
このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「おくらたっぷり ねばねばうどん」を食べてレビューしていきます。
「おくらたっぷり ねばねばうどん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「おくらたっぷり ねばねばうどん」。製造は東日本明星が担当。明星食品子会社ですね。2019年7月16日発売の商品です。「おくらたっぷりねばねばうどん」としては2回目、「ねばねばうどん」としては3回目の登場です。

3回目の「ねばねばうどん」
今回の商品は、セブンイレブンなどセブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」の商品です。数あるセブンプレミアムのカップ麺の中でも人気の商品のようで、「おくらたっぷりねばねばうどん」としては2回目、「ねばねばうどん」としては3回目の登場となっています。
「ねばねばうどん」として最初に登場したのは2017年7月で、「おくらとめかぶのねばねばうどん」という商品名で発売されていました。昆布だしのあっさりつゆに具としておくらとめかぶがのり、ヘルシーさと新しさを両立した一杯でした。
おくらとめかぶの健康的な一杯今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「おくらとめかぶのねばねばうどん」。7月24日に発売されたセブンプレミアムの新作です。この商品は取扱がセブンイレブンのみとなります。製造は明星食品。このシリーズのカップ麺は総じてレベルが高く、安価でも実力者揃いです。その中で新たに割り込んで生きていくのはなかなか大変なことと思いますが、おくらとめかぶのねばねばうどん、健康志向の人に受け...
昨年出ていた「おくらとめかぶのねばねばうどん」の後継商品か今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「おくらたっぷりねばねばうどん」。製造は東日本明星(明星食品)。発売日はわからなかったですが、最近発売された商品で間違いないと思います。以前発売されていた「おくらとめかぶのねばねばうどん」の後継商品と思われる、夏商戦向けの一杯です。今回商品名から「めかぶ」が抜け、「おくら」がよりクローズアップされていま...
ねばねばの強化なるか?
過去2回の商品はどちらも非常に素晴らしかったですが、難点をあげるとすれば「ねばねばうどん」という割にはねばねばしていなかったところでしょうか。ここが改善されると、商品としてもう1段ランクアップしそうです。果たして今回、どんな一杯に仕上がっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は入っていません。カップには所狭しとおくらやめかぶが入っています。
品名 | おくらたっぷり ねばねばうどん |
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メーカー | セブンプレミアム(製造は東日本明星) |
発売日 | 2019年7月16日(火) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税込138円 |
取得価格 | 税込138円(セブンイレブン) |
栄養成分表、原材料
1食63g(めん55g)あたり
エネルギー | 270kcal |
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たん白質 | 4.4g |
脂質 | 10.3g |
炭水化物 | 40.8g |
∟糖質 | ∟39.0g |
∟食物繊維 | ∟1.8g |
食塩相当量 | 4.3g |
∟めん・かやく | ∟2.9g |
∟スープ | ∟1.4g |
ビタミンB1 | 0.18mg |
ビタミンB2 | 0.23mg |
カルシウム | 91mg |

昨年2018年に出ていた「おくらたっぷりねばねばうどん」と比べると、栄養成分の数値は僅かな変化に留まっています。それほど大きな違いはなさそう。
スープ
かつおや昆布のだしを効かせた、しょうゆ味ベースのつゆです。強いとろみがついています。

ねばねばが強化されたあっさりつゆ
- ねばねばパワーアップ
おくらや昆布由来のとろみに加え、今回はこんにゃく粉を使用したとのことで、その効果が如実に現れていました。とろみが糸を引き、昨年までの「ねばねばうどん」という割にねばねばしていなかった状況がかなり改善されています。これはインパクトありますね。

- 昆布やかつおを効かせたあっさり味
昨年バージョンでは昆布の旨み、一昨年バージョンでは魚介の旨みが強く感じられたのに対し、今年バージョンはそれらと比べると押しが弱く、だいぶあっさりになってしまった印象を受けました。栄養成分にそれほど変化はなかったんですけどね。今回のつゆもじわじわだしが効いてくるおいしさはあったものの、前回までに比べてちょっと物足りない味のつゆになってしまっていました。
- ねばねばは強化されたが押しが弱くなった
栄養成分にそれほど変化はないので、材料中の旨み部分が減ったというよりは、なにかしらのバランスの変化によって、旨み部分を感じ取り難くなったのではないかと思います。
麺
湯戻し時間4分の、太くて縮れの強い、平打ちの油揚げ麺です。

太くて平打ちの油揚げ麺のうどん
平打ちで縮れの強い、太い油揚げ麺のうどんです。過去2回の「ねばねばうどん」と同じタイプの麺だと思われます。強い縮れがついているのでつゆのりは良いものの、あっさりなつゆに対して太い麺を合わせているので、だいぶ麺が勝ったバランスだと感じました。今回は今までよりつゆの押しが弱いので、今まで以上に麺に傾斜したバランスになっています。
麺が太く、つゆもあっさりしているので、その結果、油揚げ麺臭が結構強く感じられます。いつもなら油揚げ麺臭はスープの味を邪魔するものとしてネガティブなことを言うのですが、私の場合、うどんだとなぜか油揚げ麺臭も旨みとして感じられます。今回も油揚げ麺臭は強かったものの、それほど気になりませんでした。油揚げ麺臭がつゆに厚みを加えています。
具
ねばねば要素の大量のおくらやめかぶ、そしてたまごが入っています。

おくら、めかぶ、たまごの具の構成
- 大量のおくらとめかぶ
ひょっとすると、ねばねば感を高めるために、敢えて小さくしたりカットしたりすることで、表面積を増やしたのかもしれないですが、実際のところはどうなんでしょうかね。
めかぶもおくらほどではないですがしっかり入っていました。めかぶ自体がねばねばしていることに加え、スープのとろみも加わり、なかなかの本格的なめかぶ感が出ていました。おいしいです。
- たまごはそれほど多くない
オススメ度(標準は3です)
- セブンプレミアム 「おくらたっぷり ねばねばうどん」
3年連続の登場となった「ねばねばうどん」の2019年バージョンを食べてきました。これまでは「ねばねばうどん」と言いつつもあまりねばねばしていなかったのが、今年はこんにゃく粉を使用することで大幅に強化されており、大きな進化でした。反面、昆布だしの押しが弱くなったこと、おくらのカットが細かくなってしまったことといった、多少気になる変化もありました。ただ総じて、今年もインパクトの強い一杯でおいしかったです。
このブログで初めて食べたおくらの入ったカップ麺はこちら。2009年10月に発売された「マルちゃん ガンボヌードル by新横浜ラーメン博物館」。ガンボとは、ニューオーリンズのケイジャン料理のひとつで、おくらを使ったスープの意。おくらとインゲンのたくさん入った面白い一杯でした。
東洋水産 「マルちゃん ガンボヌードル by新横浜ラーメン博物館」
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん ガンボヌードル by新横浜ラーメン博物館」。ラーメン博物館監修による商品で、「“ガンボ”とはニューオリンズの郷土料理ケイジャンのひとつでオクラを使ったスープの事」ということだです。ガンボも目新しければ具にオクラを使っているのも斬新ですね。なんでラー博でケイジャンなのかは不明ですが、面白そうな商品です。スープは、「チキン、トマト、オニオンをベースに、スパイ...