このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 狼スープ 濃厚味噌らーめん」を食べてレビューしていきます。



「明星 狼スープ 濃厚味噌らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「明星 狼スープ 濃厚味噌らーめん」。2020年1月6日発売の新商品です。北海道札幌市にあるみそラーメンの人気店、「狼スープ」の味を再現した商品です。



札幌みそラーメンの人気店「狼スープ」


狼スープ」は、北海道札幌市にあるみそラーメンの人気店。札幌ラーメンの名店「すみれ」や「彩未」と同じ系統の「純すみ系」と呼ばれるラーメン店で、「狼スープ」は特に強い生姜の味と濃いみそ味が特徴となっています。

「狼スープ」のカップ麺は2018年1月にも発売されており、今回と同じく明星食品製。生姜を強烈に効かせ、お店の再現性が高かったです。今回は当時から味に変化があるのでしょうか。

明星食品 「明星 狼スープ 濃厚味噌らーめん」

「純すみ系」みそラーメンの有名店「狼スープ」の再現商品今回のカップ麺は、明星食品の「明星 狼スープ 濃厚味噌らーめん」。札幌にあるラーメン店「狼スープ」の味を再現した商品です。「狼スープ」は、札幌ではいわゆる「純すみ系」の系譜にあるラーメン店で、とんこつベースで表面にラードが浮き、生姜が効いているという特徴で「純すみ系」のお店と共通しています。他と違うのはみそと生姜の強さで、よりみそラーメンらしい...



生姜と焦がし味噌が特徴




今回の一杯は、「生姜の香り」と「焦がし味噌」の「風味豊かなスープ」が特徴の「味噌らーめん」を再現しています。前回カップ麺の発売時も同じ特徴を謳っていました。当時との味の違いが気になります。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」、「粉末スープ」、「かやく」2袋の計4袋。



先入れの「かやく」2袋を麺の上に開けた状態。チャーシューに、キャベツ、もやし、粒ごまなどが入っています。

品名明星 狼スープ 濃厚味噌らーめん
メーカー明星食品
発売日2020年1月6日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・粉末スープ・かやく2袋)
定価税別250円
取得価格税別250円(セイコーマート)

栄養成分表


1食105g(めん65g)あたり
エネルギー397kcal
∟めん・かやく∟304kcal
∟スープ∟93kcal
たん白質10.3g
脂質11.8g
炭水化物62.4g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.2g
∟スープ∟4.7g
ビタミンB10.40mg
ビタミンB20.30mg
カルシウム168mg



前回発売時に比べると、カロリーや脂質が微減しています。ただ、スープのカロリーは微増しているため、それほどパワーダウンはしていないのかも知れません。


スープ


スープは「一番の特長である生姜、にんにく、花椒、一味唐辛子を効かせた濃厚な味噌スープ」で、「中華鍋で味噌を焦がし、香りとコクを出している点を再現するために焦がし味噌もアクセントとして加え」たとのこと。

とんこつベースにたっぷりの豚脂を浮かせた濃厚みそ味スープで、生姜や辛味でアクセントをつけています。



生姜でパンチを効かせた濃いみそ味のスープ


  • 焦がしみその入った濃厚みそ味
とんこつベースのみそ味スープです。太いとんこつに強いみそ味の、札幌みそラーメンの王道とも言える濃厚な味わい。札幌みそラーメンの味が好きならかなり満足できそうな強い味ですが、塩辛いものが苦手な人だとちょっと厳しいレベルで塩けが強いかも知れません。

お店の特徴に合わせて「焦がし味噌」が入っているとのことですが、これの風味はあまり感じられませんでした。ただ、お店のラーメンでも感じたことはないので、私の味覚の問題ですかねw ちょっと黒っぽい色味が焦がし味噌というところなのでしょうか。

なんか年々、塩けに弱くなってきている気がする私オサーン。塩けの耐性がなくなってくるのって、味覚が健康化しているというよりは、実は味覚の老化なのではないかと思ふ今日このごろ。



  • 札幌ラーメンとしては豚脂が少なめ
スープ表面にはこれも札幌ラーメンの特徴である豚脂が浮いています。ただ、実際の「狼スープ」はかなり豚脂が多く浮いていて、油膜を通り越して油層化しているので、それと比べてしまうと多いわけではありません。

それでも一般的なカップ麺と比べると油の量は十分多いのですが、カップ麺で再現されている同じ「純すみ系」の「すみれ」や「彩未」と比べると、豚脂の量はだいぶ少なそうです。

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  • 強烈な生姜とほのかなシビレ&辛味
豚脂にはやや物足りなさがありましたが、こちらも「純すみ系」の特徴である生姜が強烈に効いています。お店のラーメンでも生姜の強さが最も印象的で、今回のスープはしっかりお店の特徴を掴んでいます。また、生姜とともに花椒のほのかなシビレや唐辛子のピリ辛も効かせており、濃厚みそ味スープにさらにアクセントを加えていました。濃厚なみそ味に生姜や辛味で、なかなか激しい味のスープに仕上がっていました。



麺は「札幌味噌ラーメンの特長である、黄色みが強く、コシの強い中太麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太で縮れのついたノンフライ麺です。黄色みが強く、多加水麺食感で角麺形状となっています。



中太で縮れのついたノンフライ麺を使用


中太で縮れのついたノンフライ麺です。札幌ラーメンの特徴を踏まえて黄色みが強く、弾力強めの多加水麺食感となっています。やや平打ち気味の形状で、札幌ラーメンの形状とはちょっと言い難い部分がありますが、それでも濃厚スープの中で麺の甘みと強い食感でしっかり存在感があり、麺とスープのバランスは良好です。

お店の麺は今回の麺ほど黄色みは強くなく、またもっとゴリゴリしたかための食感なので、中太の多加水麺という大枠は同じでも、必ずしもお店の麺を再現しているわけではありません。食感的にお店の麺を再現するなら、湯戻し時間を短くすると可能な気がしますが、そうすると今度は麺のほぐれが悪くなりそうなので悩みどころですかね。素直に規定の湯戻し時間で食べるのが良いと思います。お店のゴリゴリ食感の麺結構好きなんですけどね。




具は「存在感のあるチャーシューをメインに、キャベツ、もやし、ネギ、ゴマ、スイートチリを組み合わせ」たとのこと。

1枚チャーシューに、キャベツ、もやし、ネギ、そして粒ごまなどが入って、ボリュームのある組み合わせです。



チャーシュー、キャベツ、もやしなどの組み合わせ


  • チャーシュー、キャベツ、もやし
1枚チャーシューに加え、キャベツやもやしなどの野菜が入っています。2年前の商品が出ていた当時だと、当時の定価税別240円の商品でこの大きさのチャーシューは物足りないと感じていましたが、現在はよく頑張っている印象を受けます。カップ麺のチャーシュはここ数年でだいぶ小さくなっているように思います。

  • 粒ごまがアクセント
粒ごまが結構多めに入っています。粒ごまもお店のスープに入っていますが、これもお店のよりだいぶ目立っていると感じました。濃い味のスープの中にあっても、粒ごまの香ばしさがアクセントとして目立っていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「明星 ラーメンぴあ 釈迦監修 スパイスらぁめん天空」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
札幌みそラーメンの人気店「狼スープ」の味を再現したカップ麺を食べてきました。濃いみそ味に加え、強烈な生姜や花椒と唐辛子の刺激により、かなり迫力のある一杯に仕上がっていました。前回発売時とそれほど違った味という印象はありませんが、同じ価格帯の商品と比べて満足感が高いので、前回の★4から今回は★5とします。

札幌みそラーメンの再現カップ麺としては、最高傑作ではないかと感じている一杯。東洋水産の「マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん」。実際の「彩未」も札幌みそラーメン随一の人気を誇っています。先日ハンサム氏が北海道を旅行して「彩未」でラーメンを食べたらしいのですが、おいしすぎて大感動したそうです。北海道旅行いちばんの思い出だったみたいです。

東洋水産 「マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん」

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