
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 大島×田中商店 辛味噌豚骨」を食べてレビューしていきます。
「マルちゃん 大島×田中商店 辛味噌豚骨」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 大島×田中商店 辛味噌豚骨」。2019年10月21日発売の新商品です。みそラーメンの人気店「大島」と、とんこつラーメンの名店「田中商店」がコラボした商品となっています。

みそラーメンの人気店「大島」
「大島」は、東京船堀にあるみそラーメンの人気店。札幌ラーメンの名店「すみれ」から暖簾分けされた数少ないお店として知られ、東京にあるみそラーメン店の中でも指折りの行列店となっています。TRYラーメン大賞名店部門でみそ1位を5年連続受賞しています。
カップ麺化もされてきました。最初に発売されたのは、2015年4月の「マルちゃん 縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン」。これ以来毎年新商品が発売されています。
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とんこつラーメンの名店「田中商店」
一方の「田中商店」は、東京足立区のとんこつラーメンの名店。台場のダイバーシティにも支店を持っています。私オサーンの最も好きなラーメン店のひとつで、移転前のお店の近所に住んでいたこともあって、今ほどの知名度になる前から通っていたのはちょっと自慢だったりします。支店でも食べたことがありますが、フードコート内にあるお店なのに本店の味に負けない味にびっくりしました。
こちらもカップ麺化されていて、最初に登場したのは2014年10月でした。
どうもオサーンです。プロ野球ドラフト会議、我がジャイアンツは智辯の岡本選手を単独指名で獲得できました。私はここ数年一生懸命高校野球を見ていたわけではないので、岡本選手がどれくらい良いバッターなのかは実感できていませんが、ともかくも計画通りに狙った選手を指名できたのは良かったですね。数年後の右の主砲候補の期待大ですが、お尻に火がついた大田選手の覚醒にも期待してしまいます。今年後半かなり良い感じになっ...
「田中商店」と有名店のコラボカップ麺
また今回と同じように、これまでにも「田中商店」と他の人気ラーメン店がコラボしたカップ麺が発売されてきました。カップ麺ならではの、実際にはありえないコラボは想像を掻き立てて面白いですよね。
2016年2月に発売されていた「マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店×長尾中華そば バリ豚激煮干」は、青森の煮干しラーメンの有名店「長尾中華そば」とのコラボ商品。田中商店の良さは出ていませんでしたが、ビッグネームの2店の組み合わせで頭がクラクラしました。
東洋水産 「マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店×長尾中華そば バリ豚激煮干」
どうもオサーンです。今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ 田中商店×長尾中華そば バリ豚激煮干」。以前同じ東洋水産から田中商店のカップ麺が出ていて、そちらはとんこつ臭はいまいちだったものの、豚脂が強くておいしい一杯だったので、今回も期待です。ただ今回は、煮干しラーメンの名店とのコラボということで、果たしてどちらの良さも出せているのか、注目して食べてみたいと思います。スープは、...
東洋水産 「マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋彩未×田中商店 濃厚味噌豚骨」
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋彩未×田中商店 濃厚味噌豚骨」。札幌のみそラーメン店人気ナンバーワンと言っても良い麺屋彩未と、東京のとんこつラーメンの重鎮である田中商店のコラボ商品です。個人的には2店コラボさせるよりは1店ずつやるほうがお店らしさが出て良いとは思うのですが、どっちのお店も超絶ビッグネームなのでインパクトは大きいですね。お店単体の再現ものも東洋水産からそれぞれ発売...
講談社発行「TRY ラーメン大賞」の20周年記念商品

今回の商品は、講談社が発行する「TRY ラーメン大賞」の20周年記念商品となっています。これまでにも「TRY」で受賞したお店のラーメンが東洋水産のカップ麺で多く再現されてきていました。20年続くというのはすごいですね。20周年の今回の商品、果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は、「液体スープ」、「後入れ粉末スープ」、「かやく」の3袋。

先入れの「かやく」をカップに開けた状態。挽肉がたくさん入っているのが目立っています。他はねぎやメンマが入っていました。麺は「大島」や「田中商店」というよりは、正麺カップの麺だなぁという印象。
品名 | マルちゃん 大島×田中商店 辛味噌豚骨 |
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メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2019年10月21日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく) |
定価 | 税別270円 |
取得価格 | 税込268円(セイコーマート) |
栄養成分表、原材料
1食130g(めん65g)あたり
エネルギー | 447kcal |
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∟めん・かやく | ∟289kcal |
∟スープ | ∟158kcal |
たん白質 | 16.5g |
脂質 | 15.0g |
炭水化物 | 61.6g |
食塩相当量 | 7.6g |
∟めん・かやく | ∟2.2g |
∟スープ | ∟5.4g |
ビタミンB1 | 0.25mg |
ビタミンB2 | 0.33mg |
カルシウム | 299mg |

スープのカロリーが158kcalもあるので、濃厚こってりな味が期待できそうです。
スープ
とんこつベースのみそ味のスープで、生姜や山椒を効かせ、唐辛子で辛味をつけています。

「大島」のみそと「田中商店」のとんこつを合わせた辛みそスープ
- まろやかとんこつがベース
- 「大島」らしさはあるがパンチが効いたみそ味ではない

- 赤い色味ほど辛くない
- 「大島」の強みはなく、「田中商店」らしさは皆無
お店らしさという点を除外すると、決してまずいわけではありません。「辛味噌豚骨」なんて聞くと荒々しいイメージを持ってしまいますが、意外性のあるまろやかなスープはこれはこれでおいしかったです。
麺
湯戻し時間5分の、中太で緩やかに縮れのつけられたノンフライ麺です。表面のつるみと弾力が特徴の多加水麺食感の麺となっています。

正麺カップと同じタイプのノンフライ麺
中太で緩やかに縮れのつけられたノンフライ麺です。麺表面に適度なつるみがあり、また弾力を感じられる多加水麺食感の麺で、「正麺カップ」シリーズで用いられている麺と同じタイプのものが使われていると思われます。今回商品名に「正麺」とはついていませんが、正麺カップの派生商品的な存在と言えるのではないでしょうか。
多加水麺食感で適度に主張があり、スープの中に入っても存在感があります。麺とスープのバランスはよく取れていました。どちらかというと「大島」の麺に近いのでしょうが、やっぱり「大島」の麺というよりは正麺カップの麺ですね。
具
たくさん入った挽肉とねぎに、メンマが入っています。

挽肉、ねぎ、メンマの組み合わせ
挽肉とメンマは「大島」要素でしょうか。みそラーメンらしい組み合わせです。挽肉の量はかなり多く、食べ応えがありました。さすが高価格帯カップ麺だけありますね。実際の「大島」では1枚チャーシューと角切りチャーシューの2種類入っています。昔の「すみれ」も角切りチャーシューっが入っていてすごくおいしかったです。
ねぎもたくさん
ねぎもたくさん入っています。こちらは「田中商店」要素でしょうか。でも「大島」にもねぎは入っていますね。挽肉とねぎがたくさん入っていて、具だくさんな印象を受けました。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん 大島×田中商店 辛味噌豚骨」
「大島」と「田中商店」のコラボカップ麺を食べてきました。まろやかみそとんこつスープの一杯でおいしかったです。ただ、「大島」らしさは多少あったものの力強さには欠け、「田中商店」らしさ皆無でした。もうちょっと両者の強みを活かしてもらいたかったところ。ただ、人気両店がコラボできてしまうのはカップ麺ならではで、ビッグネームの両店の組み合わせはこれだけでインパクト大でした。
「麺屋彩未」のカップ麺。個人的には札幌みそラーメンを再現したカップ麺最高傑作だと思っています。
札幌ラーメンの王者「麺屋彩未」を再現した商品今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん」。2018年2月19日にリニューアル発売された商品で、このブログでもリニューアル前の商品を何度かレポしています。「麺屋彩未」は札幌でナンバーワンと言って差し支えないみそラーメンの名店で、連日行列ができる人気店です。もう長いこと札幌ラーメンの王者として君臨しています。有名店「すみれ」出身の店主...