このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を食べてレビューしていきます。



「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」。2019年11月18日発売の新商品です。神奈川県川崎市を中心に店舗展開する「元祖ニュータンタンメン本舗」監修によるカップ麺です。



「元祖ニュータンタンメン」は創業55年の川崎のソウルフード


元祖ニュータンタンメン本舗」は、神奈川県川崎市に本店のある人気ラーメン店です。川崎を中心に関東などに計39店のお店があり、看板メニューの「タンタンメン」は川崎もしくは神奈川のソウルフードとも称されます。中華料理の担々麺をにんにくを入れてスタミナ料理にアレンジした一杯となっています。中でも「ニラタンタンメン」が人気メニューとのこと。

昔住んでた場所のそばに支店があったのですが、残念ながら入ったことはなく、今さらながら後悔しています。結構お店の前を通ったんですけどね。にんにくの入ったアレンジ担々麺からイメージするのは台湾ラーメンですが、パッケージのかきたまと唐辛子の入った写真を見ると宮崎辛麺に近いようにも見えます。歴史的には55年も続いている「ニュータンタンメン」の方が先ですかね。果たしてどんな味の一杯なのでしょうか。



今回と同じサンヨー食品からは、宮崎辛麺のカップ麺が出ていました。2017年9月発売の「サッポロ一番 ご当地マシマシ 辛すぎて旨い 宮崎 旨辛麺」。激辛スープとかきたまの甘みが対を成す印象的な一杯でした。

サンヨー食品 「サッポロ一番 ご当地マシマシ 辛すぎて旨い 宮崎 旨辛麺」

宮崎の「辛麺」の再現商品今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 ご当地マシマシ 辛すぎて旨い 宮崎 旨辛麺」。宮崎のご当地ラーメンと言えば本来ならとんこつラーメンらしいのですが、最近は「辛麺」が流行っているとのこと。にんにくの効いたしょうゆ味のスープに、大量の唐辛子とかきたまごが特徴のようです。私はこのラーメンの存在を知りませんでしたが、ちょっと調べてみると、宮崎には何件か「辛麺」を出すお店...


内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップにはたまごと唐辛子が入っています。赤と黄色ってデジタル写真が苦手な色なんですよね。お見苦しい写真もあるかもしれませんので、今のうち謝っておきます。

品名元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン
メーカーサンヨー食品
発売日2019年11月18日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食92g(めん70g)あたり
エネルギー400kcal
∟めん・かやく∟322kcal
∟スープ∟78kcal
たん白質7.6g
脂質16.0g
炭水化物56.5g
食塩相当量6.1g
∟めん・かやく∟1.5g
∟スープ∟4.6g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.58mg
カルシウム214mg




スープ


スープは「にんにくや唐辛子をきかせた豚ガラ塩味スープ」で、「ポークやチキンのうまみに、にんにくのうまみ、唐辛子の辛みを合わせ」たとのこと。

豚ガラベースにチキンを加えたしお味のスープで、にんにくや唐辛子を加えてパンチを効かせています。



にんにくと唐辛子を効かせたあっさり豚ガラスープ


  • 豚鶏ガラベースの昔懐かしい味
豚ガラベースのしお味スープとのことですが、豚ガラに鶏ガラを合わせていて、食べた感じだと両者半々くらいに感じられました。塩味はしっかり効いていますが、全体的にはあっさりめのベース。あっさりした鶏ガラと豚ガラの味わいは、ちょっと昔懐かしさを感じせるものがありました。後述するにんにくや唐辛子が入っていなければ、「こういうのでいいんだよ~」的な懐かしい中華そばの味わいになると思われます。



  • にんにくと唐辛子は穏やか
あっさりめのスープににんにくや唐辛子が加わることで、だいぶ輪郭がハッキリします。にんにくはガンガンくる感じではなく、唐辛子もピリ辛程度なので、それほどインパクトの強い味というわけではありません。基本的には豚鶏ガラが前に出たやさしい味という印象でした。辛いのが好きな方だとちょっと物足りなく感じるかもしれませんね。

お店では「大辛」「メチャ辛」といった激辛レベルも選べるようなので、いずれカップ麺でも再現して欲しいです。



  • 宮崎辛麺のカップ麺によく似ている
「タンタンメン」という名前ではありますが、練りごま粒ごまは入っていらず、あまり担々麺らしさはありません。また、にんにくは効いているものの台湾ラーメンらしさもありません。しょうゆ味としお味の違いはあるものの、似ているのはやはり宮崎辛麺ですね。お店で食べると違うところも多いだろうと思いますが、カップ麺で食べている分には宮崎辛麺と区別がつかないかもしれません。あっさり味の宮崎辛麺。



麺は「なめらかさとつるみがあり、しっかりとしたコシのある食感で食べ応えのあるめん」とのこと。

湯戻し時間3分の、縮れのついた中細の油揚げ麺です。ソフトな食感が特徴の麺となっています。



中細でソフト食感の油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺が使われています。コシはそれほど強くなく、ソフトな食感が特徴。色味が白いことも合わせ、サッポロ一番塩らーめんに似たタイプの麺だと感じました。合わせるスープがにんにくと唐辛子を効かせているとはいえあっさり系なので、今回の主張のあまり強くない麺はスープとよくマッチしていました。

お店で使われている自家製麺はストレート形状でもっともちもちしているようなので、必ずしも再現性が高いとは言えなそうですが、今回のあっさりスープならば、むしろ細めで縮れのついた今回の麺の方がマッチするのではないかと思います。




具は「かき卵、鶏肉そぼろ、唐辛子の組み合わせ」とのこと。

かきたま、唐辛子に鶏肉そぼろの組み合わせです。



かきたま、唐辛子、鶏肉そぼろの組み合わせ


  • かきたまが主役
具の主役はかきたま。お湯を入れる前の状態だとちょっと量が少なそうに見えましたが、湯戻しすることでまずまずの量に膨らみます。玉子の甘さもしっかり感じ取れます。ただ、実際のお店のラーメンだとかなりたっぷりのかきたまが入っているので、今回ももうちょっとたくさん入っていてくれた方が再現性が高くなったと思います。先ほど紹介した宮崎辛麺のカップ麺と比べてもかきたまの量は物足りません。

  • 唐辛子は色味で目立っている
粒状の唐辛子がたくさん入っていて、かきたまの黄色と唐辛子の赤でなかなか見栄え良く仕上げています。本当、宮崎辛麺と同じ感じの見た目になりますね。ただ、唐辛子はそれほど辛いわけではなく、見た目の色合いほど辛味は伝わってきません。

また、鶏肉そぼろの量がかなり少なく、お店だとたくさん挽肉が入っているようなので、だいぶ物足りない印象です。スープも麺もおいしかったですが、具の物足りな差が今回の商品のウィークポイントだと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
川崎の人気ラーメン店「元祖ニュータンタンメン本舗」監修の商品を食べてきました。豚ガラと鶏ガラの塩味スープに、にんにくと唐辛子をほどほどに効かせ、ソフトな麺と合わせています。お店の特徴であるかきたまや挽肉の量には不満が残りましたが、にんにくや唐辛子を効かせていてもやさしい味の一杯でした。激辛バージョンの「元祖ニュータンタンメン本舗」カップ麺もいつか食べてみたいです。

2019年8月発売のセブンプレミアム「かきたまたくさん 完熟トマト仕立て酸辣湯麺」。こちらも製造はサンヨー食品で、赤いスープにかきたまの組み合わせで色合いは似ていました。スープは酸辣湯なので味はまったく違います。

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