でもおなじみの「一風堂」の味を再現した一杯を食べてきました。独特な甘みのあるスープはおいしく、麺も伸びない工夫がされていて、価格分の価値は十分にある商品だと感じました。反面、同じセブンで売られているカップ麺の「一風堂」もとてもおいしいため、価格差まで考慮すると今回の商品を選ぶメリットはあまりないようにも思いますが、カップ麺では得難い重量感や満腹感を得られる商品なのは間違いありません。
セブンのレンジチルド麺といえばこの商品もあります。「中華蕎麦とみ田」による二郎インスパイアの一杯、「中華蕎麦とみ田監修豚ラーメン(豚骨醤油)」。
セブンで買える「中華蕎麦とみ田監修豚ラーメン(豚骨醤油)」を実食レビュー!
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