このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」を食べてレビューしていきます。



「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」。2019年8月5日発売の、「明星中華三昧」シリーズの新商品です。横浜中華街にある、中華料理、四川料理の名店「重慶飯店」監修による「麻婆豆腐」の味をカップ麺にアレンジした商品です。



横浜中華街「重慶飯店」の「麻婆豆腐」をカップ麺にアレンジ


横浜中華街にある四川料理の名店中の名店、「重慶飯店」の「麻婆豆腐」をカップ麺にアレンジした商品です。「重慶飯店」といえばグルメに詳しくない人でも知っている有名店ですが、そのお店の中でも「麻婆豆腐」は特に有名で、花山椒を使ってピリリと仕上げた麻婆豆腐は、テレビや雑誌などでも取り上げられることの多い必食のメニューとなっています。



麻辣味に加えて豆腐も入っている


今回のカップ麺は、その「麻婆豆腐」をカップ麺にアレンジした一杯ということで、当然ながら豆腐がたくさん入っています。単に辛いとかシビレるとかいうだけではなく、豆腐が入っているのも大きな売りとなっています。



「重慶飯店」の「麻婆麺」は以前にもカップ麺化されています。2018年12月に発売された「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」は、麻辣を効かせたスープに豆腐がたっぷり入った一杯でした。今回はこの商品を叩き台に、花椒のシビレを強化しているとのことです。

大盛になってパワーアップ!!「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」

このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」を食べてレビューしていきます。「中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」。2018年12月31日発売の、「明星中華三昧」シリーズの新商品です。「赤坂榮林」や「四川飯店」に続く中華三昧の誇る中華三連星のひとつ、「重慶飯店」の味を再現...


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「特製オイル」の1袋。カップには豆腐がたくさん入っていますが、2019年1月に発売されていたものに比べると量が少なそうです。

品名明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺
メーカー明星食品
発売日2019年8月5日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(特製オイル)
定価税別223円
取得価格税込241円(ローソン)

栄養成分表


1食97g(めん70g)あたり
エネルギー380kcal
∟めん・かやく∟313kcal
∟スープ∟67kcal
たん白質10.9g
脂質8.4g
炭水化物65.2g
食塩相当量6.4g
∟めん・かやく∟2.2g
∟スープ∟4.2g
ビタミンB10.31mg
ビタミンB20.36mg
カルシウム163mg



2018年12月発売の「重慶飯店」カップ麺と栄養成分を比べると、それほど大きな違いはないものの、全体的に栄養価が多少増しています。食塩相当量は同じですが、「めん・かやく」が減った分、「スープ」が増えています。花椒増しの今回のリニューアルと関係があるのでしょうか。


スープ


スープは「ポークエキスに味噌、香味野菜 (ガーリック、ジンジャー) を加えたとろみのあるスープに、唐辛子の辛味と花椒のしびれを効かせた麻婆味」で、「別添オイルの華やかな花椒の香りを前回品より強くして、さらにお店の麻婆豆腐の味わいに近づけ」たとのこと

ポークベースのみそ味に唐辛子や花椒を加えて麻婆豆腐をイメージしたスープに、別添の「特製オイル」で花椒をさらに加えています。



花椒が増した「麻婆豆腐」をイメージしたスープ


  • ポークベースのみそ味であまり麻婆豆腐らしさはない
ポークベースのみそ味スープです。麻婆豆腐というと、私はあんかけ状にとろっとしていて、辛さの中でちょっと甘い味がするのを想像するのですが、今回のスープは多少とろみはあるもののゴリゴリの麻婆豆腐的なとろみはなく、また、甘みもなくキリッとした味になっています。スパイス感があり、本格的な味だと感じられる一方で、あんまり麻婆豆腐っぽくはないなとも思います。

  • スープ単体では辛味はほどほど、花椒はシビレより香り重視
「特製オイル」を入れない状態でも、麻婆豆腐を再現ている商品らしく、唐辛子の辛味、花椒のシビレがあります。本格四川料理の麻婆豆腐だとかなり辛いのではないかと思って食べると、案外辛くないと肩透かしを食うかもしれません。ピリ辛以上ではありますが、大辛激辛レベルではありません。花椒の存在感もしっかりありますが、シビレよりも香りに重点が置かれている印象でした。



  • 別添の「特製オイル」でシビレが増す
別添の「特製オイル」には、花椒などの入ったオイルが入っています。昨年発売のものに入っていたオイルに比べて、色が赤いです。このオイルの花椒成分が強くなったことが今回の大きな変更点とのことですが、確かに花椒の香りとシビレが昨年より強く感じられました。より本格感が増しましたが、メーカーサイトで説明されている「より麻婆豆腐らしい味わいに近づけ」たというのはちょっと微妙で、より「麻辣麺」らしくはなったように思います。



  • 刺激は足りないが花椒の香りに本格感
お店の「麻婆豆腐」は結構な辛さとシビレがあるとのことで、それに比べると今回のスープは刺激はそれほどないのではないかと思います。辛さもシビレも辛いものが苦手じゃなければ苦もなく食べられるレベルで、激辛好きの人にとっては物足りないかもしれません。ただ、花椒のシビレではなく香りに本格感があり、カップ麺ながら本格四川料理の雰囲気は楽しめるのではないでしょうか。



麺は「麺の中心がしっかりとしながらも、しなやかでつるみのあるノンフライ麺」で、「最後まで麺の食感を楽しめ」るとのこと。

湯戻し時間4分の、中細でゆるやかに縮れがついた中細ノンフライ麺です。



タテ型カップながらノンフライ麺を使用


油揚げ麺が用いられることの多いタテ型カップ麺ながら、ノンフライ麺が使用されています。ノンフライ袋麺でおなじみの「中華三昧」シリーズらしく、カップ麺でもノンフライ麺は共通の特徴となっています。しっとりしていながらもかための食感に仕上がっており、タテ型ながら本格的な麺を楽しむことができます。

辛味やシビレを効かせたスープに対し、かための食感やノンフライ麺ならではの甘みで存在を主張しており、麺とスープのバランスはよく取れていました。さすがに定評のある袋麺「中華三昧」ほどの本格感はないものの、タテ型カップでこれだけ食感や甘みで楽しめれば十分以上のものがあります。




具は「たっぷりの豆腐に、前回品から50%増量したひき肉とネギを合わせ、見栄えを豪華にし」たとのこと。

たくさん入った豆腐をメインに、挽肉とネギが入っています。



具は豆腐、挽肉、ネギの組み合わせ


  • 豆腐がたくさん入っているが
豆腐は、四角くカットされたものが10個程度入っていました。間口の狭いタテ型カップの中で、これだけ入っていてくれると具だくさんな印象を受けます。「麻婆豆腐」をカップ麺にアレンジした商品の中で、最も麻婆豆腐らしい部分でした。豆腐らしい食感と甘みがあっておいしいです。

もちろん、これだけたくさん入っていると十分満足ではあるのですが、昨年発売されていた「重慶飯店」カップ麺には同じくらいの大きさの豆腐がもう数個多く入っていたので、今回の再発売でややボリュームダウンしていました。

  • 50%増量した挽肉
前回発売時に比べて今回は挽肉が50%増量したとのことですが、昨年入っていた挽肉がそもそもかなり少なかったため、50%増量したところでそれほど多くは感じられず、挽肉の量は引き続き貧弱な印象を受けます。また、ネギもかなり少なかったです。豆腐一辺倒な具の組み合わせでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
横浜中華街の四川料理の名店「重慶飯店」の「麻婆豆腐」の味をカップ麺で再現したカップ麺を食べてきました。昨年発売されたものより花椒の風味が増した一方で、豆腐の量が減ってしまっていました。花椒の香りが強くなったことで本格感が増し、昨年よりもややパワーアップした印象でした。辛味とシビレがガンガンくる一杯を期待しなければ満足できる商品ではないでしょうか。

「中華三昧 重慶飯店」は今回レビューしたビッグサイズの商品の他に、ノーマルサイズの商品もラインナップされています。2018年9月に、ノーマルサイズの「中華三昧」カップ麺のうち、お店の味を再現した商品、「重慶飯店」、「四川飯店」、「赤坂榮林」の3品の食べ比べをしています。

「中華三昧」タテ型カップ麺3種「重慶飯店」「赤坂榮林」「四川飯店」を食べ比べてみました!

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