このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 牛脂MAXやきそば」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 牛脂MAXやきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 牛脂MAXやきそば」。2019年10月28日発売の、「ペヤング」シリーズの新商品です。ペヤングの中でもなにかひとつのものを徹底的にたくさん入れた「ペヤングMAX」シリーズの商品で、今回は「牛脂」に着目しています。以前2017年3月にはは「ペヤング 背脂MAXやきそば」という商品も出ていました。当時は豚脂(背脂)で今回は牛脂となっています。

まるか食品 「ペヤング 背脂MAX やきそば」

今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 背脂MAX やきそば」。出ました背脂MAX!ニンニクMAX、わかめMAX、パクチーMAXに続いて、ペヤングやきそばの4つめのMAXということになります。インパクトでいえば今回が最大なんじゃないですかね。そしてパッケージのデザイン。いつものカラー刷りではなくて、黒、白、シルバーの三色構成。最初見た時は牛の柄に見えてしまい、なぜ背脂(豚)なのに牛なのか不思議でした。牛の背脂なんて...



牛脂をたくさん入れたカップ焼そば


今回の一杯はペヤングMAXの新商品で、「牛脂」をたくさん入れたカップ焼そばです。牛脂を使ったカップ麺は、すき焼き味などの和風のものや、ビーフカレーのスープを用いたカレーラーメンなどが多かったですが、最近はスープのあるラーメン、汁なしカップ麺でも多くなっています。牛骨を使った「鳥取ラーメン」や、牛まぜそば専門店の「闘牛脂」がその代表格でしょうか。

2017年に発売された「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」。鳥取ラーメンの人気店「銀座香味徳」監修の一杯です。牛骨スープに牛脂が浮いていました。

寿がきや食品 「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」

銀座香味徳ってどんなお店?今回のカップ麺は、寿がきや食品の「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」。「全国麺めぐり」シリーズの新作です。全国的に知名度が上がってきている鳥取牛骨ラーメンの商品です。銀座香味徳(かみとく)は、銀座一丁目にある鳥取牛骨ラーメン専門店で、鳥取の本店は60年続く名店です。銀座のお店は本店とは多少メニューが違うようで、看板メニューである「香味徳ラーメン」の別名が今回の...

2018年6月に発売されていた「明星 闘牛脂監修 牛まぜそば 大盛」東京北千住の牛まぜそば専門店「闘牛脂」監修による一杯で、こちらは牛脂の旨み、甘みが主役のまぜそばでしたが、しょうゆだれの甘みが強く、かなりすき焼きっぽいまぜそばになっていました。

北千住の牛まぜそば専門店「闘牛脂」の再現商品!明星食品 「明星 闘牛脂監修 牛まぜそば 大盛」

北千住の「マタドール」が月曜日だけ開く牛まぜそば専門店「闘牛脂」今回のカップ麺は、明星食品の「明星 闘牛脂監修 牛まぜそば 大盛」。2018年6月11日発売の新商品です。 「闘牛脂」とは、東京北千住の牛骨ラーメンの有名店「マタドール」が月曜日だけ店名を変えて開く牛まぜそば専門店です。私も界隈に住んでいたことありますが、当時はこんな良さそうなお店はなかったですね。マタドールで闘牛脂とは、トリプルミーニン...



なんだか脅し文句が・・・




よく激辛商品だと「辛いので注意」的な脅し文句が多く見られますが、今回は牛脂がたっぷりということで、「胸やけにご注意ください。」との記載がありました。完全に面白がっていますね。胸焼けするくらい徹底的だとうれしい限りですが、果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「やきそばソース」と「かやく」の2袋。ソースはかなりたくさん入っていそうです。



先入れの「かやく」を開けた状態。メンマ、ねぎ、ナルトが入っています。以前の「背脂MAX」と同じ構成。

品名ペヤング 牛脂MAXやきそば
メーカーまるか食品
発売日2019年10月28日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(やきそばソース・かやく)
定価税別205円
取得価格税別168円(ドン・キホーテ)

栄養成分表


1食129g(めん90g)あたり
エネルギー726kcal
たん白質8.6g
脂質50.8g
炭水化物58.5g
食塩相当量2.5g



脂質が50.8gとすごいことになっています。ちなみにノーマルのペヤングの脂質は27.6gなので、今回は倍近い量。コンセプトの似ている「背脂MAX」でも脂質は44.7gなので、今回の油の量がいかにすごいかがわかるかと思います。


ソース


ソースは「こってり好きにはたまらない、牛脂をたっぷりと使用した濃厚な味わいをお楽しみいただける」とのこと。

牛脂を大量に使用したしょうゆ味のソースです。



牛脂を前面に押し出したしょうゆ味控えめのソース


  • 凝固した牛脂で真っ白のソース
牛脂などの油脂を大量に使った、しょうゆ味のソースです。ソースの袋を開けてカップに入れた段階から、牛脂特有のまったりした香りが広がり、袋から出てくるソースは凝固した脂で真っ白な状態。もう食べる前からこれはすごいことになるぞとわかります。

  • 牛脂の味そのもの
実際食べてみてもやはり牛脂の威力は凄まじく、濃厚な牛の風味全開のソースになっています。牛脂の風味を効かせたしょうゆ味なので、牛脂を使うカップ麺ではよく見られる、すき焼きみたいな味になってしまわないか心配しましたが、実際食べてみると甘みはそれほど強くないので、すき焼きの味ではなく牛脂そのものの味だと感じられました。焼そばというより油そばですね。



  • しょうゆ味控えめで牛脂が前面に
こちらは食後にカップに残っていた油脂。いやほんとすごかったです。単に脂が多いだけではなく、今回のソースはしょうゆ味の塩けが控えめ抑えられており、意図的に牛脂の風味のみを前面に押し出した味に仕上げられているようです。ほんのりとガーリックを効かせることでアクセントを付けているものの、しょうゆ味というよりは牛脂味という方が相応しいように思います。



  • 警告文通り軽く胸やけにw
パッケージに「胸やけにご注意ください。」との記載があり、いつもこういうのはウケ狙いと思っているのですが、今回は本当に胸焼けしました。私はもともと胃腸があまり強くないというのは大きいのですが、食べてしばらくして気持ち悪くなってきて、だんだん上にあがってくる感じ。私のような胃腸のあまり強くない方は、ぜひとも体調万全の時に食べて欲しいところです。歳は取りたくないものですね。



麺は、湯戻し時間3分の、いつものペヤングと同じ中細で縮れのついた油揚げ麺です。



油にまみれるペヤングの麺


いつものペヤングと同じ、中細で縮れのついた油揚げ麺です。いや、確かにいつもと同じ麺なのですが、今回は牛脂で油まみれになっており、すべりのある食感となっています。いつもの麺とは違うものを食べているような気分になるのは面白いところ。しっかり油そばの麺っぽくなっています。

ペヤングの麺は油揚げ麺臭が強く、いつものペヤングなら別添のスパイスなどで匂いを消しているのですが、今回はしょうゆ味の塩けが控えめなのにもかかわらず、大量の牛脂の風味によって油揚げ麺臭はかき消されており、ほとんど感じませんでした。ソースの中で麺がしっかり馴染んでいます。




具は、メンマ、ナルト、ねぎが入っています。



メンマ、ナルト、ねぎの組み合わせ


  • 昔ながらの油そば的な具の組み合わせ
メンマ、ナルト、ねぎの組み合わせで、チャーシューが入っていないこと以外は昔ながらの油そば的な具の組み合わせとなっています。メンマやねぎはしょうゆ味のソースと相性が良く、メンマの風味によって油そば感が強く出ていました。

  • ボリューム十分
いつものペヤングはキャベツの多さが大きな強みですが、今回はメンマ、ナルト、ねぎのすべて量がしっかり入っていて、ペヤングらしく具だくさんです。特にメンマがたくさん入っているのは、メンママンな私オサーンとしてっはうれしい限り。いつものキャベツといい、先日の「イカスミやきそば」の大量のイカといい、具がきちんと多いのはペヤングの本当良いところだと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 牛脂MAXやきそば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
商品名通りの「牛脂MAX」な一杯でした。牛脂たっぷりのソースに加え、他の味付けを極力控えることにより、牛脂の風味や甘みが前面に出た一杯になっていました。本当良い意味で牛脂一辺倒です。パッケージの「胸やけにご注意ください。」という記載すらしっかり実現されてしまいかねないので、胃腸の強くない方はぜひとも体の調子が良い時に食べてもらいたいです。

牛脂を使ったカップ麺といえばこんなものもありました。もつ鍋ブームの火付け役となったもつ鍋人気店「蟻月」の味を再現したカップ麺、「蟻月 博多もつ鍋風ラーメン」。牛脂を含め、丸みのあるみそ味でもつ鍋の味を再現しており、豚腸もしっかり入った完成度の高い一杯でした。文句なくおいしかったので、ぜひともまた復活してほしいです。

もつ鍋人気店「蟻月」の味をカップ麺化! 「蟻月 博多もつ鍋風ラーメン」

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