このページでは、東洋水産のカップ焼そば、「マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味」。2019年6月10日発売の、「マルちゃん 焼きそばバゴォーン」シリーズの商品です。東北・信越地区限定発売の商品となっています。今回、たまたま手に入れることができたので、2ヶ月以上の前の商品なので新商品とは言えませんが食べてみたいと思います。


東北・信越限定の「焼きそばバゴォーン」


焼きそばバゴォーン」は、東北・信越地区のみで発売されている東洋水産のカップ焼そばシリーズです。1979年に全国で販売開始され、現在は東北・信越地区のみとなっています。同じく東洋水産のカップ焼そばで。1978年に発売開始された北海道限定商品「やきそば弁当」とは姉妹商品的な関係にあります。



「焼そばバゴォーン」の塩焼そば部門を担う「塩バター風味」


東北信越の定番カップ焼そば「焼きそばバゴォーン」のラインナップに今年2019年6月に加わったのが今回の「塩バター風味」。バターなので東北・信越というよりは北海道っぽいフレーバーな気はしますが、以前ラインナップされていた「焼そばバゴォーン 塩味」を置き換わる形となっています。ちなみに「焼そばバゴォーン」は他に、ノーマルのソース味、「お好みソース味」、「だし醤油味」、「四川風麻婆味」がラインナップされています。



「焼そばバゴォーン」は「わかめスープ」付


「焼そばバゴォーン」シリーズには、「わかめスープ」がついています。北海道限定の「やきそば弁当」には麺の戻し湯で作る「中華スープ」が付いているのに対し、「焼そばバゴォーン」は戻し湯ではなくお湯で作る「わかめスープ」です。



以前に「俺の塩」「やき弁」「焼そばバゴォーン」を比較していた


2018年10月に、東洋水産の誇るカップ焼そばシリーズ、「俺の塩」、「やきそば弁当」、「焼そばバゴォーン」の「塩焼そば」を比較した記事を書いています。名作と謳われる「俺の塩」が抜けておいしい印象を受けました。今回レビューするのは当時比較に使用した「焼そばバゴォーン 塩味」とは別の商品です。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は、「粉末ソース」、「かやく」。「特製油」、「わかめスープ」の4袋。



先入れの「かやく」を開けた状態。挽肉とキャベツが入っています。具の構成は以前の「焼そばバゴォーン 塩味」と同じです。

品名マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味
メーカー東洋水産
発売日2019年6月10日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ4袋(粉末ソース・かやく・特製油・わかめスープ)
定価税別193円
取得価格税別128円(イオン)

栄養成分表、原材料


1食108g(めん90g)あたり
エネルギー527kcal
たん白質11.7g
脂質27.0g
炭水化物59.2g
食塩相当量4.8g
∟スープ∟1.3g
ビタミンB10.74mg
ビタミンB20.37mg
カルシウム194mg



前バージョンの「焼そばバゴォーン」と比べると、栄養成分にそれほど大きな違いは見られません。


ソース


ソースは「チキンとポークの旨味をベースに、野菜の旨味やごまを加えた、セロリとバターの風味のある塩味のソース」とのこと。

鶏の強いやさしいしお味のソースに、バターの風味を効かせています。



しお味もバター風味もやさしいソース


  • 鶏ベースでやさしいしお味
鶏と豚がベースのしお味ソースです。鶏が強いように感じられ、塩けもまったく刺さらず、やさしくてやわらかい味のソースに仕上がっています。前バージョンの「焼そばバゴォーン 塩味」も鶏ベースのやさしいしお味だったので、大枠では共通している部分の多い味だと感じました。どちらもやさしいしお味です。パセリを効かせているとのことですが、パセリを含めた野菜の旨みを感じ取ることができました。



  • 「粉末ソース」を使用
同じしお味のカップ焼そばでも、「俺の塩」は液体ソースと粉末ソースのダブルで、「やきそば弁当」は液体ソースのみが使われているのに対し、「焼そばバゴォーン」は粉末ソースのみが使われており、麺をほぐす役割は「特製油」が担っています。他の2商品に比べると水分が少ないため、すする時の麺の滑りが他とはちょっと違っています。



  • バター風味もやさしい
今回の大きな変更点である「バター風味」は、別添の「特製油」に付けられています。「塩バター」味となると、強いバターの風味がガンガンくることが多いですが、今回はそれほど強いわけではなく、鶏やしお味のやわらかさを損なわない程度に効いています。しお味だけではなく、バターもやさしい味でした。以前のバージョンではスパイスが効いていたので、今回さらにやわらかい味になった感じがしました。



麺は「なめらかで、弾力のある香味豊かな麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。前バージョンと麺の違いはなさそうです。



ストレートに近い中太油揚げ麺を使用


中細で縮れのしっかりついた油揚げ麺です。中細ではありますが、しお焼きそばでは細めの麺が使われていることが多く、それらと比べると多少太い印象です。食感はややソフトで、やさしい味のソースと合わせる形となっていました。全体的にやわらかいです。

多少の油揚げ麺臭は感じられるものの、やさしいソースと合わせても悪目立ちしているわけではなく、しっかりソースの中でなじんでいます。今回、スパイス感のあるソースからバター風味に変更になりましたが、以前と同じレベルで油揚げ麺臭が抑えられていました。姉妹商品の「やきそば弁当」に比べて油揚げ麺臭が強くないので、あっさり系のソースと合わせやすい印象です。




具は「キャベツ、味付挽肉」とのこと。

挽肉とキャベツの組み合わせで、以前のバージョンと同じ組み合わせとなっています。



挽肉とキャベツの組み合わせ


  • やわらかい食感の挽肉
挽肉とキャベツが入っています。前バージョンの「塩味」と同じ組み合わせです。挽肉は鶏肉が多く含まれているように感じられ、「やき弁」の肉に比べるとやわらかい食感なのが特徴です。量も前バージョンとそれほど違いはなく、100円程度で売られるカップ焼そばとは一線を画す量がしっかり入っていました。

  • キャベツは増量
以前の「塩味」だと、キャベツがちょっと少なく感じられましたが、今回はキャベツも多めに入っています。単なる個体差の可能性もありますが、おそらく増量しているものと思われます。キャベツの甘みがやさしいソースと合わさることで、やわらかさがより強調されていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
東北・信越地区限定「焼そばバゴォーン」の「塩バター風味」を食べてきました。前バージョンの「焼そばバゴォーン 塩味」と同様、鶏の丸みと刺さらないしお味が特徴のやさしいソースでしたが、やわらかくバターの風味を効かせ、前作とは明らかに違う味に仕上がっていました。「俺の塩」「やき弁旨塩」と差別化できているのも良かったです。

東洋水産のカップ焼そば、「昔ながらのソース焼そば」、「やき弁」、「焼そばバゴォーン」のソース味についても比較を行っています。

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東洋水産の「やきそば弁当」「焼そばバゴォーン」「昔ながらのソース焼そば」を食べ比べ今回は、東洋水産が誇るカップ焼そば3種を食べ比べます。3種というのは、北海道限定の「マルちゃん やきそば弁当」、東北・信越地区限定の「マルちゃん 焼そばバゴォーン」、そして全国発売の「マルちゃん 昔ながらのソース焼そば」です。3種ともに普通サイズのカップ焼そばで、定価税別180円。また、同じようなCMが放映されており、いわば...


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