
このページでは、セブンイレブンのチルド中華麺、「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」を食べてレビューしていきます。
「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」はどんな商品?
今回は、セブンイレブンの「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」。セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるカップタイプのラーメン。電子レンジで調理するタイプの商品です。札幌のみそラーメンの名店「すみれ」の味を、チルドラーメンで再現した商品となっています。今回はカップ麺のレビューではありません。

セブンのカップ麺でもおなじみ「すみれ」
「すみれ」は、札幌のみそラーメンの名店。札幌ラーメンの代名詞的な存在で、地元の人だけではなく、観光客にも広く愛されるラーメン店です。お店のスープは大量のラードを用いたこってり味で、濃厚スープに生姜や山椒でアクセントを加えています。
セブンプレミアムのカップ麺としても有名で、「日清名店仕込み すみれ 札幌濃厚味噌」は、お店の味を再現したカップ麺の元祖として、長い間店頭に並んでいます。「すみれ」の名前が全国区的に轟いているのは、新横浜の「ラーメン博物館」への出店に加え、このカップ麺の存在も大きかったのではないかと思います。
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定価税込540円に見合う商品かがポイント
さて今回の商品ですが、セブン店頭で定価税込540円で売られています。お弁当などチルド商品の並びではそれほど突飛な価格ではないものの、普段は高くても300円程度のカップ麺を食べ慣れている身としては、この価格はなかなか手を出しにくいものがあります。
カップ麺でも「すみれ」(税込278円)は十分においしいので、この商品に課せられたハードルは相当高いものとなります。果たして価格に見合う商品になっているのか、注目して食べてみたいと思います。
内容物、価格、購入額など

フタをあけた段階で、すでに完成品のように、麺の上に具が並んでいます。ないのはスープだけといったところ。この具のボリュームはカップ麺ではあの「GooTa」ですらちょっとありえないレベルでしょう。チャーシューと挽肉が両方入っているのはすごいですね。

ではスープはどこにあるのかというと、麺の下にゼラチン質のものが沈んでいます。なるほど。これをレンジで温めることによって、液体化するということのようです。最近のこのタイプの商品は他コンビニ含めてこの形ですよね。
品名 | すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン |
---|---|
メーカー | セブンイレブン(製造会社は地域により異なる) |
発売日 | 2019年8月14日(水) |
麺種別 | チルド麺 |
かやく・スープ | 1袋(七味唐辛子) |
定価 | 税込540円 |
取得価格 | 税込540円(セブンイレブン) |
栄養成分表、原材料
1食570g(めん150g)あたり
エネルギー | 730kcal |
---|---|
たん白質 | 30.2g |
脂質 | 38.8g |
炭水化物 | 65.0g |
ナトリウム | 3.0g |

すみれのラーメンと言えば、すごいラードの量と濃厚なスープが特徴なので、それをチルド麺で再現すると1000kcal超えは間違いないと勝手に思っていたのですが、730kcalで案外そうでもなかったです。ただ、ナトリウム3.0gはやはり多めと言え、食塩相当量に直すと7.62gとなります。健康のことを考えるなら、できればスープは飲み切らないほうが無難かなと思います。
私は北海道札幌市のセブンで購入しましたが、この地域の商品の製造を担当しているのは「菊水」というメーカー。北海道では知らない人はいない、生ラーメンやチルド麺を製造する会社です。

調理方法は至って簡単で、そのままレンジに突っ込むだけ。家庭用に多い500wのレンジだと6分30秒、コンビニ等に置かれている1500wの業務用のレンジだと2分10秒とのことです。
スープ
スープは「赤味噌と白味噌を混ぜ合わせた濃厚で味わい深いスープ」とのこと。
スープ表面に大量のラードを浮かせた、濃厚なみそ味のスープです。色合いがお店のスープをよく再現できています。七味唐辛子が別添されています。

ラードの層がしっかりある「すみれ」の再現性が高いみそ味スープ
- スープの見た目が「すみれ」を忠実に再現

- スープ表面を覆うラードの層
- 再現性の高い部分と低い分がある
反面、みその押し出しや濃厚感、さらにはアクセントとしての生姜や山椒の効かせ方が弱く、このあたりはカップ麺に劣っている点のように感じました。私なんかは、実際のすみれのスープを飲むと、濃すぎるとか重すぎると感じてしまいますが、今回のスープはお店ほどみその押し出しがないので、濃いものが苦手な人にとっては食べやすい味と言えるかもしれませんね。
麺
麺は「コシのある黄色中太ちぢれ麺」とのこと。
黄色みが強くて縮れのしっかりついた、中太の麺です。麺量もたっぷり。

見た目の再現性が高く、ボリュームのある麺
- 見た目の再現性は高いがコシが弱い
ただ、今回は自宅のレンジで6分30秒かけて調理しましたが、店頭の業務用レジで2分10秒で短時間調理して食べたなら、おそらくもう少しコシが残ったのではないかと思います。
- ボリュームのある麺量
具
具は「野菜炒め、挽肉炒め、メンマ、チャーシュー、刻みねぎ」とのこと。
お店のラーメンと同じく、チャーシューと挽肉の2種類の肉に加え、もやし炒め、メンマ、ねぎが入り、お店を上回る具のボリューム感があります。

お店を上回る勢いの具のボリューム
- 圧倒的なボリューム感
- チャーシューの肉感豊か
- 挽肉&もやしの炒めた風味
この他にも大きなメンマやねぎが入っており、具の充実ぶりが今回の最大のセールスポイントだと感じました。
オススメ度(標準は3です)
- セブンイレブン 「すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
見た目の色合いや、ラードの層、そして挽肉やもやしを炒めた風味に、「すみれ」の再現性の高さを感じる一杯でした。特に具のボリュームは普段食べているカップ麺では到底無理なレベルで、度肝を抜かれました。正直、定価税込540円なので、★2とかせいぜい★3だろうなと思って食べ始めましたが、まさかここまでおいしいとは。
もちろん、540円という価格設定だと、普通にお店のラーメンを食べることも視野に入ってしまうため、大絶賛でオススメするわけにはいきませんが、それでも、手軽さ、そしてお店の雰囲気はきちんと再現しており、さらにはしっかりしたボリュームもあり、満足できる商品でした。
普段カップ麺ばかり食べている私オサーンの評価なので、物珍しさも評価に加わってしまっているのは間違いありません。あくまでカップ麺マニアが語る魅力だとうことを念頭に置いていただければと思います。
見た目の色合いや、ラードの層、そして挽肉やもやしを炒めた風味に、「すみれ」の再現性の高さを感じる一杯でした。特に具のボリュームは普段食べているカップ麺では到底無理なレベルで、度肝を抜かれました。正直、定価税込540円なので、★2とかせいぜい★3だろうなと思って食べ始めましたが、まさかここまでおいしいとは。
もちろん、540円という価格設定だと、普通にお店のラーメンを食べることも視野に入ってしまうため、大絶賛でオススメするわけにはいきませんが、それでも、手軽さ、そしてお店の雰囲気はきちんと再現しており、さらにはしっかりしたボリュームもあり、満足できる商品でした。
普段カップ麺ばかり食べている私オサーンの評価なので、物珍しさも評価に加わってしまっているのは間違いありません。あくまでカップ麺マニアが語る魅力だとうことを念頭に置いていただければと思います。
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