「ペヤング 沖縄ゴーヤMAX やきそば」を実食レビュー！本当にゴーヤがMAXなのか？

栄養成分表

1食115g（めん90g）あたり

エネルギー	532kcal
たん白質	10.1g
脂質	28.4g
炭水化物	59.0g
食塩相当量	3.8g

ソース

チキンやポークを効かせたしお味ベースのソースに、ラー油の辛味を効かせています。

ラー油を効かせたしお焼ソース

• 旨みの厚いしお味

チキンやポークをベースに、魚介の旨みなども効かせたしお味ベースのソースです。基本的にはあっさり系のソースで、特にこれといった核になるような存在はないですが、様々な旨みがバランスよく感じられ、旨み成分自体は結構厚めです。ソース自体にゴーヤの味がついていないように感じました。

私はゴーヤチャンプルーについてまったく詳しくないですが、ゴーヤチャンプルーのイメージとして、もっとかつおだしの味が効いていたり、スパイスがもっと強いイメージがあるのですが、今回のソースは普通にしお味焼そばの味という印象でした。

• ラー油の風味と辛味がほのかに

そんな普通のしお味ソースという印象の中、ラー油の風味と辛味がつけられていることが大きな特徴かと思います。とは言ってもそれほど目立っているわけではなく、ほんのりとごまの香りとピリ辛程度の辛さがある程度なんですが、ソース自体がおとなしい味なので、実際の強さの割に目立っている印象を受けました。

• 地味だが旨みを感じる味

上で紹介した2018年発売の「スーパーカップ 沖縄 大盛りチャンプルー風焼そば」だと、かつおだしにシークワーサーの酸味を効かせ、沖縄県外の人がイメージしやすい沖縄味！的な味に仕上げていましたが、それに比べると今回の味はそういった特徴はなく地味です。

でも、チャンプルーは必ずしもそういった特徴を有しているわけではなく、普通の野菜炒めのような味も多いようなので、今回のような味もありなのではないかと思います。しっかりソースの旨みを感じられる味なのは良かったです。

麺

ペヤングのいつもの中細油揚げ麺

いつものペヤングで使われている中細で縮れついた油揚げ麺です。量も90gで同じです。ペヤングらしいソフトな食感で、チャンプルーといえば思い浮かべる（島）豆腐の代わりを麺がしているようなイメージで食べると、チャンプルーっぽく感じてくるかもしれません。ちょっと無理ありますかね。

今回はソースの味が控えめなので、油揚げ麺臭が多少前に出ている印象を受けました。ノーマルペヤングだと別添スパイスでうまく油揚げ麺臭を消しているのですが、今回はそういう存在はなかったです。ただ、旨みの強いソースのためか、すごく気になるほどではなかったです。

具

ゴーヤチャンプルー感のよく出た具の組み合わせ

• ゴーヤはMAXというほどは入っていない

今回の「ゴーヤMAX」の主役であるゴーヤですが、それなりに入っているものの「ゴーヤMAX」というほどではないように思います。これまでのペヤングで出ていた「わかめMAX」や「パクチーMAX」の徹底ぶりに比べると物足りなさがあります。味は、苦味が強く、とてもゴーヤらしい味わいを感じられますが、一方で、食感はちょっとやわらかくて、水分が多すぎる印象でした。

• 豚肉やたまごも入ってチャンプルー感が強い

ゴーヤの他にも、豚肉やたまごが入っていて、ゴーヤチャンプルー感が出ています。この商品はソースよりも具でチャンプル感を出している印象を受けました。ゴーヤはもっとMAXに入っていてほしかったですが、具全体としては結構ボリュームがあって良かったです。本当、チャンプル感が出ている良い具の構成だと思います。

• 豆腐は入っていない

ゴーヤチャンプルーといえばゴーヤと（島）豆腐というイメージがありますが、今回は残念ながら豆腐は入っていません。以前発売されていた「ぺヤング ゴーヤチャンプルーやきそば」には入っていました。このあたりは「ゴーヤチャンプル」を前面に押し出している商品との違いがあるのかもしれません。豆腐以外は当時より今回の具の方が充実していました。

オススメ度（標準は3です）

• まるか食品 「ペヤング 沖縄ゴーヤMAX やきそば」

ペヤングのおもしろ商品をまとめています。