辛さレベル5の激辛！「明星 銀座デリー監修 ホットカシミールカレーまぜそば」を実食レビュー！

栄養成分表

1食165g（めん130g）あたり

エネルギー	719kcal
たん白質	11.0g
脂質	31.3g
炭水化物	98.3g
食塩相当量	7.3g
ビタミンB1	1.01mg
ビタミンB2	0.36mg
カルシウム	198mg

130gの大盛麺量。食塩相当量が7.3gでちょっと高い数値なのが気になります。

ソース

ビーフベースにスパイスを加えた激辛のカレーソースで、別添の焦がしオニオンのソースで丸みを加えています。

強いスパイスと辛味に焦がし玉ねぎを加えたカレー味ソース

• カシミールカレーらしい強いスパイス感

「カシミールカレー」の特徴を踏まえた、ビーフベースに強烈なスパイスが前面に出たカレーソースです。クミンやターメリックといったカレーらしいスパイスに加え、辛味、苦味を加えたソースとなっています。これまでの「カシミールカレー」カップ麺も強烈なスパイス感が特徴でしたが、今回はその強いスパイス感に加えて強い辛味が加わっており、味の激しさで過去最高なのは間違いありません。

• 苦味を感じる激辛

カシミールカレーといえば強いスパイス感が特徴ですが、今回はそのスパイス感を凌ぐ激辛が大きな特徴となっています。最初食べ始めた時はそうでもないなと思っていたのですが、スパイスが口に蓄積されていき、後半戦に差し掛かると腔内が大火事状態になります。唐辛子の強さを増幅させる苦味も強く感じられ、辛味とスパイスで本格的たっぷりなソースに仕上がっていました。これはこれまでのデリーカップ麺でいろいろ過去最高ですね。冬風に言うとバッケンレコード。

• 焦がし玉ねぎ

別添の「特製ソース」にはドロッとした黒い液状のものが入っていて、これがいかにも辛そうなんですが、実際にはほとんど辛味はなく、焦がし玉ねぎのペーストとなっています。激辛スパイスのソースに独特な香ばしさと甘みを加え、まろやかに仕上げる効果がありました。これまでのカシミール焼そばにはなかった新要素です。

• 塩辛さが気になる

強いスパイス感に加え、強烈な辛味、そして焦がし玉ねぎの風味と甘味が加わり、重厚感のある素晴らしいカレー味ソースだったのですが、かなり塩けが強いのが難点でした。食演相当量7.3gもあった上に辛味が強ければ、これまでの汁なしカップ麺でもだいたいこんな感じになっちゃうんですよね。ちょっと塩辛いというレベルではなく、かなり塩辛かったです。これは次回の発売があったら何としてもの改善して欲しい点ですね。

麺

湯戻し時間5分の、極太で縮れの強い油揚げ麺です。

極太で縮れのついた油揚げ麺を使用

極太でしっかり縮れのつけられた油揚げ麺です。ずっしりしていてもちもちの食感が特徴で、今回のいろいろバッケンレコードなソースと合わせてもよくバランスが取れています。塩辛さまでは中和できていませんでしたが、それでもこのソースにはこの麺で良かったと思えるバランスの良い組み合わせでした。

いつもは「カシミールカレー焼そば」だったのが今回「カシミールカレーまぜそば」になったのはなんでだろうと思っていましたが、なるほど麺が極太に変更になったことで、焼そばというよりもまぜそばのほうが相応しい名称ということになったんでしょうね。麺が極太になったことで、いつも以上にソースも強い味に振ることができたのではないかと思います。

具

挽肉と赤ピーマンのいつもの組み合わせに、パセリやチリなどが入ったスパイスのふりかけが別添されています。

挽肉、赤ピーマンに各種スパイスのふりかけが別添

• いつもの挽肉と赤ピーマン

具として入っているのは挽肉と赤ピーマン。これまでの「カシミールカレー焼そば」でも一貫して使われています。挽肉も赤ピーマンも実際の「カシミールカレー」には挽肉も赤ピーマンも入っていないんですけどね。どちらもそれなりに量入っていました。

• 別添「ふりかけ」のスパイス類

ふりかけとしてパセリチップ、チリ、クミンなどが入ったふりかけが入っています。ソースだけでも十分にスパイス感が強いので、お飾り的な意味合いが大きそうですが、それでもパセリの香りや辛味を増幅させ、よりスパイス感をリアルに感じられる役割を果たしていました。

オススメ度（標準は3です）

• 明星食品 「明星 銀座デリー監修 ホットカシミールカレーまぜそば」

「銀座デリー」は冷凍米飯としても登場していました。2018年8月に発売されたセブンプレミアムの「銀座デリー監修ドライカレー」。がっしりスパイスを効かせたおいしいドライカレーで、これ本当おいしかったんですよね。最近セブンで見かけないですが、現在も販売されている商品のようです。