このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン」と「丸大食品監修 スンドゥブマイルド味 うどん」を食べてレビューしていきます。



「丸大食品監修 スンドゥブ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン」と「丸大食品監修 スンドゥブマイルド味 うどん」。2019年11月11日発売の新商品です。丸大食品監修による、韓国食品の素「スンドゥブ」シリーズとサンヨー食品がタイアップした商品です。「スンドゥブ」シリーズのレギュラー商品である「辛口」と「マイルド」をカップ麺で再現しています。



丸大食品「スンドゥブ」シリーズは11年連続売上ナンバーワン!


丸大食品の「スンドゥブ」シリーズは、ストレートタイプのスンドゥブ鍋の素です。スンドゥブとは漢字にすると純豆腐と書く韓国語。2007年から発売されている商品で、自分で豆腐を用意すれば手軽にスンドゥブチゲ(鍋)が楽しめます。なんと11年連続でスンドゥブ鍋の素商品の売上ナンバーワンを記録しているとのことで、定番中の定番商品と言えるでしょう。

今回のカップ麺では、「スンドゥブ」シリーズのレギュラー味である「辛口」の味を再現したラーメンと、同じくレギュラー味「マイルド」を再現したうどんが登場しました。辛さはそれぞれ7倍、3倍とのこと。グリコのLEE基準でいくとどちらもLeeの基本10倍より低いのですが、おそらく7倍の方は結構辛いものと思われます。



丸大食品といえば「大きくなれよ~」のCM


丸大食品といえばハム大手4社の一角ですが、幼い頃に見た「大きくなれよ~」の丸大ハンバーグのテレビCMを勝手に思い出します。いや古いですね。何年前のCMなんだろうか。「ハイリハイリフレハイリホ~♪」と歌いながら登場する巨人が印象的。当時は「チキンハンバーグ」と「ビーフハンバーグ」が出ていたと記憶(CM見て買ってもらったことがある)していますが、現在は「チキンハンバーグ」のみ製造販売されているようです。

丸大ハムの「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」なんてCMフレーズもありましたね。果たしてご覧いただいている皆様の何割がわかるCMなんでしょうか。世代が同じなら100パーわかるCMなんですが、確実に昭和しかも1980年代w


内容物、価格、購入額など




左が「辛口味ラーメン」で右が「マイルド味うどん」。どちらも別添袋はありません。両者ともに豆腐が入っていますが、ボリュームには明らかに違いがあり、「マイルド味うどん」が上回っています。他の具も含め、同じシリーズとは思えないレベルで違いが見られました。両者同じ価格であることを考えれば具が少ない「辛口味」のスープが充実していそうですが、スープ粉末の量も「マイルド味」の方が多いです。

品名丸大食品監修 スンドゥブ 「辛口味」「マイルド味」共通
メーカーサンヨー食品
発売日2019年11月11日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別193円
取得価格税込138円(コープ)

栄養成分表


栄養成分辛口味ラーメン
65g(めん50g)
マイルド味うどん
68g(めん50g)
エネルギー270kcal305kcal
 ∟めん・かやく∟221kcal∟242kcal
 ∟スープ∟49kcal∟63kcal
たんぱく質6.0g6.3g
脂質8.9g12.6g
炭水化物41.4g41.5g
食塩相当量4.9g4.2g
∟めん・かやく∟1.3g∟1.2g
∟スープ∟3.6g∟3.0g
ビタミンB10.33mg0.33mg
ビタミンB20.58mg0.59mg
カルシウム220mg237mg

丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン


丸大食品監修 スンドゥブマイルド味 うどん


先ほどの具のボリュームでの印象通り、「マイルド味うどん」の栄養成分が高い数値となっています。カロリーや脂質など結構な差がありますが、食塩相当量については「辛口味ラーメン」の方が高いです。



丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン


商品説明




まずは「丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン」から食べていきます。メーカーによる商品説明はこんな感じ。

表面に張りがあり、芯の歯切れがよく、食べやすい中太めんです。ポークとあさりのうまみにガーリックの風味、唐辛子の辛みをきかせた、奥深い味わいの辛口のスンドゥブ風スープです。具材はキムチ、豆腐、ねぎ、唐辛子の組み合わせです。




オススメ度(標準は3です)


★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

辛さはまさに辛口というレベルで、激辛大辛クラスではないものの、がっしりと太い辛さがあります。そしてなんと言ってもあさりの滋味がかなり強くて、スープに重厚感がありました。先程見たとおり具が貧弱で、白菜キムチも豆腐の量も物足りないのですが、それを補って余りあるスープのおいしさでした。

具はショボくて100円程度で買えるPB商品などと大差なく安っぽいのですが、スープの厚みに大きな価値が見出だせました。あさりのほろ苦さが好きな人には結構たまらない味なのではないかと思います。私は今回の2品でこちらの方が好きです。



丸大食品監修 スンドゥブマイルド味 うどん


商品説明




続いては「丸大食品監修 スンドゥブマイルド味 うどん」から食べていきます。メーカーによる商品説明はこんな感じ。

表面につるみがあり、もっちりとした食べ応えのある太めんです。肉感のあるポークにあさりやかつおの魚貝のうまみや野菜のうまみを合わせ、ガーリックの風味、唐辛子の辛みを程よくきかせたピリ辛スンドゥブ風スープです。具材は肉そぼろ、豆腐、ねぎの組み合わせです。




オススメ度(標準は3です)


★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

こちらはなんと言っても具のボリュームが大きな特徴!豆腐と肉そぼろがとにかくたくさん入っています。同じシリーズの商品が2つ同時に出る場合、片方の具がショボかったらもう片方もショボいか良くてもせいぜい普通くらいというイメージなんですが、今回はショボい&たっぷりという非常に珍しい組み合わせ。面白いです。

じゃあスープがショボいのかと思ってしまいますが、さすがに先ほどの「辛口」ほどではないものの、しっかり作り込まれています。「スンドゥブマイルド」の特徴である豚肉のだしをベースにあさりやかつおの魚介(商品説明では魚貝)をほんのり効かせ、太めのうどん麺を引き立てるあっさりめな味となっています。辛さはほとんどない感じですが、具を含めた総合力の高い一杯でした。

サンヨー食品からはこんなコラボ商品も出ていました。2019年5月に発売されていた、かつお節の「にんべん」とコラボした2品。サンヨー食品は他分野のメーカーとのコラボ商品が多いですが、どんぶり型よりもタテ型の方がおすすめできるイメージがあります。

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