このページでは、まるか食品のカップ麺、「ペヤング 辛口味噌ヌードル」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 辛口味噌ヌードル」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 辛口味噌ヌードル」。2019年9月9日発売の、「ペヤング」シリーズの新商品です。今回はペヤングやきそばではなくペヤングヌードルです。「辛口味噌」という、ペヤングとしてはオーソドックスな味に見える商品。



ペヤングの焼そばではなくヌードル商品


ペヤングといえば「ペヤングやきそば」が有名ですが、今回はやきそばではなくてヌードル。ペヤングシリーズには「ペヤングヌードル」という定番商品があるのですが、やきそばに比べるとあまり出回っていないように感じています。

そして今回、「辛口味噌」味のヌードルということで、奇抜な商品の多いペヤングの割にはずいぶんと普通な感じの商品ですよね。

ペヤングの「ヌードル」や「ラーメン」の最近発売された商品


それでも最近は、以前より「ヌードル」や「ラーメン」に力を入れているようで、立て続けに新商品が発売されています。

2019年8月に発売された「ペヤング 魚介MAXラー油ラーメン」と「ペヤング 魚介MAXラー油ヌードル」は、「やきそば」とともに同一フレーバーで3種類同時に発売された商品。「ラーメン」はノンフライ麺、「ヌードル」は油揚げ麺が使用された商品で、特にノンフライ麺の「ラーメン」の方が193円とノンフライ麺としては安価でお得感がありました。

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古き良きパッケージデザイン




最近では奇抜な新商品を多く発売し、すっかり先鋭的なイメージが定着した「ペヤング」ですが、今回の「ペヤングヌードル」には古き良きイメージを踏襲しています。この良い意味での古臭さこそペヤングだと思っている方も多いのではないでしょうか。ペヤングでは珍しい?オーソドックスな「辛口味噌」味に、昔のプラスチックフタを思わせるクラシックなデザインのパッケージ。今回はノスタルジーな雰囲気に浸りながら食べてみたいと思います。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「粉末スープ」と「かやく」の2袋。ペヤングやきそばの麺に比べると細めの麺が入っています。



「粉末スープ」と「かやく」はどちらも先入れ。昔のカップ麺は後入れの液体スープなんてなかったですからね。一見、安っぽい見た目なんですが、スープ粉末とかやくは大量で、100円ほどで売られている商品とは一線を画すものがあります。真っ赤な粉末でちょっと辛さが期待できそうです。

品名ペヤング 辛口味噌ヌードル
メーカーまるか食品
発売日2019年9月23日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(粉末スープ・かやく)
定価税別170円
取得価格税別138円(ドン・キホーテ)

栄養成分表


1食93g(めん76g)あたり
エネルギー427kcal
たん白質6.7g
脂質17.9g
炭水化物57.8g
食塩相当量4.6g
∟めん・かやく∟1.6g
∟スープ∟3.0g




スープ


スープは「ピリッと辛味の効いた、濃厚な味噌の味わい」とのこと。

ポークベースのシンプルなみそ味のスープに、強めに辛味を効かせています。



辛味の強いみそ味スープ


  • ベースの味もみそも強くない
ポークベースのみそ味のスープです。ベースの味もみそもそれほど強いわけではなく、良くも悪くも厚みを感じない味です。パッケージのクラシックなデザインに負けないくらい、味もクラシックスタイルで、最初は安っぽいと思いながら食べ進めるのですが、だんだんと趣の深さからなのか、じわじわおいしく感じられてきました。昔のカップ麺のスープはこんな味だったなぁという懐かしいおいしさがあります。



  • 辛口~大辛クラスの辛味
ベースのスープは昔懐かしい感じでしたが、辛味は結構強めにつけられており、今風の味になっています。商品説明の「ピリッと辛味の効いた」という文言から勝手にピリ辛だと想像していましたが、ピリ辛レベルよりだいぶ辛く、辛口~大辛クラスにはあるように思います。これはクラシックとモダンの融合といえるのかもしれません。



  • 油揚げ麺の味が溶け出す
単に、ポークベースの辛いみそ味というだけではなく、ベースがあまり強くないことが影響してか、油揚げ麺から溶け出した風味がスープに大きく作用しています。これも昔ながらのカップ麺的な懐かしさを感じる味。普段なら油揚げ麺臭は忌み嫌うところですが、今回のスープには懐かしさをブーストさせる効果がありました。



麺は、湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。



ヌードルタイプの中細油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。カップヌードルなどと同じく、ヌードルタイプの麺となっています。カップヌードルだと洋風なイメージとなりますが、今回の麺は洋風というよりは、昔ながらのカップ麺という印象を受けます。角麺形状なので、ペヤングやきそばの麺とはまったく違う形状となっています。

強い辛味のスープの中にあっても油揚げ麺臭が強めに感じられ、ラーメンよりもヌードル感を高めています。スープの味を楽しむためには邪魔になる油揚げ麺臭ですが、今回のスープ相手には、懐かしい味わいに有効に作用していると感じました。




具は、キャベツ、にんじん、味付豚・鶏肉、もやしが入っています。



たくさんの野菜と肉の組み合わせ


  • 野菜がたくさん入っている
キャベツ、にんじん、もやしが入っています。いずれの野菜もペヤングの商品ではよく使われているものですが、かなりボリュームがあって価格以上のものがあります。野菜がたくさん入っていることがペヤング商品の美徳でもありますよね。今回も野菜にペヤングらしさがありました。

  • 豚鶏肉チップ
野菜の他に、豚と鶏の混合のチップが入っています。成形肉ですがチャーシューのように加工されており、ペヤングやきそばのミンチ肉とは違っています。おそらくこれまでにも使われたことのある肉だとは思いますが、やきそばで使われるのとラーメンで使われるのとではまた印象が異なる存在でした。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 辛口味噌ヌードル」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
パッケージにも味にも懐かしさを感じる商品。油揚げ麺の風味が感じられる懐かしいみそ味のスープに、今風に強めに辛味を効かせており、古さと新しさが共存しています。最初は安っぽいと思いながら食べ始め、徐々に惹きつけられていきました。辛味の中を掘り当てるとロトの剣が出てくるような一杯でした。

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