このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 花椒が香るごま担々うどん」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 花椒が香るごま担々うどん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 花椒が香るごま担々うどん」。2019年10月14日発売の、「赤いきつねと緑ぬたぬき」シリーズの新商品です。先日レビュー済の「マルちゃん 山椒が香る塩そば」と同時発売の商品となっています。この商品が「山椒」なのに対し、今回は「花椒」を使用したカップ麺となっています。

「マルちゃん 山椒が香る塩そば」を実食レビュー!山椒と粒ごまの香る大人の一杯

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 山椒が香る塩そば」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 山椒が香る塩そば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 山椒が香る塩そば」。2019年10月14日発売の、「赤いきつねと緑ぬたぬき」シリーズの新商品です。「緑のたぬきそば」と同じく、山椒をイメージした緑色のパッケージの商品です。山椒を使った塩そば...


これまでにも発売されていた「ごま担々うどん」


「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの「ごま担々うどん」のカップ麺。2014年10月に登場した「マルちゃん 濃厚ごま担々うどん」以来、これまでに色んなアレンジが加えられて「ごま担々うどん」が発売されてきました。

2016年4月発売の「マルちゃん ピリ辛ごま担々うどん」。練りごまと花椒のバランスが取れ、粒ごまの香ばしさも加わったおいしい一杯でした。非常に完成度が高かったです。

東洋水産 「マルちゃん ピリ辛ごま担々うどん」

どうもオサーンです。今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん ピリ辛ごま担々うどん」。オススメ度(標準は3です)★★★★★★☆☆☆☆(6)練りゴマと花椒の風味のバランスががとても良いスープです。辛さがほとんどない上に油揚げ麺のうどん特有の味の影響でスナック感満載なので全く本格感はないのですが、このライトな感じがまたいいです。担々麺への要求を満たした上で、それをうまく東洋水産のカップ麺らしいフォ...

2017年11月には、「マルちゃん 豆乳ごま担々うどん」が発売されていました。こちらも練りごまと辛味を両立した上で、粒ごまの香ばしさ、豆乳のまろやかさが加わり、これまた完成度の高い一杯でした。

東洋水産 「マルちゃん 豆乳ごま担々うどん」

今回は「豆乳」の入った「ごま担々うどん」今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 豆乳ごま担々うどん」。「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。以前にもタテ型商品で「濃厚ごま担々うどん」、どんぶり型で「ピリ辛ごま担々うどん」という商品が出ていましたが、今回は「豆乳」使用でまろやか方向にシフトしたようです。タテ型の時はスープはおいしかったものの、麺が太すぎてバランスがあんまり良くないように...

これらの商品の他にも、どんぶり型のスープを強化したタテ型カップ麺や、「でか盛り」のカップ麺も発売されています。



今回は「花椒」を強化した「ごま担々うどん」




今回の商品のパッケージには、「花椒が香る」「花椒の香りが広がる」といった、「花椒」が強調して書かれており、これまでに発売されてきた「ごま担々うどん」の花椒強化バージョンと言えそうです。東洋水産のカップ麺は他社に比べるとマイルドで、あまり極端な味に振らないイメージがありますが、今回は果たしてどんな味に仕上がっているのでしょうか。

内容物、価格、購入額など




別添袋は「液体スープ」、「粉末スープ」の2袋。カップには予め挽き肉が入っていますが、それほど量は多くなさそうです。「粉末スープ」は先入れです。

品名マルちゃん 花椒が香るごま担々うどん
メーカー東洋水産
発売日2019年10月14日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・粉末スープ)
定価税別193円
取得価格税別128円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食104g(めん66g)あたり
エネルギー450kcal
∟めん・かやく∟342kcal
∟スープ∟108kcal
たん白質10.6g
脂質23.2g
炭水化物49.7g
食塩相当量5.5g
∟めん・かやく∟1.7g
∟スープ∟3.8g
ビタミンB10.28mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム229mg



同時発売の「山椒香る塩そば」に比べると栄養成分の数値がだいぶ高く、こってり系であろうと想像できます。


つゆ


つゆは「ポークとチキンの旨味をベースに、花椒のさわやかな風味とねりごまの旨味を利かせた担々味のつゆ」とのこと。

みそ味ベースに練りごまを効かせた担々味のつゆで、花椒が香っています。



みそ味ベースの担々味つゆ


  • みそ味ベース
鶏や豚を効かせたみそ味ベースのスープで、練りごまが入ってまろやかに仕上げられています。みその風味がしっかり感じられる濃厚系ですが、練りごまなどの効果か、塩けはそれほど強くなく、食べやすい味になっていました。濃厚且つまろやか。東洋水産らしい味の傾向ではないでしょうか。

  • 練りごまはいつもよりちょっと弱く感じられる
練りごまの甘みもしっかり感じられますが、これまでの「ごま担々うどん」のスープに比べると多少おとなしめの印象。花椒が強まったことによる相対的な弱化もあるでしょうが、単純にこれまでより練りごまの量が少ないようにも感じました。これでも十分といえば十分なおいしさですが、もうちょっと厚みが欲しかったところ。



  • 花椒はシビレより香りが強い
そして今回の目玉である花椒ですが、確かにこれまでの「ごま担々うどん」に比べると強いように感じられました。ただ、シビれるほどのレベルではなく、さわやかに香る感じ。同時発売の「山椒」とはまた違う、ちょっとパンチの強い香りが印象的です。スープは赤いものの辛味はそれほど強くなく、せいぜいピリ辛程度。辛味も以前に比べて少し後退したように感じました。



  • これまでのスープに比べるとパワーダウンした印象
これまでの、練りごまをしっかり効かせつつ、辛味やシビレのバランスが取れたスープからは、練りごまや辛味が減退し、多少パワーダウンした印象を受けました。花椒が強くなった分、相対的に目立たなくなった部分もあるでしょうが、これまでのバランスとは少し違って見えました。それでもまろやかで相変わらずおいしいのは間違いないんですけどね。



麺は「コシと弾力のある、なめらかな太めのうどん」とのこと。

湯戻し時間5分の、幅広で太い油揚げ麺のうどんです。縮れは緩やか。



幅広で太い油揚げ麺のうどん


幅広で太い油揚げ麺のうどんです。厚みはそれほどなく、きしめんに近いような印象を受けます。また、縮れも緩やかで、これまでに「ごま担々うどん」で使われてきた麺とは形状がだいぶ異なっていました。縮れが強くないためつゆを拾いにくいことが、つゆの練りごまが弱く感じた大きな要因になっているかもしれません。

太くて幅広の麺ですが、厚みがなくソフトな食感でそれほど主張が強くないため、つゆとのバランスは取れていました。でもなんだか、「赤いきつね」らしい強縮れがないのはちょっとさみしい感じがしますね。「どん兵衛」のような多加水で弾力がある食感とは違いますが、形状はどん兵衛に近づいているように見えました。




具は「味付鶏挽肉、ごま、ねぎ、粗挽唐辛子」とのこと。

鶏挽肉、粒ごま、ねぎ、唐辛子が入っていますが、全体的に貧弱な具の構成です。



挽肉や粒ごまが入っているが・・・


これまでの「ごま担々うどん」では、「かやく」の袋が別添されていましたが、今回は入っておらず、挽肉だけが麺とともに予め入っていました。以前より挽肉の粒が小さく見え、以前は入っていたニラがオミットされてしまっています。具のボリュームが以前よりだいぶ見劣りしてしまっています。

また、前回時までは重要な役割を果たしていた粒ごまもだいぶ少なくなったように感じられ、これもつゆのパワーダウンにつながっていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 花椒が香るごま担々うどん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「赤いきつねと緑のたぬき」恒例の「ごま担々うどん」を食べてきました。今回は花椒がパワーアップした反面、練りごまや粒ごまが減退し、以前より濃厚さに欠けるつゆという印象。また、ニラがなくなったり挽肉の粒が小さくなっていたりと、具も劣化していると感じられ、引き続きおいしい一杯ではあるものの、以前ほどの完成度ではなくなったように感じました。

2018年11月に発売されていた「マルちゃん 豆乳ごまみそうどん」。「ごま担々うどん」ではないですが、それに近いカップ麺でした。練りごまと粒ごまを効かせ、豆乳でまろやかさを加えた一杯でした。

【濃い練りごま】 東洋水産 「マルちゃん 豆乳ごまみそうどん」

このページでは、東洋水産の「マルちゃん 豆乳ごまみそうどん」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 豆乳ごまみそうどん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 豆乳ごまみそうどん」。2018年11月12日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。今回の商品に合わせ、「マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば」もリニューアル発売されています。昨年の同じ時期2018年11月に...


 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加