
このページでは、ローソンのレンジ調理型チルド中華麺、「麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん」を食べてレビューしていきます。
「麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん」はどんな商品?
今回は、ローソンの「麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん」。ローソンのお弁当コーナーに並んでいるレンジ調理型カップタイプのラーメンです。札幌みそラーメンの名店「麺屋 彩未」の看板メニュー「味噌らーめん」の味を再現した商品です。カップ麺のレビューではありません

「麺屋 彩未」は札幌みそラーメンの名店
「麺屋 彩未」は、札幌で人気ナンバーワンとも言われるみそラーメンの名店。あの「すみれ」から初めて暖簾分けされたお店としても知られ、常に行列の絶えない、札幌では比類なき人気ラーメン店として知られています。行列が絶えない上に営業時間も短いことから、食べるのになかなかハードルが高いため、今回のような商品で雰囲気を感じられるならありがたい話ですよね。
「彩未」の「味噌らーめん」は東洋水産からカップ麺としても発売されており、2018年2月にリニューアル発売された「マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん」は、お店の味を忠実に再現したとんでもなくレベルの高いカップ麺でした。このカップ麺は定価税別240円なのに対し、今回の商品は税込498円と倍以上の価格設定なので、かなりハードルが上がってしまいそうです。
札幌ラーメンの王者「麺屋彩未」を再現した商品今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん」。2018年2月19日にリニューアル発売された商品で、このブログでもリニューアル前の商品を何度かレポしています。「麺屋彩未」は札幌でナンバーワンと言って差し支えないみそラーメンの名店で、連日行列ができる人気店です。もう長いこと札幌ラーメンの王者として君臨しています。有名店「すみれ」出身の店主...
先日セブンで発売された「すみれ」の商品はとてもおいしかった
先週、セブンから2019年8月14日に発売された「すみれ」の今回と同系の商品、「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」を食べましたが、これが非常においしくて、スープ、麺、具それぞれにレベルが高く、特に具のボリュームに圧倒されました。定価税込540円でも十分に納得できる大満足の一杯でした。今回は発売されているコンビニが違いますが、「彩未」もきっとおいしいのだろうと、楽観的に考えています。
セブンの「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」食べてみた!電子レンジ専用の本格ラーメン
このページでは、セブンイレブンのチルド中華麺、「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」を食べてレビューしていきます。「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」はどんな商品?今回は、セブンイレブンの「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」。セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるカップタイプのラーメン。電子レンジで調理するタイプの商品です。札幌のみそラーメンの名店「すみれ」の味を、チルドラーメン...
北海道のローソン限定のロングセラー商品
さて今回の「」は、北海道地区のローソン限定で発売されている商品です。ご覧の多くの方にとっては手に入れられない商品ですが、こんな商品もあるんだとご覧いただければ幸いです。
また、この商品はもう何年も店頭に並び続けているロングセラー商品で、それだけ多くの支持を得ている商品だと思われます。果たしてどんな一杯なのでしょうか。早速食べてみたいと思います。
内容物、価格、購入額など

フタをあけると、麺の上に具が乗っています。チャーシュー、肉そぼろ、もやし、メンマ、ねぎが入っていますが、「すみれ」の具の圧倒されるボリュームに比べるとだいぶ少ない印象です。チャーシューの上に「彩未」の特徴である生姜がのっています。

スープは麺の下にゼラチン状になって入っています。お湯を入れるとゼラチンが溶けてスープになります。麺の下にゼラチン質のスープがある構造は「すみれ」の時と同じ。
今回の商品は、ゼラチン状のスープの上に「食べられるシート」がかかっています。スープがカップの外に漏れたり、麺と接触してスープが吸われてしまうことを防ぐためのものと思われます。最初見た時は、ビニール取らなきゃと思ってしまいました。これもお湯を入れると溶けるそうです。ゼラチンスープの上にも生姜がのっています。
品名 | 麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん |
---|---|
メーカー | ローソン(製造会社は地域により異なる) |
発売日 | 2019年8月14日(水) |
麺種別 | チルド麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税込498円 |
取得価格 | 税込498円(ローソン) |
栄養成分表、原材料
栄養成分 | 麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん -g(めん-g) | (参考) すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン 570g(めん150g) |
---|---|---|
エネルギー | 458kcal | 730kcal |
たん白質 | 22.9g | 30.2g |
脂質 | 12.4g | 38.8g |
炭水化物 | 63.2g | 65.0g |
ナトリウム | 2.5g | 3.0g |

先日食べたセブンの「すみれ」と栄養成分を比較すると、それほど差のない「炭水化物」以外は今回の商品の数値がかなり低いことがわかります。具のボリュームが全然違ったのでその分もあるかと思いますが、おそらくスープも「すみれ」に比べてかなりあっさりしているものと思われます。

調理方法はそのままレンジに入れて温めるだけ。手軽です。家庭用に多い500wのレンジだと5分、コンビニ等に置かれている1500wの業務用のレンジだと1分40秒とのことです。「すみれ」より短い時間で調理可能です。
スープ
とんこつベースのみそ味スープで、生姜を効かせています。

「彩未」の味を再現したみそ味スープ
- 実際の「彩未」に比べてだいぶ弱い味
生姜が入っていましたが、これもスープに溶けてしまうとそれほど存在感がなく、アクセントとして機能できていません。それでも、普通にみそラーメンのスープと考えると悪くありませんが、あの名店「彩未」の再現と考えるとどうしても物足りなく感じられてしまいます。

- 麺の味が溶け出してしまっている
今回、家庭用のレンジで5分間レンジに入れましたが、店頭の高火力のレンジで短い時間温める方が、この状況にはならないのかもしれません。
- 「すみれ」とはかけているコストにだいぶ差がありそう
このスープなら、再現度の高い東洋水産の「彩未」カップ麺の方がずっとおいしいのは間違いないと思います。唯一、肉や野菜を炒めた風味が鼻に抜ける時に「彩未」らしさを感じましたが、それ以外はちょっと厳しいスープでした。
麺

ボリュームはあるがやわらかい食感が気になる麺
- 見た目の再現性は高いが伸びたような食感
こちらも家庭用レンジでの調理ではなく、店頭の高火力レンジで温めるとある程度改善されるのではないかと思います。また、調理環境や製造からの経過時間によっても大きく状況は変わるのではないかと思います。このあたり、カップ麺より考えることが多くて難しいですね。「すみれ」との単純な比較は難しそうです。
- 大盛カップ麺以上にボリュームがありそう
具
チャーシュー、豚そぼろの2種類の肉に、茹でたもやし、ねぎ、メンマといった具が入っています。

価格を考えると物足りない具のボリューム
- 2種類の肉
- もやし、ねぎ、メンマが入っている
- 具がセブンの「すみれ」と最も差を感じた部分
オススメ度(標準は3です)
- 北海道ローソン 「麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん」
北海道のローソン限定で売られている「麺屋彩未監修 レンジ味噌ら~めん」を食べてきました。スープの再現性がそれほど高いとは言えず、麺も伸び気味、そして具のボリュームも物足りなかったです。
ただ、先日食べたセブンの「すみれ」がよくできた商品だったがゆえに、比較上、今回の商品がネガティブ評価になってしまった一面もあると思います。セブン「すみれ」は言ってみれば後出しジャンケンみたいなもので、今回の「彩未」を踏まえて開発された商品という部分もあるのではないかと思います。
今のところセブン「すみれ」に比べてほぼすべての面で見劣りしていることは否めませんが、いずれこちらも後出しされたジャンケンに対策して、セブンに負けないようにリニューアルしてくるのではないかと思います。その時を楽しみにしたいと思います。
先日レビューしたセブンの「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」。これも「すみれ」に負けないくらいよくできたおいしい商品でした。
セブンの「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」を実食!お弁当コーナーに並ぶ商品
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