このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ」を食べてレビューしていきます。



「岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、寿がきや食品の「岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ」。製造は加ト吉水産。2019年9月16日発売の新商品です。岐阜や愛知を中心に店舗展開している「岐阜タンメン」の監修による、お店の「岐阜タンメン」の味をイメージしたカップまぜそばです。



「岐阜タンメン」は岐阜・愛知の人気ラーメン店


岐阜タンメン」は、岐阜県や愛知県に多店舗展開する人気ラーメン店です。お店のメニューは基本「岐阜タンメン」のみで、それにチャーハンや餃子を組み合わせることができます。岐阜タンメンは辛さを選ぶことができ、「辛さなし」から「デス辛」までの7段階あるそうです。野菜たっぷりなことを大きな売りにしており、お店のホームページでは栄養価の高さについて強調されています。

2016年にサークルKサンクスで地域限定発売されて以来、何度かカップ麺化されており、このブログでは2019年3月に発売された「カップ岐阜タンメン」をレビューしています。タンメンらしからぬ豚脂の厚みとにんにくの強さが特徴で、それでいて白菜の旨みでタンメンらしさも感じられる一杯でした。

「岐阜タンメン」の味を再現したカップ麺 「カップ岐阜タンメン」

このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「カップ岐阜タンメン」を食べてレビューしていきます。「カップ岐阜タンメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、寿がきや食品の「カップ岐阜タンメン」。製造は加ト吉水産。2019年3月25日発売の新商品です。岐阜県と愛知県に店舗展開する「岐阜タンメン」の味を再現したカップ麺です。「岐阜タンメン」の岐阜タンメン「岐阜タンメン」は、岐阜県岐...



まぜそばはカップ麺オリジナルメニュー




今回のまぜそばは、お店では供されないカップ麺限定メニューとなっており、「岐阜タンメン」監修の元、お店の「岐阜タンメン」の味をまぜそばで再現した一杯となっています。「岐阜タンメン」の特徴である「にんにく」と「野菜」をしっかり踏まえているようで、非常に楽しみ。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。


内容物、価格、購入額など




別添袋は「液体スープ」、「かやく」、「あとのせかやく」の3袋。



先入れの「かやく」をカップに開けた状態。白菜とキャベツが入っています。

品名岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ
メーカー寿がきや食品(製造は加ト吉水産)
発売日2019年9月16日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・かやく・あとのせかやく)
定価税別238円
取得価格税込257円(ローソン)

栄養成分表


1食118g(めん80g)あたり
エネルギー444kcal
たん白質8.3g
脂質16.8g
炭水化物64.9g
食塩相当量5.4g
カルシウム118mg




スープ


スープは「ニンニクと豚の旨味が合わさった塩だれ」とのこと。

にんにくと豚の旨みを強く効かせたしお味のたれです。



にんにくと豚肉の味が効いた塩だれ


  • 強いしお味
ポークベースの塩だれです。「岐阜タンメン」らしく、にんにくや豚肉の旨みがしっかりつけられていますが、思いのほかしお味が強いです。以前出ていた「カップ岐阜タンメン」でも塩けは強めに感じましたが、今回はそれよりもさらに強く、塩けを増幅させる辛味と合わせてしまうと、ちょっと塩辛いと感じるレベルでした。栄養成分を見るとそんなに塩分が多いわけではないんですけどね。辛味はたれ単体だとピリ辛程度。豆板醤などで辛味がつけられています。

  • 「岐阜タンメン」らしくにんにくや豚肉の旨みが強い
「岐阜タンメン」らしく、にんにくや豚肉の旨みはしっかり出ています。にんにくは特に強く、ガンガン感じられます。一般的な関東のタンメンとは大きく異なる点ですね。タンメンらしいあっさり味とは対極にある味になっています。具に豚肉は入っていないものの、たれには豚肉の旨みがつけられていて、また豚脂もたくさん入っていて豚の太いたれになっていました。



  • 野菜の味があまり感じられない
しお味の強さ、にんにくや豚肉の味といった「岐阜タンメン」らしさがある一方で、たれからは白菜やキャベツの旨み、甘みはあまり感じられず、しお味の強さとにんにくによってかき消されている印象を受けました。以前の「カップ岐阜タンメン」のスープに比べると、ちょっとバランスが悪かったです。しお味がここまで強くなければまた違ったんでしょうけどね。


麺は「もっちりとした食感のノンフライ太めん」とのこと。

湯戻し時間5分の、太めのノンフライ麺です。縮れのついた角麺形状となっています。



食感がちゃんぽん麺らしいノンフライ麺


太めで縮れの強くつけられたノンフライ麺です。しっとり感があって、中身の詰まった食感。以前の「カップ岐阜タンメン」の時に比べるとひとまわり太い麺となっています。しお味やにんにくの強いたれに対し、麺にもどっしりとした食感で存在感があり、両者のバランスはしっかり取れています。

お店で使われている麺は細い低加水ストレート麺なので、形状はまったく異なっています。今回のまぜそばはカップ麺オリジナルメニューなので、麺もまぜそばの濃いたれに合わせてオリジナル感が強くなっています。お店のような細い麺だと、今回のたれの味はで強すぎてマッチしないでしょう。




具は「キャベツ、肉そぼろ、唐辛子、白菜」とのこと。

「かやく」に入っているキャベツと白菜、「あとのせかやく」に肉そぼろと唐辛子が入っています。



肉そぼろ、唐辛子、キャベツ、白菜の具の構成


  • 別添「あとのせかやく」の肉そぼろと唐辛子
「あとのせかやく」には、肉そぼろと唐辛子が入っています。肉そぼろはそれなりにしっかりした量が入っていますが、きちんと混ぜ合わせなければスナック菓子のようなかための食感で、あまり肉そぼろの雰囲気が出ません。麺の中に入れてちょっと蒸らす形にしてから食べるのが良いと思います。唐辛子も多めに入っていて、たれの辛さと合わせるとピリ辛以上の辛さにはなっていました。



  • 「かやく」の白菜とキャベツ
キャベツがたくさん入っています。キャベツの甘みが、塩辛いたれの中で相性バッチリ。これがなければもっと塩辛く感じられてしまったかもしれません。白菜は、湯戻し前の段階だと結構存在感あったのですが、湯戻しするとキャベツの膨張率が高く、白菜が目立たなくなってしまった印象です。それでも、キャベツと合わせ、たれに希薄だったタンメンらしさを具で補っていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 寿がきや食品 「岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
「岐阜タンメン」の味をカップまぜそばにアレンジしたカップ麺オリジナルメニューでしたが、にんにくや豚肉の旨みといった「岐阜タンメン」らしさはしっかり再現できていた一方で、野菜の旨みは塩けの強さ等によってかき消されている印象を持ちました。たれと太麺のバランスはよく取れており、また、具もたくさん入っていましたが、塩だれがちょっと残念だったのでこの評価としました。

「岐阜タンメン」は、にんにくの強さと白菜を使っている点で、奈良天理のスタミナ系ラーメンと共通項が多いと感じています。ということは、そのうちカップ麺で天理ラーメンのまぜそばも出るのでしょうか。下のリンクは2018年4月に発売された寿がきや食品の「全国麺めぐり 奈良天理ラーメン」。

寿がきや食品 「全国麺めぐり 奈良天理ラーメン」

「奈良天理ラーメン」は寿がきや「全国麺めぐり」シリーズのレギュラー商品今回のカップ麺は、寿がきや食品の「全国麺めぐり 奈良天理ラーメン」。製造は加ト吉水産。2018年4月9日発売で、「全国麺めぐり」シリーズのレギュラー商品のリニューアルです。今回から「奈良天理醤油ラーメン」だったのが「奈良天理ラーメン」に商品名が変更になっています。毎年のようにリニューアルがかけられている「全国麺めぐり」シリーズのレギ...


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