
このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」を食べてレビューしていきます。
「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」。2019年10月28日に発売された、「カップヌードル」シリーズの新商品です。カップヌードルの定番商品「シーフードヌードル」から派生した、毎年10~11月の恒例商品である「ミルクシーフードヌードル」が今年も登場です。

2007年から発売されている「ミルクシーフードヌードル」
「ミルクシーフードヌードル」は、2007年から発売されている「カップヌードル シーフードヌードル」の派生商品です。シーフードヌードルをホットミルクで作るとおいしいというネット上の口コミから開発された商品で、毎年冬恒例の商品として定着しています。
このブログでは非常に粗末な記事ながらも、第1弾の「ミルクシーフードヌードル」をレビューしています。当時の私の評価では、スープの甘い味がごはんに合わないという一点のみで一刀両断していました。当時も結構良い大人の年齢でしたが、視野の狭さに驚愕します。まぁ今だって視野が広いとはとても言えないんですけどね。
最近、カップ麺の元祖といえる日清カップヌードルのシリーズにも色々と種類が増えてきましたよね。そんなののひとつが「ミルクシーフードヌードル」です。すでに定番となっている「シーフードヌードル」のマークⅡ的な存在だと思います。基本的なベースは「シーフードヌードル」を踏襲しています。かにカマが具で一番目立っているところも一緒です。決定的に違うのは、まず後味。後味が明らかにまろやかなミルク風味です。そし...
日清食品 「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」
今年のミルクシーフードは北海道を強調した「北海道ミルクシーフー道」今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」。2018年11月5日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。毎年冬恒例の「ミルクシーフードヌードル」が今年も登場。昨年バージョンはチーズが入っていつもと違う味でしたが、今年のミルクシーフードはチーズは入っていないようです。今年は「北海道ミルクシーフ...
今年はミルクの甘み、コクをアップ

今年も「ミルクシーフー道ヌードル」の商品名を継続し、北海道産粉乳を引き続き使用しています。そして、商品名に「濃厚」の文字が新たに加わり、昨年までもかなり濃厚だったのが、今年さらにミルクの甘みやコクをアップしているとのことです。クドいくらいの思い切った濃厚な味に期待したいですね。果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は入っていません。カップには大きな粒状のスープ粉末と、「シーフードヌードル」でも使われているかやくが入っています。シーフードヌードルに比べると全体的に小粒なかやくですね。
品名 | カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2019年10月28日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税込149円(コープ) |
栄養成分表
栄養成分 | 今年バージョン 81g(めん60g) | 昨年バージョン 79g(めん60g) |
---|---|---|
エネルギー | 393kcal | 374kcal |
∟めん・かやく | ∟306kcal | ∟306kcal |
∟スープ | ∟87kcal | ∟68kcal |
たんぱく質 | 8.4g | 8.7g |
脂質 | 19.0g | 16.5g |
炭水化物 | 47.2g | 47.7g |
食塩相当量 | 4.1g | 3.8g |
∟めん・かやく | ∟1.9g | ∟1.6g |
∟スープ | ∟2.2g | ∟2.2g |
ビタミンB1 | 0.97mg | 0.85mg |
ビタミンB2 | 0.28mg | 0.27mg |
カルシウム | 121mg | 129mg |

昨年バージョンより脂質が大幅に高くなっており、濃厚になった様子が栄養成分からも窺えます。それにともないスープのカロリーも高くなっていました。パワーアップしていそうで食べるのが楽しみ!
スープ
「シーフードヌードル」のスープをベースに、粉乳を加えたクリーミーなスープです。

ミルクで煮詰めたような濃縮感のあるシーフード味スープ
- シーフード味の存在感はあまりないがミルク味と好相性
シーフード味の存在感は年々希薄になっていますが、それでもミルク味との相性の良さは十分に感じられました。濃厚なミルク感の中で、シーフードの風味が一本筋を通しており、「ミルクシーフード」の味をしっかり成立させています。

- ミルクの濃縮感がある濃厚味
- 昨年バージョンよりパワーアップしたのを実感できる味
麺
湯戻し時間3分の、中細で縮れのつけられたヌードルタイプの油揚げ麺です。

麺とスープの一体感が強い
中細で縮れのつけられたヌードルタイプの油揚げ麺です。湯戻し3分後にフタを開けた段階から、スープのとろみが強いことに加えて麺が猛烈にスープを吸うため、麺とスープが一体感のあるマッチングでした。悪魔将軍の仮面の下にある黄金のマスクが顔から取れないのと同じくらいの一心同体ぶり。もう麺だけでスープはないと言っても良いくらいだと思います。
スープが濃厚で麺と絡みついており、カップヌードルのスナック感の厳選である、本来なら強く感じるはずの油揚げ麺臭が、今回はほとんど感じませんでした。見た目はスープが少なくて麺が目立っていますが、味は麺がスープに支配されている印象です。スープが後白河上皇クラスの院政を敷いていました。麺はスープを口に運ぶための単なる媒介のような存在です。
具
「シーフードヌードル」にも入っている、イカ、カニ風味カマボコ、たまごなどの組み合わせです。

具はだいぶ物足りない
- 「シーフードヌードル」と同じような具だがボリュームはない
- 昨年の「ミルクシーフード」と比べても具はパワーダウン
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」
毎年冬恒例の「ミルクシーフードヌードル」の新商品を食べてきました。ミルク感たっぷりのスープは昨年より確実にパワーアップしており、濃縮感あるミルクの風味と口のまわりがベトつくようなこってり感が特徴のスープでした。一方で、具は昨年よりさらにボリュームがなくなっており、具だくさんなイメージの強い「シーフードヌードル」としてはかなり物足りないものでした。スープはとてもおいしかったですが、具まで含めると昨年より多少パワーダウンしてしまった印象でした。
「ミルクシーフードヌードル」の兄弟商品として、「カップヌードルカレー」にミルクを加えた「カップヌードル ミルクカレー」という商品も出ていたことがあります。2008年5月に初登場し、11月にリニューアルされていましたが、その後の発売はありません。10年以上の時を超えていずれ復活する時があるのでしょうか。下のリンクは2008年11月発売のリニューアルバージョンのレビュー。
今回のカップ麺は、前回の「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」に引き続き、発売日前に手に入ったリニューアル商品、日清食品の「カップヌードル ミルクカレー」です。前回発売が5月だったので、半年ぶりのリニューアルとなります。なんか最近食べた印象が強いので、年月の経つ早さに改めて驚かされます。スープは、ミルクの甘みがまろやかなカレー味で、そんなに辛くはないですが、前作「カップヌードル ミルクカ...