このページでは、東洋水産のカップ麺、「MARUCHAN QTTA トマトチーズくりーむ味」を食べてレビューしていきます。



「MARUCHAN QTTA トマトチーズくりーむ味」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA トマトチーズくりーむ味」。2019年9月9日発売の、「MARUCHAN QTTA」シリーズの新商品です。昨年発売され、今年も同時発売されている「MARUCHAN QTTA TOMATO CREAMラーメン」のチーズ強化バージョンです。



「TOMATO CREAMラーメン」のチーズ強化バージョン


「トマトチーズくりーむ味」は、「TOMATO CREAMラーメン」にチーズを入れて食べるというお客様からのご意見を反映し、チーズ感とクリーミー感をアップした味付けに仕上げました。


今回の「トマトチーズくりーむ味」は、昨年発売され、今年も復活して同時発売された「TOMATO CREAMラーメン」を、買った人がよくアレンジしたというチーズを強化してパワーアップした商品となっています。

昨年9月に出ていた「MARUCHAN QTTA TOMATO CREAMラーメン」は、ベースのチキンやパセリの味が強い一方、トマト感もクリーム感も物足りず、ちょっと中途半端な印象を受けました。チーズが強化されたことで、クリーム感、チーズ感で突き抜けて欲しいところ。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。

東洋水産 「MARUCHAN QTTA TOMATO CREAM」

「QTTA」の新味は「トマトクリーム」!!今回のカップ麺は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA TOMATO CREAM」。2018年9月24日発売の、「MARUCHAN QTTA」シリーズの新商品です。今回は「トマトクリーム」味のおしゃれな一杯で、奇しくも同日発売の「カップヌードル インド風バターチキンカリー」と「トマトクリーム」の味が被っています。どちらかが敢えて競合商品をぶつけてきたのかもしれませんね。「MARUCHAN QTTA」シリーズは、...



内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップには大量のスープ粉末と、ダイス状のトマトとチーズが入っています。昨年食べた「TOMATO CREAM」に比べて白っぽい色合いの粉末が入っていました。

品名MARUCHAN QTTA トマトチーズくりーむ味
メーカー東洋水産
発売日2019年9月9日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別193円
取得価格税込198円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食77g(めん61g)あたり
エネルギー341kcal
∟めん・かやく∟268kcal
∟スープ∟73kcal
たん白質7.2g
脂質14.0g
炭水化物46.5g
食塩相当量4.0g
∟めん・かやく∟1.6g
∟スープ∟2.4g
ビタミンB10.26mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム146mg




スープ


スープは「トマトの風味とチーズのコクと濃厚なクリーミーさを合わせた、くせになるトマトチーズクリームスープ」とのこと。

チキンベースのしお味スープに、トマト、チーズが入り、パセリを効かせています。



チキンとクリームの強いスープ


  • 強いチキンベースのしお味
ベースとなっているのは強めのしお味で、鶏や野菜の味が感じられます。今回、トマトチーズくりーむ味ですが、このベース部分がかなり強く、ちょっとコンソメとかブイヨンみたいな感じがします。昨年食べた「TOMATO CREAM」の時も、思いのほかベースのチキンやバジルが強かったので、その当時と同じ状況でした。



  • クリーム感が格段にアップ!
今回、「TOMATO CREAM」にチーズを強化したとのことで、確かにチーズがだいぶ強くなっているように感じました。チーズというよりはクリーム感ですかね。チーズが増えたことによってクリーム感が増し、まろやかさ、甘みが太くなっています。「TOMATO CREAM」はトマトもクリームも中途半端な印象でしたが、今回はクリーム感に関しては主役というに足るパワーがありました。



  • トマトは控えめで脇役程度の存在感
クリームとともにもう一方の主役であるトマトについては、ほのかに感じる程度で、トマトの味や酸味はかなり控えめ。「TOMATO CREAM」の時よりもさらに弱くなっている印象でした。スープの色合いは赤みを帯びているものの、色ほど味は目立っていません。トマトはあくまで脇役で、チキンのベースにクリーム感の強いスープでした。



麺は「『つやもち製法』による、なめらかで弾力のあるスープによく映える幅広の麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。

湯戻し時間3分の、太め幅広の油揚げ麺です。なめらかな食感が特徴の、「QTTA」シリーズのいつもの麺となっています。



太くてもスープとよく馴染むラードで揚げた油揚げ麺


平打ちで太めの油揚げ麺です、「つやもち製法」によって麺表面がなめらかで、厚みもあってもちもちした食感となっています。「QTTA」シリーズ以外では見かけることのない麺で、この麺を食べると「QTTA」シリーズの商品だと一発でわかる特徴的な食感となっています。

ラードを使用した油で揚げることで香ばしい風味のある麺とのことですが、ラードの効能は、香ばしさよりもスープとの親和性が高くなることが大きな利点だと感じています。油揚げ麺は太くなると油揚げ麺臭が強くなり、スープの中で悪目立ちする傾向があるのに対し、「QTTA」の麺は太くてもスープとよく馴染みます。

今回の麺も太いですが、クリーム感のあるスープとしっかり馴染み、両者に一体感がありました。バランスが抜群のスープと麺の組み合わせです。




具は「トマト加工品、チーズ加工品、パセリ」とのこと。

ダイス状のトマトとチーズが入っていますが、どちらもスープに溶けてしまうので、具としての存在感はあまりありません。



ダイス状のトマトとチーズの組み合わせ


  • トマトやチーズは具としての存在感はあまりない
ダイス状のトマトとチーズが入っていますが、どちらもお湯を入れるとスープに溶け出してしまうため、具としての存在感はほとんありません。どちらかというと、スープのトマトやチーズの味を補強する役割を果たしています。たまに口に入るトマトの塊が、スープで弱いトマトの味をうまく補っていました。

  • トマトやチーズ以外の具も欲しかった
昨年の「TOMATO CREAM」にもダイス状のトマトやチーズは入っていて、今回は当時より少なかったです。また、「TOMATO CREAM」にはその他に挽肉や玉ねぎも入っていたので、今回の具はそれに比べるとだいぶ大人しい印象でした。スープにコストが割かれているのはわかりますが、もうちょっと他の具も欲しかったですね。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「MARUCHAN QTTA トマトチーズくりーむ味」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
昨年の「TOMATO CREAM」に比べて、チーズが追加されたことによってクリーム感が強くなり、柱がしっかり立ったスープに仕上がっていました。スープは間違いなくパワーアップしていて、まったり濃厚なスープと「QTTA」ならではのラードの入った油で揚げた太めの麺との組み合わせも良かったです。具に物足りなさはあったものの、クリーム感の強いスープがおいしい一杯でした。

「QTTA」シリーズのライバル、日清食品の「カップヌードル」シリーズからも、トマトとクリームに着目した商品が発売されていました。2017年2月に発売された「カップヌードル クリーミートマトヌードル」。トマトの酸味とクリーム感が両立したとてもおいしい一杯でした。2018年にも再販されています。

日清食品 「カップヌードル クリーミートマトヌードル」

今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル クリーミートマトヌードル」。パスタでは定番の味のトマトクリームをカップヌードルに落とし込んだ商品です。何を隠そう、私オサーンもトマトクリームがパスタでいちばん好きなので、この商品とても楽しみです。鉄板の味なのでおそらくおいしいのはもう決定しているとは思いますが。商品概要品名:カップヌードル クリーミートマトヌードルメーカー:日清食品発売...


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