このページでは、ファミマ限定で明星食品のカップ麺、「175°DENO担担麺」を食べてレビューしていきます。



「175°DENO担担麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「175°DENO担担麺」。2019年11月5日発売の、ファミマ限定の新商品です。札幌に本店がある汁なし担々麺の人気店、「175°DENO担担麺」の、汁ありの担々麺の味を再現したカップ麺です。



汁なし担々麺の人気店「175°DENO担担麺」


175°DENO担担麺」は、北海道札幌市にある汁なし担々麺の人気店です。札幌の他にも、東京や東北地方に精力的に店舗を展開し、現在は計10店舗以上を構えています。

お店の看板メニューは「担担麺(汁なし)」。店主が四川省で自ら買い付ける花椒などの香辛料と自家製のラー油が特徴で、辛さやシビレだけではなく香辛料の豊な香りが特徴の一杯です。この商品は以前にカップ麺化されており、2019年4月にファミマ限定で発売された「175°DENO 汁なし担担麺」は、花椒の香りが特徴のおいしい汁なし担々麺でした。

ファミリーマート限定の 「175°DENO 汁なし担担麺」を食べてみました!

このページでは、ファミリーマート限定発売のカップ麺、「175°DENO 汁なし担担麺」を食べてレビューしていきます。「175°DENO 汁なし担担麺」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ファミリーマート限定発売の「175°DENO 汁なし担担麺」。製造は明星食品。2019年4月23日発売の新商品です。札幌に本店のある担々麺の専門店「175°DENO」の味を再現したカップ麺です。「175°DENO」は札幌発の汁なし担々...



今回は「担担麺(汁あり)」を再現




今回のカップ麺は、お店の看板メニューである「担担麺(汁なし)」ではなく、「担担麺(汁あり)」が再現されています。私オサーンはお店で「汁なし」の方が食べたことがあるものの「汁あり」は未食なので、再現性はあまり語れないですが、「汁なし」では大きな特徴の花椒の香りがスープのある担々麺でどう活きているのか、非常に楽しみです。


内容物、価格、購入額など




別添袋は「後入れ調味油」1袋。カップには大量のスープ粉末とともに挽肉やチンゲン菜などが入っています。

品名175°DENO担担麺
メーカー明星食品(ファミリーマート限定商品)
発売日2019年11月5日(火)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ調味油)
定価税込226円
取得価格税込226円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食104g(めん75g)あたり
エネルギー487kcal
∟めん・かやく∟392kcal
∟スープ∟95kcal
たん白質11.3g
脂質21.6g
炭水化物61.9g
食塩相当量4.3g
∟めん・かやく∟2.3g
∟スープ∟2.0g
ビタミンB10.37mg
ビタミンB20.43mg
カルシウム137mg




スープ


スープは「ラー油、練りごまを合わせた濃厚タレと、花椒と赤唐辛子の痺れ・香り・辛味が特徴」とのこと。

練りごまの入ったみそ味ベースのスープに辛味やシビレを加え、別添「後入れ調味油」のラー油を加えて仕上げています。



花椒とラー油が特徴の担々麺スープ


  • 練りごまを効かせたみそ味ベース
みそ味ベースに練りごまを効かせた担々麺スープです。スープにややとろみをつけることで練りごまの濃厚さを演出しており、実際濃いは濃いのですが、ガツンと練りごま!というほどには濃くない印象。みそ味も強くつけられているわけではなく、ベース部分はおとなしい味に徹している感じがしました。辛味やシビレを強調するためだと思われます。

  • 花椒が主役
別添の「後入れ調味油」にはラー油が入っていますが、これを入れる前の段階からすでに辛味やシビレがしっかりつけられており、特にシビレは強めに感じられます。花椒が大きな特徴となっている「175°DENO」らしい花椒の強さが主役のスープと言えるでしょう。山椒的な深みのある香りも強いように感じました。また辛味もまずまずあります。



  • 別添ラー油で華やぐ
お店の「担担麺」では、オリジナルブレンドの花椒などの香辛料と、自家製のラー油が2枚看板的な特徴となっていますが、前回の「175°DENO 汁なし担担麺」では香辛料が別添されて再現されていたのに対し、今回の一杯ではラー油の方を再現しています。

お店の名前となっている「175°」は、自家製ラー油を仕上げる時の温度からつけられているそうで、それだけラー油にはこだわりがあります。鮮烈な赤色に、辛味とシビレが強く、スープ粉末の刺激を補強するのとともに、粉末よりも直線的に辛味やシビレ、鼻をつく風味が感じられるのが特徴となっています。これを入れることにより、見た目も味も一気に華やぎました。



  • ベースが多少物足りない
お店の特徴である香り豊かな花椒などの香辛料やインパクトのあるラー油の点では、お店の特徴をしっかり踏まえたスープに仕上がっていると言えます。反面、お店では鶏ガラベースのスープの旨みも特徴のようですが、鶏ガラはあまり感じられず、ベース部分は多少弱いような印象を受けました。

もっとスープにコストを割ける高価格帯のどんぶり型商品だと、さらに活きそうなスープだと感じました。明星食品が得意とするノンフライ麺商品で是非食べてみたいところです。



麺は、湯戻し時間4分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。丸麺形状で、低加水食感の麺となっています。



低加水麺食感の油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。低加水麺食感のソフトな麺で、担々麺らしい麺と言えるのではないかと思います。それほど主張が強くないため、スープの味の邪魔をせず、スープを立てて脇役に徹しています。

お店の麺はもうひとまわりくらい太い、ストレートな低加水麺を使用しているようです。今回の麺は見た目はそれほど再現できていませんが、食感はそれなりに再現できているのではないかと思います。




具は、挽肉、チンゲン菜、赤唐辛子が入っています。



挽肉、チンゲン菜、赤唐辛子の組み合わせ


挽肉、チンゲン菜、赤唐辛子が入っています。挽肉とチンゲン菜はそれなりに入っていますが、具の総量はそれほどなく、具が充実しているとは言えません。挽肉とチンゲン菜は以前出ていた「汁なし担担麺」の時にも入っていて、量もあまり違いはなさそうです。

お店の担々麺だと、今回と同じように挽肉やチンゲン菜が入っていますが、それとともにカシューナッツが入っているのが大きな特徴で、今回の一杯ではその部分が全く再現されていません。もちろん、ナッツ系は原価が高いので入れられないのは理解できますが、これも高額商品だと入れられるのではないかと考えると、やはり高価格帯のどんぶり型商品としても食べてみたいと思いました。


オススメ度(標準は3です)


  • ファミリーマート 「175°DENO担担麺」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
ファミリーマート限定商品で札幌に本店のある汁なし担々麺の人気店「175°DENO担担麺」の汁あり担々麺を再現したカップ麺を食べてきました。花椒など香辛料の風味やシビレ、ラー油の華やかさなどはお店の味をある程度再現できていた反面、鶏ガラベースのスープや練りごまのコクが今一歩な印象。それでもおいしいので★5で良いかなと思いましたが、お店再現商品で期待値が高いので、今回はこの評価としました。花椒の香りが印象的な一杯です。

コンビニ大手3社のPBカップ担々麺を食べ比べています。3商品とも明星食品が製造しているわけではないですが、同じ担々麺でもそれぞれに特徴があって面白いです。

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