このページでは、日清食品のカップ麺、「日清焼すぱ バジリコ」と「日清焼すぱ ナポリタン」を食べてレビューしていきます。



「日清焼すぱ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清焼すぱ バジリコ」と「日清焼すぱ ナポリタン」。2019年9月9日発売の、「日清焼すぱ」シリーズの商品です。もう発売から1ヶ月以上経ってしまっているので新商品とは言い難いですが、ファンの多いシリーズなので食べていきたいと思います。



上が「バジリコ」で下が「ナポリタン」。

昭和のB級グルメを再現した「日清焼すぱ」


「日清焼すぱ」は、パスタでも焼そばでもない "焼すぱ" ならではの庶民的で懐かしい味わいが人気のシリーズです。


日清焼すぱ」は、昭和のB級グルメを再現したシリーズ。「バジリコ」は、昭和の時代によく供されていたバジルの代わりに大葉が使われた「バジリコ」の味を再現した新商品。「ナポリタン」は、以前は「下町のナポリタン」として売られていた商品のリニューアルとなっています。こちらは甘いソースが大きな特徴でしたが、今回は果たしてどうでしょうか。

日清食品 「日清焼すぱ 下町ナポリタン」 (2回目 2018)

「日清焼すぱ」レギュラー商品「下町ナポリタン」のリニューアル今回のカップ麺は、日清食品の「日清焼すぱ 下町ナポリタン」。「日清焼すぱ」シリーズのレギュラー商品ですが、今回リニューアルされて新たに発売されました。オープン価格なので安っぽさは否めないものの、甘ったるいケチャップソースが特徴的ないかにもな「下町ナポリタン」の味で、人気の高い商品です。今までの商品で十分おいしかったのでリニューアルの必要...



内容物、価格、購入額など




左が「バジリコ」で右が「ナポリタン」。共に別添袋は「液体ソース」1袋。両者同じ麺が使用されているようで、それぞれ具が予めカップに入っています。バジリコの方は写っていませんが、赤ピーマンが入っています。

品名日清焼すぱ バジリコ ナポリタン共通
メーカー日清食品
発売日2019年9月9日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(液体ソース)
定価オープン価格
取得価格税別100円(ダイソー)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分バジリコ
98g(めん85g)
ナポリタン
107g(めん85g)
エネルギー452kcal455kcal
たんぱく質6.9g7.5g
脂質19.9g18.1g
炭水化物61.4g65.5g
食塩相当量4.2g5.0g
ビタミンB10.35mg0.37mg
ビタミンB20.53mg0.60mg
カルシウム145mg131mg



上が「バジリコ」で下が「ナポリタン」。



「日清焼すぱ バジリコ」を食べてみた!


まずは今回新商品として「日清焼すぱ」シリーズに加わった、「バジリコ」から食べていきたいと思います。大葉とバジルを使った焼すぱとなっています。

ソース


ソースは「オリーブオイルをベースに、にんにくの風味をきかせたソース」で、「大葉とバジルの爽やかな香りと味わいが特長」とのこと。



にんにくの香りをつけたオリーブオイルに、大葉やバジルの風味を効かせています。巷で供されるバジルソースのパスタと言えば、オイリー且つ強烈なバジルとにんにくを効かせているのが特徴ですが、今回のソースはオリーブオイル主体ではあっても、そもそも液体ソース自体が少なく、麺量の多さに飲み込まれていてあまりオイリーではありません。



また、にんにくやバジル、大葉の風味もガツンと来る感じではなく、あまりパンチが効いていません。穏やかなバジルソースですね。「日清焼すぱ」シリーズは価格の割にしっかり味わいのあるソースが特徴だと感じていましたが、今回のソースだと、オープン価格で100円程度の市勢価格相応の味だと感じました。



麺は「にんにくとオニオンを練りこんだ、食べ応えのあるもっちり太ストレート麺」とのこと。



麺は、湯戻し時間5分の中太ストレート油揚げ麺です。かなりもちもちした食感が特徴で、茹でた麺をフライパンで再び火を入れたような、ちょっと伸びた感じの食感を再現できています。さすが「焼すぱ」。油揚げ麺臭はそれほど感じなかったですが、それほど主張の強くない今回のソースと合わせるとだいぶ麺が勝ったバランスだと感じました。麺が悪いというよりは、ソースにもっと力強さが欲しかったですね。


具は「赤ピーマン」とのこと。



具として小粒の赤ピーマンが入っていますが、完全におまけ程度。赤味で見た目のインパクトをつける程度の役割しかなかったです。いかにも廉価商品のの具という印象でした。



「日清焼すぱ ナポリタン」を食べてみた!


続いて「日清焼すぱ 下町ナポリタン」から商品名を変更してリニューアルされた「日清焼すぱ ナポリタン」を食べていきます。「日清焼すぱ」シリーズの看板商品として、一貫してラインナップされ続けています。

ソース


ソースは「風味豊かなケチャップソース」で、「トマト本来の甘みと酸味、炒めたような香ばしさをアップし」たとのこと。



ベーコンやたまねぎの風味をつけた、ケチャップ味のソースです。以前の「下町のナポリタン」では、かなり甘い味付けが特徴でしたが、今回はそれがなくなってしまい、甘みは程々程度。あまり特徴のない普通のナポリタン味に変化してしまっていました。

もともと以前からソースの量が少なめで、それに加えて今回は強い甘みがなくなってしまい、上の「バジリコ」と同様、麺量の多さにソースが負けてしまっている印象を受けました。価格相応のあまりパンチのない味で、残念ながら以前までの「下町ナポリタン」とはまったく別物のソースです。


麺は「にんにくとオニオンを練りこんだ、食べ応えのあるもっちり太ストレート麺」とのこと。



太めのストレート油揚げ麺で、もちもちした食感が特徴。前回時の「下町ナポリタン」と同じ麺で、先ほどの「バジリコ」とも共通の麺と思われます。下町のナポリタンらしく、ちょっと伸びたような粘質な食感が特徴ですが、やはりソースの甘みが弱まったため、ソースより麺が勝ったバランスだと感じました。麺は悪くないので、もっとソースにパンチが欲しいですね。




具は「チンゲンサイ、赤ピーマン」とのこと。



チンゲン菜と赤ピーマンが入っていますが、どちらも量が少なく、カットも小さいです。それでもチンゲン菜に多少の存在感はあるので、「バジリコ」よりはマシですが、見た目の色味をつける程度の役割しか感じられませんでした。以前は量こそ少ないものの、ハムとか緑のピーマンが入っていてナポリタンらしい具ではあったのですが、前回リニューアル時からあまりナポリタンらしくなくなってしまっています。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清焼すぱ バジリコ」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
  • 日清食品 「日清焼すぱ ナポリタン」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)

「日清焼すぱ」の新商品「バジリコ」と、リニューアルされた「ナポリタン」を食べてきました。どちらもソースの味にパンチが物足りず、特に「ナポリタン」は、特徴的だった甘みの強さがなくなってしまい、他社のPB商品などと同等の、価格なりの商品になってしまった感じがしました。★2もチラつきましたが、さすがに100円だと考えると価格相応ではあるので★3に留めました。どちらがオススメかといえば「ナポリタン」ですが、価格なりだと割り切って食べるのが良いと思います。

2016年3月に発売されていた「日清焼すぱ 下町ぺぺろん」。かなり強力なガーリックが特徴の一杯でおいしかったです。

日清食品 「日清焼すぱ 下町ぺぺろん」

どうもオサーンです。最近はアシックスのゲルの入ったクッションの強いランニングシューズばかり履いていたんですが、たまにはと思い、以前履いていた違う靴を履いて歩いてみました。そしたら、以前よりも底が硬く感じられて、足の裏とか膝に結構衝撃がくるんですよね。ゲルの偉大さを感じるとともに、ランニングシューズで足が慣れちゃうのもちょっと考えものだなーと感じました。今回のカップ麺は、日清食品の「日清焼すぱ ...


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