このページでは、日清食品のカップ麺、「日清麺NIPPON 八王子 たまねぎ醤油ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「日清麺NIPPON 八王子 たまねぎ醤油ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清麺NIPPON 八王子 たまねぎ醤油ラーメン」。2019年9月23日にリニューアルされた、「日清麺NIPPON」シリーズの新商品です。東京八王子市のご当地ラーメン「八王子ラーメン」をカップ麺で再現した商品です。



刻みたまねぎを使った「八王子ラーメン」をカップ麺で再現


八王子ラーメン」は、生の刻みたまねぎを使用し、スープ表面にラードを浮かせたしょうゆ味を特徴としています。「刻みたまねぎ」「醤油だれ」「ラード」を使うことが定義とされていますが、中細麺を使用し、具としてチャーシューやメンマが入っているという、昔ながらの中華そば的な特徴を共通で持っているようです。

日清食品の八王子ラーメンカップ麺が最初に登場したのは2013年10月で、その名もズバリ「八王子ラーメン」という商品名でした。その後、「麺ニッポン」シリーズ、「麺NIPPON」シリーズとして発売されてきましたが、一貫して八王子ラーメンを使った町おこし団体である「八麺会」の推奨を受けています。

2013年10月発売の「八王子ラーメン」。現在の商品とそれほど違いはなく、当時から完成度の高いカップ麺でした。ハンサム氏が★6と評価しています。

日清食品 「八王子ラーメン」

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2018年3月にリニューアル発売された「日清麺NIPPON 八王子たまねぎ醤油ラーメン」。今回のリニューアル前の商品となっています。甘みを感じられる刻みたまねぎがとてもおいしい一杯でした。

日清食品 「日清麺NIPPON 八王子たまねぎ醤油ラーメン」

「麺NIPPON」シリーズとしてリニューアルされた「八王子ラーメン」今回のカップ麺は、日清食品の「日清麺NIPPON 八王子たまねぎ醤油ラーメン」。2018年3月19日に売の、「麺NIPPON」シリーズの商品です。以前は「麺ニッポン」でしたが「麺NIPPON」に変更になっており、それに伴い今回の「八王子たまねぎ醤油ラーメン」もリニューアルになっています。「八王子ラーメン」とは、1960年辺りから存在する八王子のご当地ラーメンで、し...



5周年で麺増量が今回のポイント




今回のリニューアルでは、麺増量が大きなポイントとなっています。おいしいがゆえに、普通の量では物足りなさもあった以前までの商品から、パワーアップした姿を期待できそうです。本当おいしい商品なので、今回もとても楽しみです。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」、「かやく」、「後入れかやく」、「焼きのり」の4袋。「八王子ラーメン」のカップ麺は、発売当初からこの4袋の構成となっています。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。小さいチャーシューが2枚とメンマの構成。中細のノンフライ麺が入っていました。

品名日清麺NIPPON 八王子 たまねぎ醤油ラーメン
メーカー日清食品
発売日2019年9月23日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・かやく・あとのせかやく・焼きのり)
定価税別230円
取得価格税込248円(ローソン)

栄養成分表


1食112g(めん70g)あたり
エネルギー426kcal
 ∟めん・かやく∟317kcal
 ∟スープ∟109kcal
たん白質9.8g
脂質16.2g
炭水化物60.3g
食塩相当量6.6g
 ∟めん・かやく∟1.9g
 ∟スープ∟4.7g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.44mg
カルシウム144mg



麺量は前回までの65gから5g増えた70gになっています。


スープ


スープは「鶏ガラベースに煮干しの香りをきかせ、ラードのコクを加えて仕上げた醤油スープ」とのこと。

鶏ガラベースのしょうゆ味に煮干しを効かせ、表面にラードを浮かせたスープです。



表面にラードを浮かせた鶏ガラしょうゆ味のスープ


  • クリアな味わいの鶏ガラしょうゆ味
鶏ガラベースのしょうゆ味です。「八王子ラーメン」の定義のひとつとなっているしょうゆだれは、あっさりながらしょうゆの香りをしっかり楽しめます。鶏ガラのベースがしょうゆだれにやわらかみを持たせるとともに、ほんのりと煮干を効かせることで、昔ながらの中華そばのスープを体現したような味に仕上がっています。

スープの味を構成する要素が少ないことに加え、ノンフライ麺を使用しているため油揚げ麺臭がないことから、クリアですっきりした味わいをもたらしています。あっさりしょうゆラーメンはこうあるべきという姿に映りました。



  • スープ表面に浮くラードでこってり感を演出
単にあっさりしょうゆ味ではなく、こちらも「八王子ラーメン」の定義のひとつとなっている「ラード」がスープ表面にたくさん浮いており、基本あっさり味ながらも豚脂の風味でこってり感を加えています。薄すぎず厚すぎない、絶妙な油感で、これもまたスープの中華そば感を高めていました。

「八王子ラーメン」の最大の特徴は刻みたまねぎですが、今回の一杯はこのスープだけでも十分に高評価できてしまう、とてもおいしいスープでした。歳を重ねると年々こういう味がおいしく感じられてきますね。




麺は「しなやかなでしっかりとしたコシのある中細ストレート麺」とのこと。

湯戻し時間4分の、中細でストレート形状のノンフライ麺です。



5g増量した中細ストレートのノンフライ麺を使用


細麺に近い中細の、ストレート形状のノンフライ麺です。しっとりした低加水麺食感で、弾力やコシよりも歯切れの良さが際立ちます。スープ同様、麺もいかにも中華そば然としており、麺とスープは完全にクラシックな佇まいとなっています。あっさり味なスープに細めの麺は非常に相性が良く、鶏ガラしょうゆ味の中で麺の甘みが増幅して感じられました。良い組み合わせです。

八王子ラーメンを供するお店では、多くが低加水の中細麺を使用しているようで、カップ麺でもきちんとその特徴を踏まえた麺となっています。今回、麺量が5g増えていますが、正直言ってあまり麺量増を実感することはできませんでした。スープがおいしいが故に、決して少なくはないんですがもっと欲しいですね。




具は「きざみたまねぎ、チャーシュー、メンマ、海苔」とのこと。

大量の刻みたまねぎに、小さいチャーシューが2枚とメンマ、そして焼きのりが入っています。



刻みたまねぎ、チャーシュー、焼のり、メンマの組み合わせ


  • 大量の刻みたまねぎ
具の主役は、「八王子ラーメン」の定義のひとつである刻みたまねぎ。大きめに刻んだたまねぎがかなりの量入っています。カップ麺の具として使われるたまねぎは、独特の風味こそすれど、甘みは目立たないことが多いですが、今回はカットが大きいため、甘みもしっかり感じられます。王道中華そばのスープに、たまねぎがオリジナリティを加えています。この甘さはくせになります。



  • チャーシュー2枚、メンマ、焼のり2枚
刻みたまねぎの他には、小さいチャーシューが2枚、メンマ、焼のりがが2枚入っています。なかなかの具だくさんぶりです。焼のりをスープのラードに絡めて食べるととてもおいしいです。これまでの「八王子ラーメン」カップ麺と同じ構成で、量も概ね同じですが、メンマが多少減っている印象でした。これは麺が増えた分のコスト調整ですかね。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清麺NIPPON 八王子 たまねぎ醤油ラーメン」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
「八麺会」推奨の「八王子ラーメン」を再現したカップ麺を食べてきました。スッキリした鶏ガラしょうゆ味にラードを浮かせ、低加水の細麺を合わせたクラシックな中華そばらしい一杯。古風でありつつ、大量のたまねぎでオリジナリティもあります。前回までに引き続き★6。文句なく素晴らしい商品でした。

たまねぎのたくさん入ったラーメンには「勝浦タンタンメン」があります。カップ麺の「勝浦タンタンメン」にもたまねぎがたくさん入っていました。

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