このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」。2019年8月19日発売の、「本気盛」シリーズの新商品です。「本気盛」のイメージにピッタリの背脂を使ったこってり味の一杯です。



タテ型ビッグサイズのカップ麺「本気盛」シリーズ


  • 「背脂」を使った「本気盛」シリーズ新商品
本気盛」シリーズは、タテ型ビッグサイズのカップ麺シリーズで、新商品が発売されるたびにコンビニ等多くのお店の店頭に並ぶ人気商品です。濃い味のスープとガッツリ系の具を揃え、どちらかというと若年男性向けの商品といえます。これまでに多くの商品が発売され、濃い味のスープが威力を発揮してきました。

今回はこってり具材の「背脂」に着目し、みそ味のスープと合わせた一杯となっています。「本気盛」シリーズのブランドイメージ通りの商品ですよね。これまでにも「本気盛」シリーズでは「背脂」に着目した商品が発売されており、今回と同じ「背脂みそ」も2017年8月に発売されていました。

東洋水産 「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」

「本気盛」の麺によくあいそうな「背脂みそ」今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」。「本気盛」シリーズの新作です。本気盛の主張の強い(強すぎる)太麺は、かなり濃いスープでようやくバランスが取れる難しい麺ですが、その点では今回の「背脂みそ」という味はまさに本気盛向きな味のように思われます。最近は本気盛シリーズも麺のバリエーションを増やして細めの麺も登場していますが、今回の味だと本...

また「本気盛」シリーズでは、背脂ととんこつスープと合わせた商品も出ており、2018年12月に発売された「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」は、濃厚な背脂ととんこつのバランスが素晴らしく、数ある「本気盛」シリーズ商品の中でも傑作だと感じました。

大量背脂のカップ麺!「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」。2018年12月17日発売の、「マルちゃん 本気盛」シリーズの新商品です。今回はガッツリ系商品の「本気盛」シリーズにピッタリの「背脂」をフィーチャしたカップ麺となっています。「背...



「背脂」+ニンニク+みそ




今回、パッケージには「背脂のコクとニンニクのパンチを加えた濃厚背脂味噌ラーメン!!」と書かれており、「本気盛」シリーズらしい濃厚でガッツリ系の一杯が期待できそうです。前回出ていた「背脂みそ」からどのような変化があるのかを含め、非常に楽しみです。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。

内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップには大量のスープ粉末に加え、挽肉や背脂加工品などがたっぷり入っています、濃厚スープとガッツリ具が期待できそう。



背脂をクローズアップ。こんな感じの粒状の背脂がたっぷり入っています。

品名マルちゃん 本気盛 背脂みそ
メーカー東洋水産
発売日2019年8月19日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食112g(めん80g)あたり
エネルギー488kcal
∟めん・かやく∟391kcal
∟スープ∟97kcal
たん白質12.4g
脂質20.4g
炭水化物63.8g
食塩相当量6.8g
∟めん・かやく∟3.0g
∟スープ∟3.8g
ビタミンB10.35mg
ビタミンB20.40mg
カルシウム190mg



前回の「本気盛 背脂みそ」と比較して、栄養成分に大きな変化はないようですが、数値に変化はあるため、中身に手が入っているものと思われます。


スープ


スープは「ポークとチキン、野菜の旨味をベースに、にんにく、唐辛子等の香辛料でバランスを調えた、濃厚味噌スープ」とのこと。

豚鶏ベースの強い味のみそ味スープに野菜の甘味を加え、ピリッと唐菓子でアクセントをつけています。



背脂たっぷりの濃厚みそ味スープ


  • 豚鶏ベースのみそ味
豚鶏ベースの強いみそ味のスープです。札幌みそラーメンような強いとんこつベースではなく、鶏豚を混合し、多少やわらかいベースとなっています。ベースはやわらかいですがみそ味は太くて強く、かなり濃厚なみそ味となっています。この濃い味はまさに「本気盛」のイメージ通りの味ですが、それでいて塩辛いと感じるほどではないところがとても良かったです。



  • ガーリックや唐辛子のアクセント
そんなに強くガツンガツンと効いているわけではないですが、ガーリックと唐辛子がアクセントして加えられています。ガーリックは鼻に抜けてくるしっかりした芯があり、みそ味のスープにエッジを立てています。あるとないでは味の強さに大きく影響しそうです。唐辛子はそれほど強いわけではないものの、たまにピリッとくることでアクセントとして機能していました。



  • たっぷりの背脂がこってり感を強く加える
具として入っている背脂加工品ですが、具としてよりもスープとしての役割が大きいように感じました。食べ進めていくうちにスープ表面に浮かんでくるのですが、これが結構な量で、口に入ることでスープに強こってり感、豚脂の香ばしい風味を加えてきます。スープとなじんで同化することに最適化された背脂です。

以前食べた「背脂とんこつ」に比べるとベースのみそ味のスープが強いため、背脂の味はそれほど目立っていはいなかったですが、スープの味に厚みを加え、背脂が「本気盛」らしいこってり味に仕上げています。こってり感だけではなく豚脂特有の甘みも伝え、こってりながらまろやかなスープになるのも特徴的でした。



麺は「スープとの相性がいい、食べ応えのある丸刃で切った麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、太い油揚げ麺です。縮れがしっかりつけられた「本気盛」らしいガッシリ麺です。



「本気盛」らしい太縮れ麺


  • ガッシリ食感の太縮れ麺
太くて縮れの強い油揚げ麺です。メーカーの説明では「丸刃で切った麺」とされていますが、見た感じは角麺に近いように思います。ガッシリした食感が特徴で、「本気盛」でよく見るタイプの麺でした。麺量は80gでいつもの本気盛と同じ量、タテ型ビッグサイズの麺量としても一般的なものとなっています。

  • 濃いスープと好相性
太くて主張の強い麺のため、濃いスープじゃなければバランスが取れないのがこの麺の特性ですが、今回合わせるスープはおあつらえ向きの濃厚こってりスープで、太縮れ麺と抜群の相性でバランスもよく取れています。本気盛らしい麺に本気盛らしいスープの組み合わせと言えるのではないでしょうか。




具は「キャベツ、味付挽肉(大粒)、背脂加工品、ねぎ」とのこと。

たくさん入った挽肉とキャベツに、背脂加工品もたっぷり入っています。



大量の挽肉とキャベツに、味を決定づけるたっぷり背脂


  • たくさん入った挽肉とキャベツ
スープ表面を覆い尽くす勢いで、大粒の挽肉とキャベツがたくさん入っています。具だくさんなことも「本気盛」シリーズの大きな特徴で、今回も期待に応えるボリュームでした。特に大粒の挽肉はかなりの量で、ド迫力な肉感が楽しめます。一枚肉にしないことで、肉の旨みをスープに伝え、こってり感を盛り上げていました。



  • 大量の背脂
どちらかというとスープ要素が強いですが、背脂もたくさん入っています。スープの味にこってり感や甘みを伝えて厚みを加えるのとともに、口に入った時にややベタつく感じが、背脂を食べている気分にさせてくれます。具として存在感を発揮するならもっと粒が大きい方が良いですが、スープとなじんで味に厚みを加えるのに最適化された背脂の大きさだと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
濃厚みそ味スープに大量の背脂をあわせた、「本気盛」のイメージ通りのおいしい一杯でした。背脂がスープとしっかりなじみ、スープに厚みを加えていました。各社から背脂を使った商品が出ていますが、高額商品で使われるレトルト背脂を除けば現状では最強の背脂なのではないかと思います。前作から大きな変化は感じませんでしたが、今回も引き続きおいしい一杯でした。本気盛らしい大満足な商品です。

背脂といえば真っ先に思い浮かぶお店の一つが「なりたけ」。過去に何度かカップ麺化もされており、レトルト背脂をうまく使ったスープが特徴的でした。下のリンクは2017年4月に発売された「なりたけ監修 しょうゆラーメン」。ファミマなどの限定発売でした。

エースコック 「なりたけ監修 しょうゆラーメン」

今回のカップ麺は、エースコックの「なりたけ監修 しょうゆラーメン」。ファミマ&サークルK・サンクス限定で、千葉県津田沼にある背脂チャッチャ系の有名店「こってりラーメン なりたけ」の再現商品です。商品概要品名:なりたけ監修 しょうゆラーメンメーカー:エースコック(ファミリーマート・サークルK・サンクス限定)発売日:2017年4月25日(火)麺種別:ノンフライ麺かやく・スープ:3袋(液体スープ...


 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加