ローソンセレクトの冷凍パスタ「ソテースパゲティナポリタン」を食べてみました！

栄養成分表、原材料

1食300gあたり

エネルギー	497kcal
たん白質	11.4g
脂質	19.8g
炭水化物	68.3g
食塩相当量	2.8g

レビュー済のセブンプレミアム冷凍ナポリタンと内容量はほぼ同じですが、価格はローソンの方が25円高い設定。カロリーはローソンがやや高いのに対し、食塩相当量は下回っています。ローソンの方が品の良い味なのでしょうかね。

調理方法

調理方法は、上の写真の部分だけ開けて、レンジに入れるだけです。500Wレンジで5分30秒、600Wレンジで4分50秒。コンビニ店頭のレンジによる調理時間は書かれていません。レンジ調理のみ且つトレー容器入りなので、お皿を用意する必要がありません。レンジさえあればカップ麺以上にお手軽です。



調理後にフタを開けた直後の状態。下味がついていそうな麺の上に、ケチャップ色のソースと、ソーセージ、ピーマン、玉ねぎがのっています。これをかき混ぜて完成です。同じナポリタンなので当然なのでしょうが、セブンプレミアムの冷凍ナポリタンと姿がよく似ています。

ソース

酸味を強く感じるトマトケチャップベースのソースで、玉ねぎのソテー感が強く出ています。

トマトの酸味と玉ねぎの甘みが強いソース

• 酸味の強いケチャップとソーセージの風味

濃厚なトマトケチャップがベースのソースです。濃厚一辺倒のトマトケチャップではなく、トマトの酸味がピンポイントで強く感じられます。下町ナポリタン的なジャンキーな味というよりは、ちょっと洗練されたおしゃれな味という印象を受けました。ケチャップと相まって具として入っているソーセージの風味もしっかり感じられ、上品さとナポリタンらしさを兼ね備えています。

• 玉ねぎのソテー感

商品名に「ソテー」が入っているように、玉ねぎをソテーした風味、甘みが太いです。主役のトマトケチャップを立てつつも、甘くなりすぎない程度に幅を利かせており、食べ進めていくうちにこの甘さが後を引き、ちょっとクセになる味でした。総合的に濃い味ではなく、トマトの酸味と玉ねぎの甘みがピンポイントで強いため、味にメリハリがあってナポリタンながら上品さがある味に仕上がっていました。

• 洋食屋のナポリタン的な雰囲気

先日レビュー済のセブンプレミアム「ナポリタンスパゲッティ 1人前」と比較すると、総じて濃い味で下町系食の強いセブンプレミアムに対し、今回のローソンセレクトはトマトの酸味と玉ねぎの甘みがピンポイントで強く、ちょっと洗練された味という印象。セブンが喫茶店のナポリタンなのに対し、ローソンは洋食屋のナポリタン的な雰囲気がありました。

話変わりますが、サイゼリヤとかカプリチョーザとかでもナポリタン置いてくれれば良いんですけどね。サイゼリヤなんか、ナポリタン出したら絶対売れると思うんですけどね。和製スパゲティのナポリタンはイタリアンじゃない！ということなのでしょうか。

麺

中太でしっかり食感のスパゲティ麺

• ナポリタンとしてはしっかりした食感

デュラム小麦のセモリナ粉を用いたパスタ麺です。やや太めで、アルデンテ食感ではないですが、ナポリタンらしい太くて伸びた食感とは異なり、ナポリタンとしてはちょっと細めで、ある程度食感もしっかりしたものになっています。ソース同様、麺もナポリタンとしては上品な感じがしました。

• セブンの冷凍ナポリタンとの違い

セブンの冷凍ナポリタンが太くて伸び気味食感のTheナポリタン的な麺だったのに対し、ローソンの麺は違うアプローチで攻めてきています。この違いは、単にメーカーが違うというところに収斂されるのかもしれませんが、コンビニで容易に手に入れられる冷凍ナポリタンでこれだけ違いがあると、食べ比べる面白さがありますね。近日レビュー予定のファミマ版も楽しみです。

具

ウインナー、ピーマン、玉ねぎの組み合わせ

• ボリュームのある具の構成

ソーセージ、玉ねぎ、ピーマンが入っています。ナポリタンの鉄板の組み合わせでしょう。ソーセージやピーマンはセブンのものとほぼ同じくらいの量でしょうか。かなりボリュームがあります。ソーセージは冷凍食品の強みを活かし、肉感がしっかりあります。

• 玉ねぎが細長い

玉ねぎのカットがやや大きめで、細長い形状なのが特徴的でしょうか。それぞれに風味がしっかりあって、単に具としてだけでなく、ナポリタン味の形成に大きな役割を果たしていました。

オススメ度（標準は3です）

• ローソン 「ソテースパゲティナポリタン」

最近パタッと新商品が出なくなってしまったサンヨー食品のノンフライパスタシリーズ「デュラムおばさん」。ナポリタンも出ていました。