このページでは、ヤマダイのカップ麺、「ニュータッチ 凄麺 凄麺 カレー南ばんそば」を食べてレビューしていきます。



「ニュータッチ 凄麺 カレー南ばんそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 カレー南ばんそば」。2019年9月16日発売の、「凄麺」シリーズの新商品です。カレー味の蕎麦は凄麺シリーズ初登場となります。



「凄麺」シリーズ初登場のカレー味の蕎麦


ノンフライ麺を使用して本格的な味わいながら、それほど高価格ではない商品ラインナップが特徴の「凄麺」シリーズ。テレビで広告を打つよりも安価で良いものをという姿勢が感じ取れる、質実剛健な個人的にお気に入りのシリーズです。

うまいヌードルニュータッチ♪」でおなじみのCMはラジオなんですよね。今だと「ラジオビバリー昼ズ」とか。すごい長寿番組ですよね。大学の頃、授業サボって図書館で寝ながらイヤホンでよく聴いていました。ビバリーからのってけ、噂のゴールデンアワーと続くあの頃のニッポン放送の黄金ライン、私はいつ帰るんだとよく思ったものです。なんか寂しい大学生活だなw 当時私のJ-PHONEにかかってくる友達の誘いを、ラジオ聴きたいから断ったりしていましたからね。ニュータッチのCMだけではなく、川崎競輪とか名糖運輸のラジオCMを聴くと今でもちょっと胸が熱くなります。

すいません脱線しました「凄麺」シリーズに話を戻します。「凄麺」シリーズはコンビニなどではほとんど見かけることがなく、販路がほぼスーパーに限定されていて手に入り難いのが難点なんですが、今回は発売週に手に入れることができたので食べてみたいと思います。コンビニにあったら結構売れると思うんですけどね。

そして今回は、「凄麺」シリーズ初登場となるカレー味のお蕎麦。これまでは「鴨だしそば」と「かき揚げ天ぷらそば」の2商品がラインアップされていましたが、天ぷらそばがディスコンで、代わって今回の「カレー南蛮そば」が登場しています。個人的には「かき揚げ天ぷらそば」もおいしかったので残しておいてもらいたかったですけどね。

ヤマダイ 「ニュータッチ 凄麺 かき揚げ天ぷらそば」

以前は「手緒里庵」シリーズだった「凄麺」のノンフライ蕎麦今回のカップ麺は、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 かき揚げ天ぷらそば」。「凄麺」シリーズに新たにラインナップされたお蕎麦2品のうちのひとつで、どちらも以前は「手緒里庵」シリーズで出ていた商品です。「手緒里庵」時代には未食だったので、今回きちんと食べてみたいと思います。それにしてもこのお蕎麦2品、ぜひとも食べてみたいと思っていたのに全然見つけられ...



ノンフライ麺使用のカップそばは珍しい




カップ麺でノンフライ麺を使用したお蕎麦というのは珍しく、このブログで食べたノンフライ麺のカップ蕎麦といえば、先ほどの「凄麺 かき揚げ天ぷらそば」まで遡らなければなりません。ノンフライ麺使用によるいつものカップそばと風味や食感の違いも楽しみにして食べてみたいと思います。


内容物、価格、購入額など




別添袋は「後入れ粉末スープ」と「かやく」2袋の、計3袋。かやくのうちのひとつはFDブロックのようです。



先入れの「かやく」2袋を開けた状態。「南蛮そば」の商品名通り、大量のねぎが入っていました。もうひとつの「かやく」袋には鶏肉が入っています。

品名ニュータッチ 凄麺 カレー南ばんそば
メーカーヤマダイ
発売日2019年9月16日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(後入れ粉末スープ・かやく2袋)
定価税別220円
取得価格税別217円(ダイイチ)

栄養成分表、原材料


1食87g(めん60g)あたり
エネルギー305kcal
たん白質11.2g
脂質1.4g
炭水化物62.0g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟4.8g



カレー味の商品としては、カロリー305kcalは控えめ。脂質1.4gもかなり低い数値となっており、ノンフライ麺を使用するメリットが感じられます。


つゆ


つゆは「鰹の出汁感と、スパイスが効いた濃厚なスープで」、「畜肉のコクのある後味と、トロミをつけることで、本格的なカレー南ばんの雰囲気を再現し」たとのこと。

かつおのだしが効いたしょうゆ味をベースに、スパイス感のあるカレーが入った蕎麦つゆです。



かつおだしとスパイスのバランスが取れたカレーつゆ


  • かつおだしがしっかり効いたしょうゆ味
ベースになっているのは、かつおだしがしっかり効いたしょうゆ味のつゆです。最近は各社からいろんなカレー蕎麦が出ていますが、中でも今回のつゆは特にお蕎麦屋さんで出てきそうなクラシックスタイルのつゆ。和のテイストが強いつゆに仕上がっています。奇をてらっていない王道味という感じがします。

  • スパイス感のあるカレー味
そしてそのつゆに合わせるカレー味は、ほどほどのスパイス感があって、かつおだしと互角に渡り合っています。だしもカレーもほどほどで好バランス。辛味はピリ辛程度に留まっており、極端に辛いものが苦手じゃなければ食べられるレベルに落ち着いていました。こういう味が落ち着いて良いと思う人は結構多いんじゃないですかね。



  • どちらかというとあっさり系
かつおだしとスパイスのバランスが良く、お蕎麦屋さんのカレーそばらしい味に仕上がっていますが、油分や他の豚の出しなどは控えめで、後味がスッキリしています。反面、カレーらしいこってり感には欠けるので、こってり好きの方だと多少物足りなさはあるかもしれません。かつおだしやスパイスはしっかりしていますが、どちらかというとあっさり系のカレーそばのつゆと言えるかと思います。




麺は「挽きたてのそば粉を使用したしなやかで口当たりの良い、当社独自製法のノンフライそば」とのこと。

湯戻し時間5分の、中細ノンフライ麺のお蕎麦です。ストレートに近い形状となっています。



ずっしりとした食感のノンフライ蕎麦


中細程度の太さの、ノンフライ麺のお蕎麦です。ストレート形状で、見た目かなり本格的。食べても、細いながらずっしりくる食感に本格感を感じ取れ、よく食べている油揚げ麺のお蕎麦のライトな食感とはだいぶ違う印象を受けました。やっぱりノンフライ麺の蕎麦は違うなと感じられる食感です。これは素晴らしい。

一方で、スパイスの効いたスープと合わせてしまうと、蕎麦の香りはあまり感じられません。これが油揚げ麺だと、油揚げ麺臭の強さで強味のスープと合わせても目立つのですが、今回は素性の良いノンフライ麺が祟った格好となっています。この麺はカレーとかじゃなくて、もっとクセのないつゆと合わせるのが良いと感じました。




具は「FDねぎブロック(ねぎ、唐辛子)、鶏ほぐし肉」とのこと。

一方の「かやく袋」にはFDブロックのねぎと唐辛子が、もうひとつの「かやく」袋には鶏肉が入っています。



ねぎと鶏肉、輪切り唐辛子の具の組み合わせ


  • FDブロックのねぎ
FDブロックには、ねぎと輪切りの唐辛子が入っています。さすが南蛮そばだけあって、ねぎの量は多く、青ねぎと白ねぎのバランスが良いです。青ねぎでねぎらしい風味を、白ねぎで強い甘みを出していて、カレー味のつゆの中でも映えていました。ちょっととろみのある白ねぎが特においしかったです。輪切り唐辛子は辛味はほとんどなく色味で目立っていました。

  • 鶏肉はまずまずの量
もうひとつの「かやく」袋には、鶏ほぐし肉が入っています。まずまずの量入っていますが、ねぎに比べると量が少なめで、あまりバランスが取れていません。カットも小さめなので、食感を楽しむにはちょっと物足りなかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • ヤマダイ 「ニュータッチ 凄麺 カレー南ばんそば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「凄麺」初のカレーそばだった今回の商品ですが、かつおだしとカレースパイスのバランスが良く、奇をてらわないクラシックスタイルのつゆに仕上がっていておいしかったです。珍しいノンフライ麺のお蕎麦は、ずっしりした食感に本格感がありましたが、ノンフライ麺故に風味は強くなく、スパイスに負けてしまっているのがちょっと残念でした。具のねぎが大量で、特に白ねぎの甘みととろみが良かったです。満足いくおいしさでしたが、ディスコンになった天そばに比べると多少見劣りしている印象でした。

2019年9月発売の「島耕作も愛した幻の立ちそば 虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば」。ラー油の威力がすごかったです。

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