このページでは、セブンプレミアムの冷凍食品、「一風堂 博多ちゃんぽん!」を食べてレビューしていきます。



セブンプレミアム「一風堂 博多ちゃんぽん!」はどんなカップ麺?


今回レビューするのは、セブンプレミアムの「一風堂 博多ちゃんぽん!」。2019年11月19日発売の、セブン&アイグループのPB「セブンプレミアム」の商品です。製造は日清食品冷凍が担当。日清食品や明星食品と同じ日清食品グループに属する冷凍食品メーカーで、どん兵衛やスパ王などの冷凍食品を製造しています。実は発売当初に手に入れていたのですが、冷凍庫に入れたまますっかり食べるのを忘れていました。もっと早く食べなけれないけなかったよなー。

  • カップ麺としてもおなじみの「一風堂」
博多発全国展開するとんこつラーメンの名店「一風堂」は、セブンプレミアムのカップ麺として店頭に並んでいることでもおなじみのお店です。「すみれ」のカップ麺と並び、名店再現系カップ麺の元祖と言われています。

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  • 「一風堂」のまかないちゃんぽんを冷凍食品で再現


今回の商品は、「一風堂」でまかないとして供されていた「ちゃんぽん」を、冷凍食品で再現しています。一風堂のメニュー「赤丸」に入っている「特製 赤丸辛味噌」を使用し、「博多ちゃんぽん」として、ちゃんぽんのお膝元長崎に喧嘩を売っています。いや別に売ってませんね。

セブンプレミアムでは、カップ麺でおなじみの名店の味を冷凍食品で再現した商品をこれまでにも出してきていました。今回の商品はその括りでいうと第3弾商品となります。

第1弾商品として登場したのは、2018年6月に発売された「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」でした。中本カップ麺以上に凄みのある辛さが特徴で、辛さに加えて麻婆味の力強さもあり、カップ麺ブロガーとしては冷食に驚異を感じずにはいられないよくできた商品でした。

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第2弾商品として登場したのは、2019年8月に発売された「中華蕎麦 とみ田 つけめん」。こちらはセブンプレミアムのプレミアムラインである「セブンプレミアム ゴールド」として発売された高級商品です。カップ麺では再現しにくいつけ麺で、カップ麺の驚異を通り超え、これもうお店そのものでしょ?と思ってしまうほどの、ものすごい一杯でした。冷凍食品だと何でもできてしまうんだなと感じる商品でした。



内容物、価格、購入額など




内容物は、「具付めん」、「液体スープ」、「特製赤丸辛味噌」の3袋。なんだか具の量がすごいことになっていそうです。カップ麺と比べちゃいけない感、ものすごいオーラを感じます。これはやばいです。やばすぎてガスのCMで翼ちゃんと共演しかねないレベル。

品名一風堂 博多ちゃんぽん!
メーカーセブンプレミアム(製造は日清食品冷凍)
発売日2019年11月19日(火)
麺種別冷凍食品
かやく・スープ2袋(液体スープ・特製赤丸辛味噌)
定価税込386円
取得価格税込386円(セブンイレブン)


栄養成分表


1食352g(めん150g)あたり
エネルギー373kcal
たん白質16.9g
脂質9.5g
炭水化物57.4g
 ∟糖質∟52.5g
 ∟食物繊維∟4.9g
食塩相当量5.9g
 ∟めん・かやく∟0.6g
 ∟スープ∟5.3g



意外と?カロリーはあまり高くありません。


調理方法はこんな感じ




それでは早速作っていきます。「具付めん」をレンジで調理するのとともに、お湯を沸かしてどんぶりでスープを作ります。





まずはレンジで「具付めん」を温めます。レンジ調理時間は500Wで8分、600Wで6分30秒となっています。文字印刷面を上にして皿にのせてレンジに入れます。上の写真は調理後。水滴が熱いのでご注意を。



レンジ調理の終わる間際に合わせて、スープを作っていきます。まずはどんぶりに「液体スープ」を開けます。「液体スープ」も凍っているので温めたくなりますが、温めずに数分放置する旨が調理方法に書かれています。



沸騰したお湯250mlをどんぶりに入れ、液体スープと混ぜ合わせます。レンジ調理と湯沸かしを同時進行でしなければいけないのが、カップ麺に比べてだいぶめんどくさいところ。調理法についてはカップ麺にだいぶ利があります。



スープにレンジ調理後の「具付めん」を投入。このあとは大勢を整えて「特製赤丸辛味噌」を入れて完成です。



スープ


スープは「とんこつ仕込みの濃厚極旨スープ」に、「別添赤丸辛味噌で味チェンジをお楽しみいただけ」るとのこと。

豚脂や魚介の旨味を加えたとんこつベースのちゃんぽんスープで、別添「特製赤丸辛味噌」によって味に変化を加えています。



まろやかちゃんぽんスープが辛味噌で激変!


  • まろやかなとんこつベース
とんこつベースのまろやかちゃんぽんスープです。さすが一風堂のスープというべき、ちゃんぽんとしてはとんこつの厚みを感じるスープで、ちゃんぽんとしてのオリジナリティを感じます。一風堂のラーメンでも感じるクセのないとんこつのまろやかさがあり、ちゃんぽんらしくあるとともに、とんこつラーメンらしさを感じさせるものもありました。



  • 豚要素強め
スープ表面に豚脂を浮かせてふんわりと豚の風味を漂わせ、また魚介を効かせることでちゃんぽんらしさを出しています。しっかりちゃんぽんらしいスープに仕上がっていますが、一般的なちゃんぽんスープに比べると豚要素が強いのかなと思います。いやはやとてもおいしいスープです。



  • 「特製赤丸辛味噌」でガラッと雰囲気が変化


別添の「特製赤丸辛味噌」を加えることで、まろやかスープの雰囲気がガラッと変化します。せいぜいピリ辛程度で強烈に辛くなるわけではないですが、辛味のアクセントによって一本筋が通り、引き締まった味に変貌します。変化前も変化後も素晴らしい味なので、ぜひとも最初は入れずに食べ、ある程度食べてから入れることをオススメします。1粒で2度おいしいスープでした。



麺は「黒胡椒を練り込み角刃で切り出すことで、食感とキレにこだわ」ったとのこと。

ストレート形状の中太麺です。角麺形状で、黒胡椒が練り込まれているのが特徴です。



黒胡椒の練り込まれた多加水麺


中太で、ストレート形状の麺が使用されています。一風堂のとんこつラーメンで使われている極細麺とはだいぶ形状が違い、弾力のある多加水麺食感で、まるで生麺。カップ麺でもノンフライ麺では多加水麺の再現技術が向上していますが、この麺はちょっとレベルが違いますね。お店で出てきても何ら驚かないレベル。冷凍食品もチルド麺と同様、細麺は不得手がありますが、今回くらいの太さならチルド麺やカップ麺を凌駕しています。

今回の麺は黒胡椒が練り込まれているのが特徴で、黒胡椒のスパイス感をしっかり感じ取ることができました。見た目は全粒粉が練り込んでいるように見えるのですが、実際は全粒粉の甘みとは逆の激しい麺。この麺とても面白いです。こういう麺ってこれまで製品化されたものではなかったんじゃないですかね。すごいオリジナリティです。




具は「9種類の具材を使用し、一食で3分の1日分の野菜が摂取でき」、「キャベツやたまねぎをオイスターソースと共に直火で炒めることで旨みを引き出し」たとのこと。

いか、かまぼこ、キクラゲとともに、炒めキャベツ、炒め玉ねぎ、もやし、ニンジン、コーン、きぬさやといった野菜が入っています。



調理感のある大量の野菜を使用


いかやかまぼこ、キクラゲに加え、大量の野菜が入っています。実はカップ麺との差を最も痛感したのがこの具で、カップ麺ではGooTaですら見たことないボリュームに加え、キャベツと玉ねぎの炒め風味がとても豊か。炒め風味でスープにワンパンチ加え、厚みのあるスープに仕上げています。

どの野菜もみずみずしくボリュームがあります。また、調理感・臨場感があって、ちょっとした野菜炒めです。チャーシューなど肉は入っておらず、いかはちょっと物足りない量でしたが、この野菜の量、存在感はちょっと圧倒的でした。レギュラー番組とCM出演多数の超売れっ子なのに電動バイクで日本縦断するくらい圧倒的やばいよ感です。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンプレミアム 「一風堂 博多ちゃんぽん!」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
「一風堂」のまかない食ちゃんぽんを再現したセブンプレミアムの冷凍食品「一風堂 博多ちゃんぽん!」を食べてきました。一般的なちゃんぽんに比べてとんこつ感の強いスープに黒胡椒が練り込まれた生麺食感の多加水麺を合わせ、そして圧倒的な存在感の炒めた野菜類。冷凍食品ならではのレベルの高さに加え、オリジナリティもあるとてもいおいしいちゃんぽんでした。これで定価税込386円は、カップ麺なら超高額設定となることろですが、むしろ安いとすら思えます。調理環境が整うなら、レンジチルド麺よりこっちを買う方が満足できるのではないでしょうか。

セブンプレミアムからはカップ麺でもおなじみの「すみれ」の冷凍チャーハンも出ています。2018年3月に発売された「すみれチャーハン」。これもとてもおいしい。冷食は本当すごいですね。

カップ麺ブロガーがセブンの冷食「すみれチャーハン」を食べてみました!!

カップ麺ブログなのに「すみれ」の冷凍チャーハン食べますカップ麺のブログなのに先日冷凍ラーメンの「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」を食べたばかりですが、今回またもやカップ麺ではなく、今度は冷凍食品のチャーハンを食べます。セブンプレミアムの「すみれチャーハン」。製造はニチレイフーズ。2018年3月12日に発売された商品です。セブンで「すみれ」と言えば、先日リニューアル商品をレポしたセブンプレミアムゴールドの...


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