
このページでは、日清食品のカップ麺、「All-in NOODLES 卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」を食べてレビューしていきます。
「All-in NOODLES 卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、日清食品の「All-in NOODLES 卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」。2019年8月19日発売の、「All-in NOODLES」シリーズの新商品です。完全栄養食として発売された「All-in PASTA」に続く、「All-in」の第2弾商品です。今回3種類のフレーバーが発売された「All-in NOODLES」のうち、まずは「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」を食べていきます。発売日まではまだちょっと先ですが、しっかり食べていきたいと思います。

「All-in PASTA」に続く第2弾「All-in NOODLES」
「All-in NOODLES」は、「All-in PASTA」に続く、1食で必要なすべての栄養素が摂取できる「All-in」の第2弾商品です。2019年3月に発売された「All-in PASTA」は、日清食品グループオンラインストアとLOHACOで限定発売され、品薄でなかなか手に入らない状況が続きました。
今回はその状況を踏まえてか、8月6日の日清オンラインストアで予約受付開始以来、現在も予約可能な状態になっています。「All-in PASTA」の時ほど手に入れ難い状況にはならないものと思われます。今回も日清食品オンラインストアとLOHACOのみで限定販売されます。
日清食品グループ オンラインストア「All-in NOODLES」販売ページ
https://www.allinseries.jp/noodles/
「All-in_PASTA」は全部で3種類発売されていました。3つの味を食べてレビューしましたが、中では「ボロネーゼ」がいちばん無難な味という印象を受けました。
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本格的な味が期待できそうな「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」

「All-in NOODLES」は、「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」、「パクチー香るトムヤムまぜそば」、「ごま香る濃厚担々まぜそば」の全部で3種類のフレーバーが発売されます。どれもかなり魅力的なフレーバーに映りますが、まずは「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」から食べていきます。

1食に必要なすべてのビタミンミネラルが含まれ、糖質を40%カットし、カップ麺としては少ない食塩相当量3.0gしか入っておらず、さらにはたんぱく質が豊富とのことで、従来のカップ麺で抱く、栄養がない、体に悪いというイメージを根底から覆す商品となっています。
これで1食600円(麺単体だと400円)というカップ麺離れした価格じゃなければ最高なのですが、さすがに望みすぎでしょうか。「All-in PASTA」の時と同じく、おいそれとは手を出し難い価格設定となっています。
内容物、価格、購入額など

汁なし麺の「油そば」なので湯切りタイプですが、湯切り用のツメがついています。最近ではすっかり珍しくなったクラシックスタイルですが、透明フタについているツメはなぜか古さを感じません。敢えてツメにしてますよ的な、ちょっとオシャレ感漂わせているまであります。

別添袋は「液体だれ」、「かやく」、「卵黄だれ」の3袋。単体で定価税別400円で売られる袋入りの麺も同梱されています。

袋の麺をカップに開けた状態。麺単体で「完全栄養食」だった「All-in PASTA」の時と同様、ちょっと緑がかった麺です。袋には「ほぐしオイル」が入っています。

先入れの「かやく」を開けた状態。チップ状のチャーシューとネギが入っています。
品名 | All-in NOODLES 卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2019年8月19日(月)(日清食品グループオンラインストアとLOHACOで販売) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 3袋(液体だれ・かやく・卵黄だれ)+1袋(ほぐしオイル) |
定価 | 税別600円 |
取得価格 | - |
栄養成分表
1食129g(めん80g)あたり

いつものカップ麺の栄養成分より成分の項目が格段に多くて圧巻。これは1食に必要な栄養価だと考えると、普段食べているカップ麺はやっぱり栄養が偏っている&少ないという状況が浮かび上がってきてしまいます。もちろん、カップ麺に限った話ではないんですけどね。一般的なカップ麺で表示されている「ビタミンB1」「ビタミンB2」「カルシウム」なども高めの数値となっています。

原材料を見ても、いつものカップ麺ではお目にかからないものが並んでいます。
たれ
豚脂を効かせたしょうゆ味にピリ辛のラー油とお酢を加えた油そばだれで、別添の「卵黄だれ」を加えてまろやかに仕上げています。

ごま油の香るしょうゆ味に卵黄ソースを加えた油そばだれ
- 濃いしょうゆと豚脂で本格感のある油そばの味
- ラー油のピリ辛とごま油の香ばしさが味の中核

- 「卵黄だれ」でまろやかに

麺と絡めて熱が加わることで、白っぽく変色します。卵黄ソースの楽しい部分ですよね。
- 食塩相当量は少ないが塩辛さが気になる
この商品単体で栄養価がしっかり取れるよう考えられているので非常にやりづらいですが、卵黄を自分でもう1個加えるとか、ごはん片手に食べるとかすると、この塩辛さは和らげられるのではないかと思います。塩辛いこと以外はかなりデキの良いたれなので、なんとか塩辛さを逃しておいしく食べたいところです。
麺
湯戻し時間6分の、1食分の栄養価が練り込まれたノンフライ麺です。単に栄養価が高いだけでなく、糖質が抑えられているのも特徴です。

高栄養価と低糖質のノンフライ麺
麺単体で定価税別400円で販売される商品。中細でストレートに近いノンフライ麺です。「栄養ホールドプレス製法」によって、栄養成分を麺内部に閉じ込めています。「All-in PASTA」の麺と食感はよく似ている印象ですが、ひとまわり細くなっているように見えます。湯戻し6分という長い時間が設定されているものの、それでもかたい食感がしっかり残っています。鍋で湯戻しする場合は4分とのことです。
今回、合わせるたれがかなり濃い味なのであまり目立ちませんが、ミネラル分を多く含むことが影響してか、やや苦味が感じられます。また、他の商品のノンフライ麺ほど甘みが感じられず、麺の甘みがたれの味に厚みを加わえるような効果はありませんでした。
たれのところでも書きましたが、麺に甘みやないことや苦味が感じられることが、たれの塩辛さを増幅させてしまっており、食塩相当量3.0gという少ない塩分量ながら少し塩辛く感じられてしまいました。たれの量を減らすという手もありますが、そうすると塩けだけではなく他の旨みまで減ってしまうので難しいように思います。気にならない人は気にならないとは思いますが、卵黄を足すなりごはんを片手に食べるなどの対策を講じるとおいしく食べられそうです。
具
チャーシューチップとネギが入っています。量はそれなりに入っていますが、特に栄養価での強みはなさそうな、他のカップ麺でもよく見る具です。

チーズキューブ、たまごなどの具の組み合わせ
- チャーシューチップ
- カットの大きいネギ
まとめ
- 日清食品 「All-in NOODLES 卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」
定価税別600円の商品で、麺単体だと400円で販売されるため、他のたれや具は差し引き200円という計算。たれのクオリティは申し分ないですが、具は200円のものとしては物足りない印象を受けます。おそらくコストのうち豪華なパッケージに割かれている割合が大きいのでしょう。現状だと、高付加価値商品として売り出しているため、豪華な包装も致し方ない部分ではありますが、いつか他のカップ麺レベルに簡単な包装で、当たり前に店頭で並ぶようになった時には、もっと手に入れられやすい価格になったり、同じ価格でも具が豪華になったりするのではないかと思います。
この商品がどこでも普通に手に入れられるようになると、栄養価にネガティブなイメージのあるカップ麺やインスタント麺のイメージが大きく変わりそうですよね。カップ麺は健康食品と思われる時代ももうそんな遠くないのかもしれませんね。