「牛角監修 牛カルビ味焼そば」を実食レビュー！牛角がカップ麺とコラボした！

栄養成分表、原材料

1食140g（めん100g）あたり

エネルギー	624kcal
たん白質	12.6g
脂質	29.7g
炭水化物	76.6g
食塩相当量	4.7g
ビタミンB1	0.34mg
ビタミンB2	0.60mg
カルシウム	231mg

ソース

炭火で焼いた牛肉の風味を強く感じる、甘みの強いしょうゆ味のソースで、焼肉のたれの味をつけた牛カルビ肉の味を再現しています。

牛カルビ肉と焼肉のたれを再現したソース

• 炭火焼きの牛カルビ感が強い

炭火で焼いた牛カルビの風味が感じられる、かなり甘い味付けられたしょうゆ味のソースです。炭火焼きの風味がしっかり太く感じられ、焼肉感を高めています。これは誰が食べても焼肉の味なのではないかと思います。栄養成分を見ると牛脂は入っていないようですが、それでも牛カルビ感がとても強く、このソースを味わうとあの脂身の多い牛カルビを食べている感覚になります。

• 焼肉のたれの味

豆板醤や砂糖が入って甘みが強いのも大きな特徴となっています。甘みに加え、ガーリックやごま油、そして粒ごまによって風味がつけられ、焼肉のたれの味が再現されています。あの肉につけてごはんにバウンドさせると、雲の上まで飛んでいきそうなくらい相性の良い、あの焼肉のたれです。

牛カルビの味と合わせて、焼肉のたれに牛カルビをつけた食べているような味のソースに仕上がっていました。

• 焼肉の味を忠実に再現

これまでカップ麺では牛カルビの味のカップ麺が多く発売されていましたが、ここまで忠実に再現されている商品はそう多くないのではないかと思います。焼そばのソースでここまで味を再現できてしまうって、本当すごいですね。日本の産業はよく科学技術の分野で称賛されますが、この再現性もすごい技術力だと思います。

焼肉の味をこれでもかと再現していますが、麺と合わせて食べる焼そばとしては、ちょっと甘すぎるんじゃないかという印象も受けました。もうちょっと甘みを抑えてくれた方が食べやすかったと思いますが、これは個人の好みの範疇と言えるかもしれません。世の中には、お好み焼きのソースを使ったものなど、甘い味の焼そばもたくさんありますからね。

麺

湯戻し時間4分の、太くて縮れのついた油揚げ麺です。麺量は100gでちょっと多めの普通サイズ。

太くて縮れの強い油揚げ麺を使用

縮れのしっかりついた太い油揚げ麺です。がっしりした噛み応えがあり、弾力があります。ただ別段、焼肉店の冷麺の麺のようなゴリゴリ系の食感ではなく、「牛角」や焼肉店らしさを感じる麺ではありませんが、濃いソースに負けない存在感がありました。ソースと麺のバランスがしっかり取れています。

麺量は100gで、UFOややきそば弁当などのノーマルサイズと同じ量。今回、定価税別230円の商品で、他社だとこの価格だと麺量は130gの大盛サイズであることが多いので、ちょっと物足りない印象は受けます。もちろん、今回お店の味を再現した専用ソースの開発にコストがかなり掛かってそうなのでしょうがない部分はあるんでしょうけどね。

具

カップに予め入っていた牛カルビ肉、キャベツ、赤ピーマンに、別添の「かやく」に入っているフライドガーリックの組み合わせです。

牛カルビ肉とフライドガーリックが入っている具

• 牛カルビ肉、キャベツ、赤ピーマン

予めカップに入っていたのは、牛カルビ肉、キャベツ、赤ピーマン。主役の牛カルビ肉はカットが細かいタイプですが、肉感はあり、量もそこそこ入っています。同じサンヨー食品の「塩カルビ味焼そば」とは違う肉で、量も多いです。牛肉の味は具よりもソースで強く感じられます。

他に入っているキャベツや赤ピーマンもまずまずの量入っていて、赤と緑で彩りを添えていました。

• 別添「かやく」の正体はフライドガーリック！

主役の牛カルビ肉が予めカップに入って見える状態だったので、別添の「かやく」には何が入っているんだろうと疑問でしたが、正体はフライドガーリックでした。食べてみると、口に残るガーリックの持続性はないものの、香ばしさがしっかり感じられ、焼肉味のソースを盛り上げていました。比較的食べる時間を選ばない食べやすいガーリックだと思います。

オススメ度（標準は3です）

• サンヨー食品 「牛角監修 牛カルビ味焼そば」

カルビではないですが、最近食べた焼肉の味のカップ麺はこれがおいしかった！2019年7月発売の「マルちゃん でかまる ねぎ塩豚」。「ごはんに良く合うラーメン」がテーマの商品で、メーカーの狙い通りしっかりごはんを投入して食べてしまいました。