このページでは、エースコックのカップ麺、「一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺」を食べてレビューしていきます。



「一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺」はどんな商品?


今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺」。2019年10月21日発売の、「一度は食べたい名店の味」シリーズの新商品です。東京小川町に本店のある「成都正宗担々麺 つじ田」の「成都式汁なし担々麺」の味を再現したカップ麺です。



「成都正宗担々麺 つじ田」はつけ麺の名店「つじ田」の別業態


成都正宗担々麺 つじ田」は、つけ麺で有名な「つじ田」の別業態で、担々麺に特化したお店です。東京小川町のの本店の他に、赤坂にも支店を構えています。カップ麺でも一度、今回と同じ「一度は食べたい名店の味」シリーズで再現されています。2018年1月発売の「一度は食べたい名店の味 つじ田 ごま香る正宗担々麺」。辛味やシビレの他に、濃厚な練りごまを感じられる非常においしい担々麺でした。

エースコック 「一度は食べたい名店の味 つじ田 ごま香る正宗担々麺」

東京神田小川町の「成都正宗担々麺つじ田」の味を再現したカップ麺今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 つじ田 ごま香る正宗担々麺」。「一度は食べたい名店の味」シリーズの新商品です。「つじ田」と言えばつけ麺の名店として有名で、つけ麺ではありませんがエースコックから何度もカップ麺として発売されてきました。今回はその「つじ田」の別ブランドで、東京神田小川町にある「成都正宗担々麺つじ田」...

「つじ田」のお店は、つけ麺中心の「つじ田」、担々麺の「成都正宗担々麺つじ田」、そしてみそラーメン専門店の「つじ田 味噌の章」があります。今回は担々麺ですが、これまでに「味噌の章」もカップ麺化されていました。2016年8月に発売されていた、「一度は食べたい名店の味 つじ田 味噌の章 行列必至の味噌らーめん」。生姜、山椒、あおさを効かせたみそラーメンで、かなり新鮮な味わいでした。

エースコック 「一度は食べたい名店の味 つじ田 味噌の章 行列必至の味噌らーめん」

今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 つじ田 味噌の章 行列必至の味噌らーめん」。つけ麺で有名な東京の「めん徳2代目つじ田」のセカンドブランド店である「味噌の章」の味の再現商品です。「味噌の章」は淡路町と飯田橋にお店があるそうです。それにしてもつじ田は店舗数を増やしながら名声もどんどん増していてすごいですね。つけ麺だけではなく、みそラーメンの店、中華そばの店、煮干しラーメンのお店が...



「成都汁なし担々麺」を再現




今回の一杯はお店の「成都汁なし担々麺」が再現されています。お店の担々麺には「成都式」と「正宗式」があり、それぞれ麻辣とごまが特徴とのことです。成都といえば四川料理の本場、四川省の中心地。本格的な味わいに期待したいところです。四川は蜀の国なので、劉備玄徳や諸葛亮孔明も激辛な料理を汗を流しながら食べていたのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「調味たれ」と「かやく」の2袋。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。肉そぼろ、ねぎ、唐辛子が入っています。

品名一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺
メーカーエースコック
発売日2019年10月21日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(調味たれ・かやく)
定価税別240円
取得価格税込214円(コープ)

栄養成分表、原材料


1食150g(めん120g)あたり
エネルギー647kcal
たん白質10.5g
脂質28.7g
炭水化物86.6g
食塩相当量6.3g
ビタミンB10.60mg
ビタミンB20.57mg
カルシウム389mg




たれ


たれは「ポークをベースに豆板醤や甜麺醤、香味野菜などの旨みを加えたコクのある調味たれ」で、「酢をバランスよく利かせ、ラー油や唐辛子、花椒の風味をアクセントに加える事で、シャープな辛みとキレのある成都汁なし担々麺の味わいを再現し」たとのこと。

豆板醤や甜麺醤で辛味をつけたみそ味ベースのたれで、花椒のシビレや酢の酸味を効かせています。



酸味を強く効かせた担々麺だれ


  • 練りごまのない担々麺だれ
豆板醤やラー油などで辛味を効かせた、みそ味ベースの担々麺だれです。一般的な担々麺のような、練りごまは入っておらず、辛味やシビレ、酸味などが主役のたれとなっています。つじ田では「成都式」ではなく「正宗式」に練りごまが使われています。練りごまのまろやかさがなく多少塩けが刺さってきますが、塩辛いと感じるほどではありませんでした。

  • 辛味とシビレはほどほど
「成都式」の特徴は麻辣とのことで、確かに麻辣味はしっかり感じられますが、びっくりするような効かせ方ではなく、どちらもほどほど。辛味は激辛や大辛には至らず辛口程度でしょうか。シビレもビリビリくるようなレベルではなく、苦手な人でもギリギリ大丈夫なんじゃないかと思う程度に留まっている印象です。激辛を求めてこの商品を手に取るなら、多少物足りなく感じるかもしれません。



  • 酸味の強さが目立っている
そして今回最も目立っていたのは酸味でした。辛味やシビレよりも、お酢の酸味が前に出てきます。実際にお店の「成都汁なし担々麺」の食レポをいくつか見てみましたが、確かに酸味はあるものの、ここまで強い酸味があると書かれているものはなかったので、おそらくお店とはちょっと異なったバランスなのではないでしょうか。



麺は「しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ角刃の太めん」で、「口の中で存在感をしっかりと感じられる、食べ応え抜群のめんに仕上げ」たとのこと。

湯戻し時間5分の、縮れの強い太い油揚げ麺です。



縮れのつけられた太い油揚げ麺


縮れのついた太めの油揚げ麺が使われています。エースコックのカップ麺でよく見かけるタイプの麺かと思われます。がっしりした噛み応えで、スーパーカップのエースコックらしさを強く感じられる麺となっています。たれの味が濃いので、麺が太くてもきちんとバランスが取れていました。

お店の麺は、太さは同じくらいで、もうちょっとストレートに近い形状。麺表面のつるみや弾力のある多加水麺のようなので、今回の麺はそれほど再現性の高い麺とは言えなそうです。




具は「程良く味付けした肉そぼろ、色調の良いねぎ、辛みの強い唐辛子を加えて仕上げ」たとのこと。

肉そぼろ、ねぎ、唐辛子が入っていますが、いずれも小さめで主役になるような具は入っていません。



肉そぼろ、ねぎ、唐辛子の組み合わせ


具として入っているのは、肉そぼろ、ねぎ、唐辛子で、肉そぼろは主役になるほどの大きさや量ではありません。ねぎや唐辛子の方が目立っています。中でも唐辛子が目立っていて、噛みしめるとそれなりに辛さもあり、ちょっとかたい食感でも存在感がありました。ただ、全体量は少なく、麺量に比して物足りなかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「成都正宗担々麺 つじ田」の「成都式汁なし担々麺」を再現したカップ麺を食べてきました。練りごまの入っていない担々麺だれで、「成都式」の特徴である麻辣を感じることができますが、麻辣よりもむしろ酸味が強く、かなり酸っぱい担々麺という印象でした。お店のたれとは酸味のバランスが異なっているように思いますが、これはこれであまり食べたことのない味でおいしかったです。辛味やシビレの強さにはあまり期待しない方が良いかもしれません。

2009年に、今はなき十勝新津製麺から発売されていた「石神秀幸が唸った名店(二代目つじ田)」。「つじ田」の豚骨魚介スープの味を再現した一杯でした。

十勝新津製麺 「石神秀幸が唸った名店(二代目つじ田)」

今回のカップ麺は、十勝新津製麺の「石神秀幸が唸った名店(二代目つじ田)」です。ものすごく期待させるパッケージですが、あまりアタリのない十勝新津製麺なので期待もほどほどに、でもやっぱり期待しつつ買ってみました。そういえば、もともと新商品の更新は止まっていたんですが、最近になって十勝新津製麺のHPがアクセスできない状況になっていました。でもさっき見たら復活していてしっかりしたHPにリニューアルされていまし...


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