
このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「かきたまたくさん 完熟トマト仕立て酸辣湯麺」を食べてレビューしていきます。
「かきたまたくさん 完熟トマト仕立て酸辣湯麺」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「かきたまたくさん 完熟トマト仕立て酸辣湯麺」。製造はサンヨー食品が担当。酸味が特徴の酸辣湯に完熟トマトを組み合わせた面白い商品の登場です。

セブンプレミアムの「酸辣湯麺」
人気の「酸辣湯」に、リコピン豊富な完熟トマトを組み合わせた、健康志向且つ美容を意識した商品です。パッケージデザインに鮮烈な赤を用い、セブン店頭でとても目立っていました。トマトの赤とかきたまの黄色でインスタ映えもしそうで、女性に向けた商品だと思わます。
セブンプレミアムの現行商品では、「全粒粉入り麺を使用した酸辣湯麺」(今回と同じサンヨー食品製)という商品がすでにありますが、こちらはスーパー系店舗限定の安価商品。また、トマト系のカップ麺は「トマトのうま味のチリトマト味ヌードル」(エースコック製)が出ていますが、こちらもスーパー系限定の安価商品となっています。どちらも赤いパッケージが特徴で今回の商品と被るので、買い間違いには注意が必要かと思います。
セブン店頭に並ぶセブンプレミアムの酸辣湯麺としては、以前「スープが決め手の酸辣湯麺」という商品が出ていました。現在は販売が終了しているようです。こちらは明星食品が製造を担当しており、同社の袋麺の名作「中華三昧 赤坂榮林」で培った酸辣湯麺のスープ作りのノウハウはダテではなく、非常に完成度の高い一杯でした。
どうもオサーンです。今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「スープが決め手の酸辣湯麺」。製造は明星食品です。安くておいしいと定評のあるセブンプレミアムのタテ型商品に、酸辣湯麺が仲間入りしました。このシリーズ、パッケージは無骨というか、あまり洗練された感じではないのに、味はよく練られているんですよね。今回も要注目です。商品概要品名:スープが決め手の酸辣湯麺メーカー:セブンプレミアム(明...
トマトの酸味と酸辣湯は親和性が高そう
もともと酸味の強い酸辣湯に、酸味のあるトマトの組み合わせはとても親和性が高そうで、大きな期待が持てそうですよね。ただのトマトではなく、「完熟トマト」で甘みがあるところも大きな強調点なのかなと思います。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は「調味油」の1袋。カップには予め、キューブ状のトマト加工品、たくさんのかきたま、ねぎなどが入っています。
品名 | かきたまたくさん 完熟トマト仕立て酸辣湯麺 |
---|---|
メーカー | セブンプレミアム(製造はサンヨー食品) |
発売日 | 2019年8月26日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(調味油) |
定価 | 税込138円 |
取得価格 | 税込138円(セブンイレブン) |
栄養成分表、原材料
1食74g(めん50g)あたり
エネルギー | 328kcal |
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たん白質 | 6.8g |
脂質 | 14.8g |
炭水化物 | 43.4g |
∟糖質 | ∟40.5g |
∟食物繊維 | ∟2.9g |
食塩相当量 | 3.8g |
∟めん・かやく | ∟1.5g |
∟スープ | ∟2.3g |
ビタミンB1 | 0.48mg |
ビタミンB2 | 0.72mg |
カルシウム | 187mg |

健康志向商品らしくカロリー控えめ、塩分量も少ないですが、麺も50gで少ないです。食物繊維が多めに含まれています。
スープ
チキンベースのしょうゆ味にお酢や唐辛子、胡椒を効かせた酸辣湯スープで、酢とは別にトマトの酸味や甘味が加えれています。

トマトとお酢のダブルで酸味を効かせた酸辣湯スープ
- 最低限の刺激のとどまる酸辣湯
別添の「調味油」にはラー油も入っていますが、それでも辛さはせいぜいピリ辛程度。最低限の刺激はあるものの、酸辣湯スープはトマトを立てているような弱めの味わいとなっていました。

- トマトパウダーで爽やかな酸味
トマトと酸辣湯は合うだろうとは思っていましたが、想像を超えるマッチングですね。フレッシュで新鮮で活き活きとした酸辣湯です。全部同じ意味ですが。
ベースの部分を、酸味も辛味もそれほど強くないと書きましたが、酸味については、お酢とトマトパウダーによって、他の酸辣湯スープに負けないくらいの酸味になっていまいた。トマトの効果か、通常の酸辣湯に比べてすっきりしていて食べやすかったです。後味の甘みがトマトならではです。
麺
湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。ややソフトな食感となっています。

中細でややソフトな油揚げ麺
中細で緩やかに縮れのついた油揚げ麺です。細め且つややソフトな食感の麺で、弾力よりも歯切れの良さを感じる麺となっています。サンヨー食品のタテ型でよく見かけるタイプの汎用麺かと思いますが、強く主張しないことでスープのトマトの味をしっかり引き立てており、スープの中でなじんでいます。油揚げ麺ながら小麦由来の甘みも感じられました。
定価税込138円の安価商品なので文句は言い難いですが、麺量が50gでちょっと少ないです。この商品に限らず、サンヨー食品のカップ麺は麺量50gのものがままあり、食べ応えも他の商品に比べてちょっと物足りなく感じられてしまします。
私にとっては、麺量60gと70gの違いよりも、50gと60gの違いの方が食べ応えに大きく影響すると感じられ、たぶん50gでは私の満腹中枢を刺激しないんだと思います。咀嚼を増やしたりゆっくり食べたりする必要があります。そこ含めて健康志向ということかもしれませんね。
具
商品名に入っているトマトダイスとかきたまをメインに、他に椎茸やねぎが入っています。

トマトダイス、かきたまメインの具の構成
- トマトの赤とかきたまの黄色で色鮮やか
- トマトダイスは不思議な甘さがある
他には、酸辣湯らしい具と言える椎茸やネギが入っていて、特に椎茸は大きめのものが入っていて食べ応えがありました。
オススメ度(標準は3です)
- セブンプレミアム 「かきたまたくさん 完熟トマト仕立て酸辣湯麺」
セブンプレミアムの、トマトを使った酸辣湯麺を食べてきました。トマトならではの爽やかな酸味と甘みが、通常の酸辣湯とは異なる味を作り出していておいしかったです。トマトの酸味だけではなく、完熟トマトの甘みを感じるところが大きなポイントだと思います。また、かきたまやトマトダイスもたくさん入っていて具だくさんで、麺量が少ないことを差し引いても、税込138円ならお得感のある一杯でした。色味が鮮やかで見た目にもおいしかったです。
このブログで初めて食べたカップ麺の酸辣湯麺はこちら。2008年発売の「凄麺 酸辣湯麺(スーラータンメン)」。この商品、昨年のリニューアル時に10周年を迎えたロングセラー商品で、おそらく酸辣湯麺では最長なのではないでしょうか。現在は「サンラータンメン」と呼ぶのが一般的ですが、ヤマダイは当時から一貫して「スーラータンメン」となっています。私、第2外国語ドイツ語だったので中国語のことわからず、どっちが正しいとかよくわからないアルヨー(初期のラーメンマンこんな感じだったはず)。ドイツ語だって負けず劣らずキレイサッパリ忘れてますけどね。イッヒリーベディッヒ!アイネクライネナハトムジーク!(終)
人気の酸辣湯関連商品 定価220円(税別)赤いスープととき玉子が見た目に鮮やか今回はヤマダイの「凄麺酸辣湯麺(スーラータンメン)」です。コンビニやスーパーのインスタント麺コーナーを眺めてると、結構いろんなお酢関連商品があるんですよね。春雨とかスープとか。酸辣湯を含め、酸っぱいのがちょっとした流行のようですね。さて食べた感想なんですが、私が思っていたのは酸味と甘味のあるスープだったのですが、...
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