このページでは、セブンイレブンのチルド中華麺、「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」を食べてレビューしていきます。



「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」はどんな商品?


今回は、セブンイレブンの「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」。セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるカップタイプのラーメンで、お湯入れやレンジ調理等の必要ない、お手軽な商品です。同じくお弁当コーナーに並んでいて先日レビューした「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」がやたらおいしかったので、2匹目のどぜうを狙って食べてみることにしました。

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千葉県松戸市のつけ麺の名店「中華蕎麦 とみ田」


中華蕎麦 とみ田」は、千葉県松戸市にあるつけ麺の名店。つけ麺といえば真っ先に思い浮かぶ名店中の名店なのではないかと思います。全国的に知名度の高いお店ですよね。今回の商品もそのお店の看板メニューであるつけ麺が再現されています。

セブンイレブンでは、「中華蕎麦とみ田」のカップ麺が、リニューアルや新発売を重ねながらかれこれ10年近く店頭に並び続けています。さすがに「すみれ」「一風堂」「山頭火」のカップ麺ほどの歴史の長さはないですが、セブン店頭ではすっかりおなじみとなっています。



セブンで最初に発売された「中華蕎麦とみ田」のカップ麺は、「地域の名店シリーズ 中華蕎麦 とみ田」でした。現在の「銘店紀行」と違って当時はどんぶり型の高額商品でしたが、高額にしっかり見合う完成度の高い一杯でした。

明星食品 「地域の名店シリーズ 中華蕎麦 とみ田」

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今回の商品の直近のライバルになりそうなのが、同じ「とみ田」のつけ麺を再現した冷凍食品、セブンプレミアムゴールドの「中華蕎麦 とみ田 つけめん」だと思われます。冷凍食品なので、レンジ調理(しかも2回必要)且つ自分で器を用意しなければならないので、今回の商品の方が断然お手軽ではあるのですが、つけ麺としての完成度はお店さながらの迫力がありました。

セブンプレミアムゴールドの冷食「中華蕎麦 とみ田 つけめん」食べてみた!

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定価税込550円の元が取れるかどうか


今回の商品は、定価税込550円。他のお弁当も買えるどころか、お店のラーメンまで視野に入ってしまう価格なので、満足するためのハードルはどうしても高くなってしまいます。それでも先日の「すみれ」は価格以上の価値を見出せたので、今回の商品にも期待したいです。果たして元を取れた気分になれるでしょうか。

また、先ほど紹介した「とみ田」の冷凍食品は、定価税込429円。今回の商品より100円以上安いです。あの完成度の高い冷凍食品より高額というのも気になるところです。



内容物、価格、購入額など




商品は、麺容器(左)と、つけだれ用の黒い「ちょこ」(右)が重ねられていました。「ちょこ」の中には別添袋の「スープ」が入っています。「スープ」はかなりの大袋です。



麺容器のフタを開けるとこんな感じ。麺の上に、今回の商品名にも使われている「焼豚」が2枚と、メンマ、ねぎ、ゆず皮が入っています。このチャーシューかなり大きいです。チャーシューの大きさでは冷凍食品の「とみ田」を大きく上回っていそうです。



具と麺の間には、「麺用ほぐし水」なるものが入っていました。水とは言っても「力水」とかみたいに何か入っているんでしょ?と思いましたが、原材料を見ると本当にただの水のようです。これで麺をほぐします。

品名とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺
メーカーセブンイレブン(製造会社は地域により異なる)
発売日不明
麺種別チルド麺
かやく・スープ2袋(スープ・麺用ほぐし水)
定価税込550円
取得価格税込550円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食-g(めん-g)あたり
エネルギー617kcal
たん白質31.7g
脂質11.8g
炭水化物96.1g
ナトリウム2.1g



カロリーは617kcalで、こってり濃厚な「とみ田」の商品としてはそれほど高くないように見えます。冷凍食品の659kcalに比べても低いです。

北海道札幌市で手に入れた今回の商品の製造者は「菊水」。北海道ではチルドラーメンの製造でよく知られている有名メーカーです。それにしても「名称 弁当」って・・・。確かにお弁当コーナーにあるんですけどね。「すみれ」の時は「ゆで中華麺」だったのに、なんでこっちは弁当なのでしょうか。まさかあの太いのは麺じゃないとか・・・そんなわけないか。


調理方法




調理方法はこんな感じ。麺容器と「ちょこ」を外し、ちょこに具を入れ、そこに「スープ」を注ぎ(つけだれ完成)、麺に「麺用ほぐし水」を絡めてほぐす(麺完成)、そして食べ終わった後のつけだれはお湯で割って飲めますよと書いています。

  • 「ちょこ」に具を入れ「スープ」を注ぐ


まずは麺容器の中に入っていた具(チャーシュー2枚、メンマ、ねぎ、ゆず皮)を「ちょこ」に入れます。いやはや、チャーシューかなりずっしりしています。そしてやわらかそう。移す時に崩れないようご注意ください。



そして別添の「スープ」を注ぎます。スープ表面には油脂が浮いていて、魚介粉らしき粒も視認できました。つけ麺のスープなので、これを水で割ったりはしません。間違ってスープに「麺用ほぐし水」を入れないように本当気をつけてください!



  • 麺をほぐす


麺に別添の「麺用ほぐし水」を入れてほぐしていきます。

冷蔵庫に入っているチルド麺を思い浮かべてもらうとわかると思いますが、麺同士が結構ガッツリとくっついてしまっていて、こんな水入れたくらいでほぐれるのかと疑ってかかりましたが、水を入れて軽く箸を入れると、あっさりとほぐれました。なにこれ魔法の水か何かなの?

  • つけ麺完成


これで完成。どうですか皆様!容器はしょうがないですが、それ以外はかなり本格的に見えませんか?カップ麺ではなかなかつけ麺は食べられないので、普段カップ麺を食べている人ほど気分が盛り上がること請け合いです。


スープ


スープは「とみ田の濃厚豚骨魚介の味を再現」し、「柑橘系果汁を加えることで、濃厚でありながらもすっきりとした味わい」とのこと。

とんこつと鶏がベースの濃厚なとんこつしょうゆスープに、魚介の風味を強く効かせ、柑橘の香りがほのかに感じられます。



「とみ田」の味を再現した濃厚豚骨魚介スープ


  • 鶏の甘みが目立つしょうゆ味
とんこつと鶏のベースです。これまで食べてきた「とみ田」の一連の商品に比べてだいぶ鶏、鶏油が強く感じられ、甘みが目立っています。とんこつ成分は鶏に比べる控えめで、鶏の丸さ、甘みがありました。このベースに、しょうゆ味がガツンと効いていて、つけ麺のたれらしく、かなり濃い味に仕上がっています。

ほのかに柑橘系の酸味や風味を感じなくもないですが、商品説明で強調しているほどの存在感はなく、言われなければ気づかない程度に留まっていました。アクセントとして確立するためにはもうちょっと強い法が良かったのではないかと思います。



  • 魚介は「とみ田」としてはおとなしめ
スープに魚介の粉が入っていることが視認でき、さば節、煮干し、かつお節などの魚介の味がしっかり感じ取ることができます。一般的なレベルで言えば、十分に魚介の強いスープだと言えます。ただ、今回は「とみ田」の味を再現したスープなので、「とみ田」としてはちょっと魚介の力強さが物足りないようにも感じられました。「とみ田」ならばもっと強烈な魚介を期待したいところ。

  • 冷凍食品「とみ田」と比べて
セブンプレミアムゴールドの冷凍食品「とみ田」と比較すると、冷凍食品のスープはとんこつの太さと魚介の荒々しさで「とみ田」らしい味に仕上がっていたのに対し、今回の商品は、鶏の丸み、甘みが強い一方で、とんこつや魚介には多少物足りなさがありました。こちらはこちらでとてもおいしいのですが、「とみ田」の再現性、力強さでは冷食の方がだいぶ上だと感じました。



麺は「とみ田オリジナルの小麦粉を使った三層麺」で、「つるみがありしなやかでコシのある仕立て」とのこと。

極太でストレート、角麺形状の麺です。



「とみ田」を再現した極太ストレート麺


  • 「とみ田オリジナルの小麦粉を使った」極太麺
極太でストレート形状の麺です。ちょっと浅黒い色をしていて、「とみ田オリジナルの小麦粉を使った」とのことなので、成分的には本物にかなり近い麺なのではないかと思います。冷食「とみ田」と同じく、小麦ふすまが使われているものと思われます。

  • チルド麺としてはしっかりした食感
チルド麺は、一度火を通した麺を、調理段階でもう一度熱を入れなければいけず、どうしても本格的な食感を維持できないというところが最大の欠点だと思っていますが、今回は調理工程に麺に熱を入れる項目がなく、工場で茹でた状態の麺をそのまま食べることができます。

今回はその調理工程に加え、極太麺という形状的利点も重なり、チルド麺としては強い食感を維持できているのはかなりポイントが高いです。麺らしいしっかりした弾力がありました。チルド麺の、外側も内側も画一的なかたさという難点は今回もあり、冷食「とみ田」の本物さながらの食感に比べると見劣りはしたものの、それでもチルド麺としては十分に本格的と言える食感なのではないかと思います。




具は「冷たくてもしっとりとした食感のチャーシューを盛り付け」たとのこと。

大きなチャーシュー2枚に加え、メンマ、ねぎ、ゆず皮が入っています。



大きなチャーシュー2枚の圧倒的ボリューム感!


  • ボリュームがすごい
大きなチャーシュー2枚に、メンマ、そしてねぎがたくさん入っていてボリューム豊かです。先日食べた「すみれ」の具もすごかったですが、今回はチャーシューがとにかくボリューミー。

このボリュームは残念ながらカップ麺では到底できないものなので、カップ麺ブロガーとしてはただただ嫉妬するしかありません。もちろん、価格を考えるとこれくらいやってくれないととは思いますが、それでもすごいのは間違いありません。

  • チャーシューがやわらかい
この大きなチャーシュー2枚、多少薄めではありますが、肉感がしっかりしている上、とてもやわらかくておいしいです。ボリュームと味をしっかり両立しています。単に肉の味という点では冷食「とみ田」の方がおいしかった気もしますが、今回はそれより大きい上に2枚も入っていて存在感は圧倒的。

冷食はチャーシューしか入っていなかったのに対し、今回はメンマやねぎまで入っていることを考えると、具は今回の商品の方が良いと言えるでしょう。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンイレブン 「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
お弁当コーナーに並んでいるチルド麺の「とみ田」でしたが、定価税込550円という高額設定ではあっても、その価値は十分にある商品です。大きなチャーシュー2枚を始めとする圧倒的な具のボリューム感に加え、お店の再現性はそれほど高くないものの甘みを感じる濃厚スープ、そしてチルド麺としてはしっかりした食感の太麺を合わせ、かなりレベルの高い一杯でした。

先日食べた冷食「とみ田」と比較してしまうと、スープや麺では冷食のデキには及ばなかったものの、具のボリューム感や、レンジやお湯を使わないお手軽調理では今回の商品に利があり、これで価格差が120円くらいなら(今回の方が高い)、こちらを選ぶ選択肢も大いにありだと思います。



余ったスープがもったいなかったので、やっぱりごはんを入れてしまいました。軽くお湯で割っています。

セブン店頭に並んでいる「とみ田」カップ麺の現行商品。2019年3月発売の「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」。タテ型ながらノンフライ麺を使用し、スープの味も本格的な完成度の高いカップ麺です。

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