このページでは、ヤマダイのカップ麺、「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」を食べてレビューしていきます。



「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」。2019年11月4日に発売された、「凄麺」シリーズの新商品です。毎年冬の恒例商品「冬の塩らーめん」が今年も登場です。



今年の「冬の塩らーめん」は白菜とにんにく!


ヤマダイのノンフライ麺商品の定番「凄麺」シリーズの、冬限定商品「冬の塩らーめん」が今年も登場。今年でなんと15回目の発売となります。カップ麺業界でも屈指の長寿シリーズですね。「寒い冬に美味しい塩らーめん」をコンセプトに、毎年異なった味の商品を発売しており、今年は「冬が旬の美味しい白菜をたっぷり入れた、豚脂のコクが濃厚な一杯に仕上げ」たとのことです。



毎年、冬にぴったりのこってりしお味スープを標榜し、レトルトチャーシューや背脂を加えて仕上げていることが多いシリーズですが、今年はパッケージ等に背脂とは書いていません。今回はどうやら、「白菜」と「にんにく」がキーワードのようです。



白菜がたっぷり入っていることに加え、今回は「おろしにんにくペースト」の小袋が入っています。おろしにんにくは昨年バージョンにも入っていて、かなり猛威を奮っていました。



2018年12月に発売された、昨年バージョンの「冬の塩らーめん」。大量の背脂とおろしにんにくの入ったパワー型のしおラーメンで、「身も心も暖まる濃厚な背脂スープ」をテーマにしたとても良くできた一杯でした。

冬の定番カップ麺「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」は背脂とニンニクの効いた一杯

このページでは、ヤマダイのカップ麺、「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」(2018年)を食べてレビューしていきます。「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」。2018年12月3日発売の新商品です。「凄麺」シリーズの冬の恒例商品、「冬の塩らーめん」の2018年バージョンです。「冬の塩らーめん」は今回で14回目の発売「冬の塩...


内容物、価格、購入額など




別添袋は「後入れ液体スープ」、「かやく」、「おろしにんにくペースト」の3袋。



「かやく」袋には白菜を中心に野菜を使ったFDブロックが入っています。結構大きいです。

品名ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん
メーカーヤマダイ
発売日2019年11月4日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(後入れ液体スープ・かやく・おろしにんにくペースト)
定価税別220円
取得価格税込214円(コープ)

栄養成分表、原材料


1食123g(めん65g)あたり
エネルギー357kcal
たん白質8.2g
脂質9.4g
炭水化物60.0g
食塩相当量7.6g
∟めん・かやく∟2.8g
∟スープ∟4.8g



背脂をメインに据えた昨年バージョン「冬の塩らーめん」に比べると、カロリーが100kcal近く低くなっています。脂質も約半分。だいぶヘルシー仕様ですが、食塩相当量は今年の方がちょっと高くなっています。


スープ


スープは「豚骨ベースのスープに豚脂を加え、コクとコッテリ感を出」し、「更に、旨味のある豚肉エキスを使用し、より肉感が出るスープに仕上げ」、「にんにくや玉ねぎ、ホワイトペッパーで味のパンチを効かせ」、「さらに赤唐辛子を使用して、味にアクセントを付け」、「おろしニンニク」を別添したとのこと。

真っ白なとんこつベースのしお味スープに背脂を浮かせ、別添「おろしにんにくペースト」で強烈なにんにくを加えています。



豚の旨みを纏ったにんにく全開のスープ


  • 豚脂や豚肉エキスの入ったしお味
豚脂をたっぷり浮かせるとともに豚肉エキスを加えたとんこつベースのしお味スープです。キリッとした強めのしお味はこれまでの「冬の塩らーめん」と共通する特徴で、スープ表面には昨年あった背脂の粒はなく、透明な豚脂のみをを浮かせています。豚脂とスープにつけられた豚肉の味によって、豚の旨みが前面に出ていました。あっさりではなくこってりなしお味ですが、例年に比べるとおとなしいベースの味かもしれません。



  • 真っ白な色味
昨年までの琥珀色の澄んだスープとはまったく異なる真っ白な色味で、冬らしさを表現しています。栄養成分を見ると「クリーミングパウダー」が入っているようで、これも白い色味に大きな影響を及ぼしていると思われます。ただ、とんこつ自体は味としてはあまり目立っておらず、とんこつスープというよりもしお味スープという方がしっくりくる味でした。



  • 別添「おろしにんにく」の威力


そして別添の「おろしにんにくペースト」。おろしにんにくは昨年も入っていましたが、昨年よりもベースのスープがおとなしいため、よりにんにくが目立っています。豚脂や豚肉のスープはにんにくの引き立て役にまわり、にんにくが主役のスープという印象です。かなり強烈なので食べる時間や場所を選びますが、豚の旨みを纏ったにんにくの魅力を全開に感じられる味に仕上がっていました。



麺は「表面はツルツル、中はモチモチのゆでたての旨さを再現した弊社自慢のノンフライ太麺」で、「時間が経ってものびにくいのも特徴」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太で縮れのついたノンフライ麺です。凄麺らしい多加水麺食感の麺となっています。



中太で縮れのついた多加水ノンフライ麺


中太で縮れのついたノンフライ麺です。表面につるみと弾力のある多加水麺食感で、「凄麺」シリーズらしい力強い麺となっています。多加水麺食感でありながら、ゴリゴリはしておらず、生麺食感と言って良いと思います。やや透き通った黄色い麺は、真っ白なスープの中で映えています。

太めの麺なので主張は強いですが、しお味が強くにんにくもしっかり効かせたスープと合わせているため、バランスはしっかり取れています。スープの中で生麺らしい食感とほのかな甘みが存在を主張していました。例年の「冬の塩らーめん」通りの麺とスープの相性の良さでした。




具は「フリーズドライブロック(白菜、ニラ、輪切り唐辛子入り)」とのこと。

フリーズドライのブロックで、白菜、ニラ、唐辛子が入っています。

FDブロックのたっぷり白菜




  • FDでデキの良い白菜の食感と味
FDブロックで白菜、ニラ、唐辛子が入っています。中心となっているのは白菜で、肉厚のものがたっぷり入っています。白菜らしい食感をしっかり維持しており、「おろしにんにくペースト」とともに主役として機能しています。白菜だけならどこのメーカーにも負けないデキで、シャキシャキした食感と淡白な中に旨みのある白菜らしい味わいがしっかり出ていました。カットも大きくて食べ応え十分です。

  • 肉が入っていない
白菜の他にはニラと唐辛子が入っています。ニラはそれなりの量入っていますが、白菜のデキの良さに比べるとニラはあまり目立っておらず、スープのにんにくが強いこともあって、ニラの風味はあまり目立っていませんでした。そして、今回はチャーシューなど肉が一切入っていないのが気になるところ。スープに豚脂や豚肉エキスが入っているとはいえ、具としても肉は欲しかったですかね。


オススメ度(標準は3です)


  • ヤマダイ 「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
冬の恒例商品「冬の塩らーめん」の今年バージョンを食べてきました。今年はおろしにんにくペーストに豚の旨みを纏わせた味わいが特徴で、強烈なにんにくを前面に押し出したスープでした。具の白菜はたくさん入っている上に味や食感もデキが良く、にんにくとともに今回の一杯の主役となっています。肉系の具や背脂が入っていないため、例年に比べるとおとなしい印象ではありますが、白色のスープはインパクトがあり、「冬の塩らーめん」らしい濃い味に仕上げた商品でした。

こちらも冬定番のしお味カップ麺、寿がきや食品の「冬のコク塩ラーメン」。例年だと寿がきや食品が先の発売ですが、今年はヤマダイ凄麺が発売時期を例年より早めています。寿がきやより先に発売しようという意図でしょうか。

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