このページでは、ローソン限定発売でサンヨー食品のカップ麺、「青ネギオイル仕立てのネギバカ にんにく塩ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「青ネギオイル仕立てのネギバカ にんにく塩ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ローソン限定で売られている、サンヨー食品の「青ネギオイル仕立てのネギバカ にんにく塩ラーメン」。三真の米菓「ネギバカ おかき」の味をカップ麺で再現した商品です。カップ麺とともに「ネギバカ ポテトチップ」も同時発売されています。



左が本家の「ネギバカ おかき」、右が今回カップ麺と同時発売された「ネギバカ ポテトチップ」。

三真の「ネギバカ おかき」の味を再現したカップ麺


ネギバカ おかき」は、千葉県の菓子メーカー「三真」の製造するおかき(米菓)です。主に創作おかきを製造し、「ネギバカ」の他にも「ラッキーマヨ」シリーズのおかきなども製造販売しています。

今回はその「ネギバカ おかき」ののカップ麺バージョン。パッケージはほぼそのままで、ネギバカの味を「にんにく塩ラーメン」として再現しています。私オサーンは本家の「ネギバカ」を食べたことがないので、まずは本家「ネギバカ」がどんな味か、そしてついでに同時発売の「ポテトチップ」の味も確認してから、カップ麺を食べていきたいと思います。

「ネギバカ おかき」と「ネギバカ ポテトチップ」を食べてみた!


  • 「ネギバカ おかき」


青ネギオイルの風味を効かせたおかきです。ネギの青臭い風味が感じられ、にんにくや黒胡椒で味を引き締めています。ほんのりとわさびの辛味もありました。米菓なので米の味が強いですが、そんな中でも青ネギがしっかリ感じられるのが特徴的。がっしり青ネギ味です。

かため食感のおかきに、ネギ、胡椒がまるで青のりのように散りばめられています。

  • 「ネギバカ ポテトチップ」


青ネギオイルの風味が感じられるポテトチップですが、こちらは青ネギよりもむしろわさびの風味が強く感じれられます。味の構成要素はおかきとほぼ同じですが、そのバランスは大きく異なっています。ネギ風味のわさび味という感じですね。

カルビーのポテトチップスなどのような非成形ポテトではなく、一度溶かして成形し直したチップとなっています。ただ、チップスターなどのように形が整えられたうす切り形状ではなく、形はバラバラで厚切りです。油断すると口の中が怪我してしまうレベル。

ネギの他にもほうれん草が散りばめられているようで、口の中に菜っ葉がちょっと残ります。後半ちょっとうざったくなってきますかね。それでもポテチもきちんとおいしかったです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「仕上げの小袋」1袋。カップにはスープ粉末とともにかやくが入っていますが、あまり量は入っていなそうです。

品名青ネギオイル仕立てのネギバカ にんにく塩ラーメン
メーカーサンヨー食品
発売日2019年12月17日(火)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(仕上げの小袋)
定価税込228円
取得価格税込228円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食96g(めん70g)あたり
エネルギー427kcal
∟めん・かやく∟325kcal
∟スープ∟102kcal
たん白質7.6g
脂質18.4g
炭水化物57.8g
食塩相当量6.3g
∟めん・かやく∟1.8g
∟スープ∟4.5g
カルシウム218mg



タテ型カップの商品としては、スープが100kcal超えで高めとなっています。


スープ


スープは「ガーリックのきいた塩スープ」に、「青ネギオイルを合わせ」たとのこと。

豚鶏ベースのしお味スープに強烈にガーリックを効かせ、別添青ネギオイルでネギの風味もつけられています。



ネギオイルで風味付けしたにんにくしお味スープ


  • 胡椒を効かせたしお味
豚鶏ベースのしお味スープです。ベース部分はそれほど主張はないですが、しお味は強め。塩辛いというほどではないものの結構強くしっかりとしお味を効かせています。また、さらには黒胡椒が入っていて、しお味をさらにキリッと引き締めており、ベース部分の味だけでも結構なパンチのある味に仕上がっていました。

  • スープの中心はガーリック
今回のスープで最も強く目立っていたのはガーリック。おかきでもポテチでもガーリックは感じられましたが、今回のカップ麺では中でも最も強かったです。商品名が「にんにく塩ラーメン」なので当然なのでしょうが、ガーリック押しのスープとなっています。後述するネギの青臭さがガーリックのキレ味のようにも感じられ、なんだかガーリック中心のスープだなぁと思わせるものがあります。



  • 別添袋の青ネギオイル
別添の「仕上げの小袋」には、「ネギバカ」の主役である青ネギオイルが入っていて、これを入れることでスープ表面に大量に油脂が浮きます。キラキラ輝いていてとてもきれいです。まるで私のこころのよ・・・。湯気から立ち上るネギの香りが強く、青臭さが全開です。おかきやポテチとはだいぶ違うけど、これはこれで確かに「ネギバカ」です。



  • 本家「ネギバカ」の再現性はそれほど高くない
香りではネギが、味ではガーリックや胡椒が目立ったスープとなっています。最も目立っているのはガーリックで、食べ進めていくうちに口の中に蓄積されていた胡椒の刺激が徐々に主張してくる感じです。ネギバカおかきの味を再現したというよりは、ネギの風味を効かせたにんにくラーメンの感が強く、味付けは同じような要素で構成されつつも、それほど正確に再現するつもりもないように思えました。



麺は、湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。



中細でやさしい食感の油揚げ麺


中細で緩やかに縮れのついた油揚げ麺です。色味が白っぽく、ソフトな食感が特徴となっています。「サッポロ一番塩らーめん」のカップ麺で使われる麺によく似ている印象です。やわらかくてなつかしさも感じるやさしい食感。つなぎのゆるいこの麺を食べると、サンヨー食品の商品を食べている感が強くなります。

スープのガーリックや胡椒が強いのに対し、麺が穏やかでやさしい味なので、バランスはスープにだいぶ傾いています。もし麺の主張が強かったなら、おそらく今回のネギの風味はだいぶ消されてしまいそうなので、麺が弱いこのバランスも悪くないのではないかと思います。多少感じる油揚げ麺臭は、お菓子のスナック感を再現していました。




具は、ネギと鶏豚の味付肉そぼろが入っています。

肉そぼろ、キャベツ、ねぎの組み合わせですが、いずれも量は少ないです。



青ネギと肉そぼろの組み合わせ


  • 青ネギたっぷり
青ネギ主体のネギと、肉そぼろが入っています。ネギはカット大きめのものがなかなかたくさん入っていて、ほぼ青ネギのみで構成されています。とんこつラーメンのような細かいネギではなく、こういう大きめのものがたくさん入っているのもなかなか良いです。スープのオイルと具のネギで、かなりのネギバカっぷりが再現されていました。

  • 肉そぼろは少ない
ネギの他には鶏豚の肉そぼろが入っていますが、こちらはあまり量は入っていません。おかきやポテチにも入っていないものなので、それほど重要視されていないのかも知れませんね。


オススメ度(標準は3です)


  • ローソン限定「青ネギオイル仕立てのネギバカ にんにく塩ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
三真の米菓「ネギバカ おかき」の味を再現したローソン限定カップ麺を食べてきました。お菓子とは違い、ガーリック中心のスープが特徴で、青ネギオイルの青臭い香りと胡椒の刺激がスープを盛り上げていました。具としても青ネギがたくさん入っていて、確かに「ネギバカ」な一杯ですが、主役はガーリックでした。

米菓の味を再現したカップ麺といえばこの商品が思い浮かびます。2019年8月に発売されていた「マルちゃん 亀田の柿の種味焼そば」と「マルちゃん 亀田の柿の種わさび味焼そば」。「亀田の柿の種」の味を再現していました。

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