このページでは、日清食品のカップ麺、「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」を食べてレビューしていきます。



「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」。2019年11月25日発売の新商品です。東京銀座に本店のある「銀座 篝」のメニュー、「鶏白湯 Soba トリュフ」を再現したカップ麺です。



「名店が認めた本格style」の第2弾商品


今回の商品は、「名店が認めた本格style」の第2弾商品です。「名店が認めた本格style」は、「絶大な人気を誇るラーメン店の味を忠実に再現した本格スープと生めん風ノンフライ麺を合わせた、ご当店監修によるカップ麺シリーズ」とのこと。人気店監修のタテ型ノンフライ麺商品ということですね。

シリーズ第1弾商品として2019年4月に発売されていたのは、「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Soba」。第1弾も第2弾も「銀座篝」のカップ麺で、今のところこのシリーズは「銀座篝」専用シリーズ状態となっています。強烈濃厚な鶏白湯と鶏油が特徴で、お店に負けない迫力がありました。★7を付けています。

とんでもなく強烈な鶏白湯のカップ麺!「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Soba」

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今回の一杯では、お店のメニューである「鶏白湯 Soba トリュフ」の味が再現されています。お店の特徴である濃厚鶏白湯をベースに、トリュフの香りを加えています。

ただ個人的には懸念点があって、ひとつはもともと前回かなりおいしかった鶏白湯と鶏油にトリュフを加えることで、おいしいバランスが崩れてしまうのではないかということ。そしてもうひとつは、トリュフ分のコストが鶏白湯や鶏油のパワーダウンにつながらないかということ。お店だと高コスト分を価格に転嫁していますが、今回はそういうわけではありません。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は「特製トリュフ鶏油」1袋。カップには大量のスープ粉末が入っていて、いかにも濃厚スープなことを窺わせます。

品名名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ
メーカー日清食品
発売日2019年11月25日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(特製トリュフ鶏油)
定価税別228円
取得価格税別178円(イオン)

栄養成分表


1食96g(めん70g)あたり
エネルギー384kcal
 ∟めん・かやく∟296kcal
 ∟スープ∟88kcal
たん白質9.0g
脂質11.3g
炭水化物61.5g
食塩相当量7.0g
 ∟めん・かやく∟2.4g
 ∟スープ∟4.6g
ビタミンB10.22mg
ビタミンB20.30mg
カルシウム167mg



前回発売時に比べると、カロリーや脂質は減、食塩相当量は増加しています。前回に比べて価格は上がっていますが、先日の一斉値上げ分の増加のみで、トリュフ入りでも横ばいの価格設定のようです。


スープ


スープは「鶏のうまみを凝縮したクリーミーな濃厚鶏白湯スープ」に、「芳醇な香りを加える "特製トリュフ鶏油"」げが別添とのこと。

濃厚な鶏白湯ベースのしお味スープに、トリュフの香る鶏油を組み合わせています。



トリュフ香る鶏白湯スープ


  • とろみのついた濃厚鶏白湯
濃厚な鶏白湯ベースのしお味スープです。ポタージュを思わせるとろみがついており、鶏白湯の濃厚感をいっそう高めています。鶏の甘み、コクが前面に出ており、前回の「篝」カップ麺に引き続いてカップ麺最高クラスの濃厚鶏白湯となっています。しお味よりも鶏の甘みが強く、鶏の魅力が詰まった鶏全開のスープと言えるでしょう。先ほど見たスープ粉末の多さが鶏白湯の濃厚さに直結していました。

  • クリーミングパウダーで甘みを増強
原材料を見ると、スープの上位に「クリーミングパウダー」が入っており、クリーム感が濃厚鶏白湯の味に厚みを加えています。食べた感じ、お店のスープにもおそらくミルク成分が入っていると思われ、出過ぎない程度に甘みがあり、鶏白湯のコクを引き立ています。こちらも前回から引き続いての特徴でした。鶏白湯とクリームのハーモニー、抜群の相性です。



  • トリュフの香り
別添の「特製トリュフ鶏油」には、名前通りトリュフの香りがつけられた鶏油が入っています。これを入れることにより、スープ表面が黄金色に染まり、高級感が感じられますね。今回の大きな特徴であるトリュフですが、ガツンと感じるほどではないものの、鶏白湯の旨みを邪魔しない程度にしっかりトリュフの香りが感じられます。ただ、前回のトリュフなしで完璧においしかったので、多少蛇足感は否めません。



  • 鶏油はパワーダウンか
一方で、前回のスープでは鶏白湯とともに主役を張っていた鶏油ですが、今回も鼻に抜ける甘ったるい風味が強く、強い存在感ではあったものの、前回の口のまわりがベタつく粘着性の強い鶏油に比べるとだいぶ弱くなってました。先ほど懸念したトリュフが加わったことによるあおりを受けたのは鶏油でした。前回スープの魅力がだいぶ削がれてしまった印象です。



麺は「喉ごしの良い生めん風ノンフライ麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太で透明感のあるノンフライ麺です。しっとりした低加水食感が特徴。



しっとり食感のノンフライストレート麺


中太でストレート形状のノンフライ麺です。他の商品で見たことのない麺なので、おそらく現状では「銀座篝」専用麺なのではないかと思います。透明感ある色合いで表面につるみがあり、見た感じは多加水麺な雰囲気なのですが、実際食べるとしっとりしていて低加水麺食感となっています。低加水麺食感の麺がとろみのある鶏白湯と絡むことで、ものすごい一杯感を生み出しています。また、鶏白湯の甘みも増幅させていました。この麺だけでも今回の商品を食べる価値があると思います。

お店の麺も低加水麺食感ながら、パスタを思わせる張りがあり、今回の麺よりも端切れが良いです。お店の麺もとてもおいしくて、鶏白湯スープと相性抜群。今回の麺はお店の麺と半分似ていて、半分異なるといったところでしょうか。今回の麺もカップ麺離れしたしっとり食感で生麺らしさが強く、お店の麺とはまた違う魅力がありました。




具は「鶏肉、かきたま、赤ピーマン、ネギ」とのこと。

細かい角切りの鶏肉、かきたま、ネギ、赤ピーマンの組み合わせです。



鶏肉、かきたま、ネギ、赤ピーマンの組み合わせ


具の主役は角切りの細かい鶏肉。あまり脂分のないタイプでかための食感。かためなので食感で目立っていますが、ボリュームはそれほどなく、スープや麺の充実ぶりに比べると物足りない印象。チャーシューや野菜のたくさん入ったお店の具と比べてもかなり見劣りしていますが、さすがに1,000円オーバーのラーメンと比べるのは酷ですよね。前回よりも鶏の量ちょっと減りましたかね。

他に、かきたま、ネギ、赤ピーマンが入っていますが、いずれも量は少なく、色味で目立っている程度。食べるとあまり存在感はありませんでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
東京銀座の人気ラーメン店「銀座 篝」の味を再現したカップ麺を食べてきました。今回はトリュフの香りを加えて、濃厚な鶏白湯と合わせたスープが特徴で、ポタージュ感のあるおいしい一杯でした。反面、前回より鶏油の濃厚感は弱まっており、トリュフの香りは堪能できたもののやや物足りなさも残りました。麺は相変わらずおいしくて、鶏白湯スープとの相性も抜群。この麺だけでも食べる価値が十分にあると思います。

トリュフのスープと言えばこの商品。セブンプレミアムの「蔦 醤油Soba」。個人的にはトリュフの風味はしょうゆ味が最も相性が良いように思っています。

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