このページでは、ファミリーマート限定のカップ麺、寿がきや食品「スパイシー辛辛豚らーめん」を食べてレビューしていきます。



「スパイシー辛辛豚らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ファミリーマート限定で、寿がきや食品の「スパイシー辛辛豚らーめん」。2019年8月6日発売の、「辛辛魚」シリーズの新商品です。昨年夏にも発売されていた「辛辛豚」が今年も戻ってきました!



「井の庄」と「一笑」のコラボカップ麺「辛辛豚」


辛辛豚」は、あの「辛辛魚」でおなじみの「麺処 井の庄」と、井の庄出身の店主のお店「麺処 一笑」のコラボ商品です。昨年に、名作「辛辛魚」の金看板を背負って鳴り物入りで発売された「辛辛豚」でしたが、看板に偽りなく、「辛辛魚」とはまた別の魅力が詰まったカップ麺でした。その「辛辛豚」が今年も登場、これから夏の定番商品化していきそうですね。

昨年2018年8月に発売された「スパイシー辛辛豚らーめん」は、「辛辛魚」譲りの激辛に加え、濃厚なとんこつスープが大きな柱となっており、辛味ととんこつの素晴らしい組み合わせの一杯でした。

あの「辛辛魚」の姉妹商品!!ファミマ限定 「スパイシー辛辛豚らーめん」

あの「辛辛魚」の姉妹商品「辛辛豚」がファミマ限定で登場!!今回のカップ麺は、寿がきや食品の「スパイシー辛辛豚らーめん」。製造は加ト吉水産。2018年8月28日発売の、ファミリーマート、サークルK、サンクス限定の新商品です。寿がきや食品の年に1回のお楽しみ、あのカップ麺のロングセラーにして名作中の名作、「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」の姉妹商品です。あの「辛辛魚」の「麺屋井の庄」と、その「麺屋井の...



今年の「辛辛豚」葉唐辛子量1.8倍!




濃厚なとんこつスープに8種類のスパイスを加えた辛味とシビレのある一杯というところは昨年と共通していますが、今年の一杯はそれに加えて唐辛子量が1.8倍になっているとのこと。「当社比」が何との比較なのかは明示されていませんが、おそらく昨年の「辛辛豚」だろうと推測できます。

昨年の「辛辛豚」も、「辛辛魚」ほどではなかったものの十分に激辛レベルにあったので、唐辛子の量が増えたとなると、どれだけ辛いのか、食べるのがとても楽しみです。パワーアップした「辛辛豚」食べていきたいと思います。


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」、「粉末スープ」、「後入れかやく入粉末スープ」の3袋。3袋全てスープ関連という、スープへの力の入れようが窺えます。



先入れの「粉末スープ」を入れた状態。スープ粉末は真っ白です。麺はやや浅黒く、全粒粉が練り込まれているのがなんとなく視認できます

品名スパイシー辛辛豚らーめん
メーカー寿がきや食品(製造は加ト吉水産、ファミリーマート先行発売)
発売日2019年8月6日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・粉末スープ・後入れかやく入粉末スープ)
定価税込278円
取得価格税込278円(ファミリ-マート)

栄養成分表


1食130g(めん75g)あたり
エネルギー499kcal
∟めん・かやく∟295kcal
∟スープ∟204kcal
たん白質13.3g
脂質21.2g
炭水化物63.8g
食塩相当量5.9g
 ∟めん・かやく∟1.8g
 ∟スープ∟4.1g
カルシウム585mg



昨年バージョンと比べると、麺量は同じですが、栄養成分に変化が見られます。食塩相当量、特に「めん・かやく」が減っていました。


スープ


スープは「8種類のスパイスの辛さと痺れが特徴の、こってり濃厚な豚骨ベースの激辛」スープとのこと。

とんこつベースに鶏のやわらかみを加えたまったり系のスープに、唐辛子や花椒などで刺激を加えた激辛とんこつスープです。



濃厚なとんこつと激辛唐辛子の2本柱のスープ


  • 香ばしくて濃厚なとんこつ
少しとろみのついた、濃厚なとんこつスープです。粉末と液体の両方の別添スープでとんこつを強く効かせており、ややとろみもあります。とんこつに加え、鶏由来の甘みも感じられました。濃厚なとんこつを鶏の甘みが下支えしています。今年の「辛辛豚」スープの引き続き濃厚です。液体スープの中にラー油のようなものが入っていて、別添の「かやく入粉末スープ」を入れなくてもピリ辛以上のレベルにはありました。

とんこつ臭とはちょっと違うのですが、香ばしい風味があり、これは何なんだろうと考えてみましたが、「スガキヤ」のラーメンのスープの風味に似ているように感じました。原材料を見ると、「おからパウダー」や「ポークプロテイン」あたりが、濃厚感や風味の良さにつながっているように思います。「辛辛魚」だと辛味と魚介の2本の柱が大きな特徴ですが、こちら「辛辛豚」は、この濃厚なとんこつスープの風味の良さがひとつの大きな柱になっていると感じました。



  • 辛味とシビレ
別添の「かやく入粉末スープ」には、各種スパイスが入っています。唐辛子量が1.8倍になったとのことですが、昨年より確かに辛くなっていました。ただ、1.8倍を体感できるほど辛くはなっていないように思います。辛味とシビレを効かせているとのことですが、唐辛子量が増えたことによって、昨年よりもいっそう辛味にバランスが傾いており、あまりシビレは感じませんでした。激辛レベルのスープに仕上がっています。ガーリックも強めに効かせており、まったりなとんこつに一本筋を通していました。



  • 激辛に太いとんこつの2本柱
辛味が強いと、たいていは辛味一辺倒のスープになってしまうのですが、「辛辛豚」は強い辛味に加えてとんこつスープが太く感じられるところが大きな美点です。名作と謳われる激辛カップ麺のスープは、強い辛味に加えてもう一つ大きな柱があることが多く、「辛辛魚」ならば魚介、「北極」ならばガーリックといった強みがあります。「辛辛豚」も「辛辛魚」のDNAをしっかり受け継ぎ、辛味とともにとんこつの太さがとても魅力のスープでした。



麺は、湯戻し時間5分の、中太で縮れのついたノンフライ麺です。



「辛辛魚」よりひとまわり太いノンフライ麺


中太で縮れのついた、角麺形状のノンフライ麺です。しっとりした食感は「辛辛魚」など寿がきや食品の他の商品でもよく使われるノンフライ麺(製造は加ト吉水産)と共通の特徴ですが、「辛辛魚」に比べるとひとまわり太い麺が使われています。しっとりもちもちした食感です。

太めの麺なので主張は強めですが、今回はスープにとろみがついていて麺とよく絡むため、麺とスープに一体感があり、バランスもしっかり取れています。やや甘みのあるスープに麺の甘さも加わることで、甘みが増幅されていました。辛味の中で感じられるまったりした甘みもまた、「辛辛豚」の大きな魅力でしょう。




具は、フライドオニオン、フライドガーリック、唐辛子、ローストねぎ、ねぎ、パセリが入っています。



スープの一部のような細かな具


  • 細かい具
いずれの具も「かやく入粉末スープ」の中に入っており、大物の具は入っていません。いずれもスープの一部のような存在感です。昨年バージョンの具も少なかったですが、今年はさらに少なくなっているように見えました。唐辛子が増えた分、具が減った印象です。ローストねぎやフライドガーリックは、見た目こそそれほど存在感はないものの、口に入った時には香ばしい風味がしっかりありました。

  • パセリは見た目も風味も目立っている
パセリの黒い粒がスープにたくさん散りばめられ、具の中で最も目立っています。唐辛子ととんこつが目立つスープの中で、ガーリックとともにアクセントを加えており、スープに厚みを持たせていました。なかなか複雑な味です。


オススメ度(標準は3です)


  • ファミマ限定 「スパイシー辛辛豚らーめん」
★★★★★★★☆☆☆(7)
今年も登場したファミマ限定の「辛辛豚」。唐辛子量が1.8倍になり辛味がアップし、濃厚まったりなとんこつスープと2本柱を形成しています。ガーリックやパセリがアクセントとして良い仕事をしていました。辛味が強くなったこと以外にはあまり変化は感じませんでんしたが、相変わらずの完成度の高い一杯で、辛いのにスープを飲み干してしまいたくなる衝動を抑えきれませんでした。「辛辛魚」、「辛辛魚まぜそば」、そして「辛辛豚」の3兄弟は、いずれもすごくおいしいカップ麺です。

本家「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」。2019年2月に発売された11回目の商品です。

激辛カップ麺の名作が今年も登場!「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」

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