このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「しおらーめん進化 煮干塩らーめん」を食べてレビューしていきます。



「しおらーめん進化 煮干塩らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、寿がきや食品の「しおらーめん進化 煮干塩らーめん」。製造は加ト吉水産。2019年10月14日発売の新商品です。東京町田のしおラーメンの人気店、「町田汁場 しおらーめん進化」の味を再現したカップ麺です。



「町田汁場 しおらーめん進化」は東京町田市のしおラーメンの人気店


町田汁場 しおらーめん進化」は、東京町田市などに計3店舗構えるしおラーメンの人気店です。地元ではちょっと抜けた支持を集めるお店で、お店の看板メニューは鶏ガラとあごだしを使った「しおらーめん」。カップ麺としても2018年6月に、「町田汁場 しおらーめん進化」という商品名で再現されていました。焼アゴの香ばしさが印象的な、とてもおいしいしおラーメンでした。

焼きアゴの風味がとても香ばしい!!寿がきや食品 「町田汁場 しおらーめん進化」

町田のしおラーメンの名店「町田汁場 進化」の味を再現したカップ麺!今回のカップ麺は、寿がきや食品の「町田汁場 しおらーめん進化」。製造は加ト吉水産。2018年6月18日発売の新商品です。寿がきや食品の名店再現系ラーメンは「全国麺めぐり」シリーズとして発売されることが多いのですが、今回は特にシリーズとして発売されたわけではないようです。「町田汁場 進化」は、東京町田市にあるしおラーメンのお店です。界隈で...



お店のメニュー「煮干塩」を再現したカップ麺!




今回のカップ麺が再現しているのは、お店の看板メニュー「しおらーめん」ではなく、「しおらーめん」とともにお店の開業当初からある「煮干塩」。鶏ガラではなく豚ガラを使用し、あごだしではなく煮干しを使ったしおラーメンとなっています。カップ麺で再現された前回の「しおらーめん」がとてもおいしかったので、今回も期待して食べてみたいと思います。

内容物、価格、購入額など




別添袋は「液体スープ」、「かやく」、「あとのせかやく」の3袋。



先入れの「かやく」をカップに開けた状態。チャーシューだけ入っています。麺は黒い粒が視認でき、全粒粉入りのようです。

品名しおらーめん進化 煮干塩らーめん
メーカー寿がきや食品(製造は加ト吉水産)
発売日2019年10月14日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・かやく・あとのせかやく)
定価税別250円
取得価格税込270円(ローソン)

栄養成分表


1食110g(めん65g)あたり
エネルギー386kcal
 ∟めん・かやく∟261kcal
 ∟スープ∟125kcal
たん白質10.3g
脂質15.4g
炭水化物51.6g
食塩相当量6.1g
 ∟めん・かやく∟1.3g
 ∟スープ∟4.8g
カルシウム109mg




スープ


スープは「淡麗系の中でも珍しい豚の清湯スープ」に「煮干しだし、宗田カツオ、白醤油だれを合わせたスープ」とのこと。

豚ガラベースで白しょうゆを使ったしお味のスープに、煮干しやかつお節を効かせています。透き通った清湯スープとなっています。



豚ガラベースで煮干しを効かせたしお味スープ


  • 豚ガラベース
豚ガラベースで、豚脂をたくさん浮かせたしお味のスープです。小麦が主原料の白しょうゆを使うことにより、今回のスープの主役である煮干しやベースの豚の旨みを立てています。「煮干塩」という商品名なので、ガツンと煮干し一辺倒の味なのかと思いきや、豚ガラの旨みや豚脂の風味が意外と強く感じられ、複合的な味に仕上げていました。



  • 煮干しもしっかり感じられる
主役の煮干しの味もしっかり感じられます。煮干しのスープといえばしょうゆ味のイメージが強いですが、今回の豚ガラベースのしお味ともしっかりマッチしていて、しょうゆの味が前に出てこないことにより、煮干しと豚の味を両立させていました。しょうゆが強く香って煮干しも強いよく見る煮干しスープとは一線を画した味わいです。



  • 「しおらーめん」ほどの独特な味ではない
煮干し、豚に加え、かつお節の荒い粉が入っていたり、後味で昆布の旨みが感じられたりと、高価格帯商品らしいおいしさは十分に持ったスープでした。

ただ、しお味の煮干しスープというところはユニークでも、煮干しや豚といったカップ麺では比較的ありきたりな材料を使っているため、前回の「しおらーめん」で使われていた焼アゴのような独特な風合いはなく、おそらく実際にお店で食べなければわからないおいしさ、臨場感みたいなものは、カップ麺で再現するのはなかなか難しように感じました。



麺は「全粒粉入りのノンフライ中太めん」とのこと。

湯戻し時間5分の、中細で縮れのついたノンフライ麺です。全粒粉の粒が視認できます。



低加水麺食感で甘みの強い中細ノンフライ麺


縮れのついた中細のノンフライ麺です。商品説明では「中太」となっていますが、そこまで太くは感じられませんでした。全粒粉入りなのが影響しているのか甘みが強く、低加水麺食感でしっとりした食感が特徴となっています。寿がきや食品(加ト吉水産)製のカップ麺ではよく見られる食感。

煮干しと豚ガラの繊細なスープに対し、細めの麺はあまり前に出ず、スープの味をしっかり引き立てています。それでいて、甘みやしっとり食感で適度に主張できており、麺とスープのバランスはとても良かったです。甘みも食感も品の良さを感じることができる麺でした。お店の麺は似たような細さで全粒粉入りですが、縮れてはおらずストレート形状のようです。




具は「チャーシュー、ネギ」とのこと。

「かやく」の袋に入っているチャーシューと、「あとのせかやく」の袋に入っているネギの組み合わせです。



チャーシューとネギの組み合わせ


  • チャーシュー
チャーシューはそこそこの大きさがありますが、薄くてペラペラで、ちょっとハムみたいな食感であまり肉感がありません。いかにも成形肉という感じの安っぽさで、定価税別250円の商品としては物足りないものでした。寿がきや食品のチャーシューはいつもこんな感じなんですけどね。

  • ネギ
「あとのせかやく」に入っているネギは青ネギが主体で、量もたくさん入っています。香りが良く、しお味のスープの中でよく映え、アクセントとして機能していました。ネギが目立っているというよりは、ネギしか目立つものがないという印象ですが、それでも入っているといないでは大違いでしょう。


オススメ度(標準は3です)


  • 寿がきや食品 「しおらーめん進化 煮干塩らーめん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
豚ガラベースで白しょうゆで味付けられた煮干しラーメンでした。煮干しがしっかり感じられる一方で、豚や豚脂の旨みも強く、かつおや昆布、麺の甘みによって複合的な味に仕上がっています。じわじわくるおいしい一杯ではあるものの、定価税別250円の商品と考えると物足りなさもありました。前回「しおらーめん」の焼アゴの香ばしさのようなものがあると良かったんですけどね。

煮干しのカップ麺といえばこれ。2015年7月に発売された「MEGAニボ ど煮干し中華そば」。強烈な煮干しの一杯でした。2018年7月にも再販されています。

エースコック 「MEGAニボ ど煮干し中華そば」

どうもオサーンです。今クールのアニメは「がっこうぐらし!」が話題のようですね。1話めでいきなりの超展開、2話めを見た段階だと、いろいろ伏線がありそうな気配ですね。事実が小出しで出てくるのも良いし、伏線の張り方も悪くないです。会社の同僚に薦められてシブシブ見ましたが、毎週楽しみになりそう。あと私は丸戸信者なので、「Classroom☆Crisis」にも期待しています。丸戸氏の脚質は追込ですからね。これから盛り上がるで...


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